2024年5月22日経営は【廃棄すること】から考える
今日は久しぶりにTEAM MURATAX(女性社長版)
を開催します。
繁忙期中は開催できていなかったので、
約5ヶ月ぶりとなってしまいました(汗)。
新たなご参加もありますので、
今からどのような会になるのか
すごく楽しみです。
さて、本題です。
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■ここ最近、
【従来自分自身がやっていた
業務をスタッフに手渡す】
ようにしています。
顧問契約の締結から始まり、日々の
やりとりや決算、面談に至るまで考えた際、
【私自身が取り組んでいる業務が
多すぎて、業務全体が回っていない】
というような状態が目立つように
なってきました。
【どうしても自分自身でやってしまう】
という習慣がついてしまっているのですが、
ここを手放さない限りは、
幸せの『わ』を拡げる手が止まってしまい、
【結果として良くない方向に行って
しまうのではないか】
と考えている次第です。
■そこで求人に関しても
力を入れ始めているわけですし、
上述したように自分自身が持っている
業務をスタッフに手渡すようにしています。
またスタッフとともに、業務の効率化を
徹底し、
【幸せの『わ』を拡げるための
仕事はどのようなものか】
ということもまた全員で共有し合い、
【事務所が進むべき方向に進んでいる】
という感覚です。
■どうしても経営者として自分自身の手を
労働的な部分に割いてしまえば、
その分経営に費やせる時間が少なくなる
わけで、そのような状況であれば、
経営の展開は早晩限界を迎える
というところでしょう。
逆に、人の手を借りることを前提に考えれば、
自分以外の人はごまんといるわけで、
その中で理念に共感してくださり、
実際の仕事をしてくださる方に
自分自身が従来担っていた業務を
手渡すことができるとしたならば、
【大きな波及効果を生むことになる】
でしょう。
■大切なのは、
【経営者が経営者としての
時間を適切に確保する】
ということ。
そのことにより、
【経営者が目指すべき未来に
到達するための道が見える】
というものではないでしょうか。
ドラッカーも、
「まず廃棄せよ」
ということを言っています。
時間を確保することは、今の業務を手放す
ことに繋がりますので、
まさにこの『廃棄』なのかなと。
■どうしても経営において『足す要素』を
考えてしまいがちなものですが、
まずは『引くこと』から考える
ということ。
これが経営にとって重要なのではないか
と思う次第です。
ぜひあなたも、
【経営において引くことができる要素がないか】
ということを今一度再考し、
【経営にとって本来的に必要なものを
適切に見い出す】
ことを目指してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営者自らが動いている状況を考えた際、
【経営者でなくてもできる業務】
はないだろうか。
また、ないと考えたとしたら、
それはどうしてだろうか。
・往々にして、経営者であれスタッフであれ、
まだ見ぬ未来のご縁であれ、
【経営者自身が動かなければならない】
ということはごく限定されているように
感じるところ。
・そのように考えた際、適切に経営者としての
時間を確保しないことには、
あっという間に経営の限界点を迎え、
【逆に衰退してしまう方向に経営が
動いてしまう】
というものであろう。
・したがって、適切に経営者としての時間を
確保すべく、
【どのようにすれば自社の目指すべき
理念に経営が近付いていくか】
ということを今一度考え、
【経営の真の未来に進むこと
ができるよう日々動いていきたい】
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。