2024年7月15日【目標から逆算する】法人の売上・利益目標について
昨日今日と家族でプチ旅行に出かけてきました。
久しぶりの長距離(と言うより中距離位?)運転
で、かなり疲れが出ています笑。
運転をするたびに、極力運転をしないように
したいものだなと思う次第。
いつもは妻が運転しているので、
私にとってはかなりのストレスになってしまう
運転を軽々とこなす妻には頭が上がりません。
(もちろん、運転以外でも・・・汗。)
さて、本題です。
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■先日の記事の中で、
役員報酬を決定する際は、
法人と個人の税負担のバランスをまず検討し、
その後はどれだけ個人にお金を移したいか
により検討すると良いといったことを
お話しさせていただきました。
今日もそのことに続けてお話をして
いきたいと思います。
■上述したように、
法人から個人にお金を移す際は、
原則として役員報酬によってのみ
移すことができると考えておいた方が
良いでしょう。
もちろん、役員社宅や出張旅費などの
利用により、お金を移すことができる
こともあるのですが、
原則としては役員報酬になるかな
というところ。
■そして、
個人でどれだけのお金をもらいたいか
ということに関してなのですが、
当然個人においては生活するための財源が
必要というもので、
まずはその『生活費に必要な部分のお金を
確保する』という視点が大切でしょう。
それとともに生活費のほか、
どれだけのお金を貯蓄に回したいのか、
またどれだけのお金を投資に回したいのか
という視点によっても考えることが
重要であると言えそうです。
■そして、その貯蓄や投資に関しては、
将来のライフプランを設計して、
何歳でいくらの財源が必要か
といったことや、
子どもの教育費や余暇に当てるための
旅行などの資金にも
どの程度のお金が必要かということを
考える必要があるでしょう。
結局のところ、そういったゴールを
明確にしないことには、
上述した貯蓄や投資をすべき額が
見えないということになり、そうなると、
法人から個人にどのくらいのお金を
移したら良いかということ自体が
曖昧なものになってしまうものと
考えられます。
■そのようなことから、
まずは広い意味で個人の人生設定をして、
その人生の目的を達成するためには
どの程度のお金をどのタイミングまでに
準備しておけば良いかということを
考えることが重要であると言えそうです。
そのような計画をすることにより初めて、
個人が真に必要なお金と、
そのために法人が個人に支払うべき
役員報酬が明確になるというところで、
そしてその支払うべき役員報酬が
明確になることにより、
目標とする売上と利益が見えてくる
というものではないか、というところ。
■それとともに、経営計画も立てて、
法人としてどこを目指していくのか
ということを考えることも
また重要であると言えます。
結局のところ、法人であれ個人であれ、
将来のゴールを明確にしてそのゴールに
杭を打ち、
そこに近づくためにどうすれば良いか
ということをまず考えることが何よりも
大切であると言えるでしょう。
■当然、そのような観点は
人それぞれであるため、
そういったゴールに対する価値観も
また人それぞれであると言えます。
そのようなことから今回の記事はあくまでも
参考程度ということではあるのですが、
今回書いてきたようなことを参考に
していただいて、
ぜひ個人と法人の将来のゴール設計を
今一度検討してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・役員報酬決定の際は、
法人と個人の税負担のほか、
個人がどれだけのお金をもらいたいか
ということを検討すべきであると言える。
・その額を明確にするためには、
個人においての人生の目標を設定し、
その目標に到達するためには、
いつまでにどの程度のお金を準備
することが必要かと考える必要が
あるだろう。
・それが明確になると、
法人でどれだけの売上や利益を創出すべき
か、ということが明確になるもの。
・そして法人の経営目標も策定し、
そのような形で法人と個人のゴールを
見据えて、
『そのゴールに近づくために
どのような策を講じれば良いか』
ということを経営者として捉えて、
経営の方針を固めていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。