福岡の税理士「村田佑樹税務会計事務所」。会社設立、独立起業、税金、資産運用など税務の事ならお任せください。

村田佑樹税務会計事務所

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

メールでのお問い合わせ

メニューを閉じる

ブログBLOG

トップページ ブログ > 人間関係 > 【離見の見】からネガティブ発信などを考える

2025年5月7日【離見の見】からネガティブ発信などを考える

ここ最近、業務が自分自身のキャパを
超えて増加している状況です。

ご縁をいただくのは大変ありがたい
ことですが、しっかり現状を確認し、

最善の手を打っていかなければならない
と感じています。

さて、そんなことから本日の本題です。

==================

■木を見て森を見ずの状況

冒頭に述べたように、
業務が増えてきている中で陥りがちなのが、

「木を見て森を見ず」の状態です。

ただ目の前の木を切り倒していく
だけではなく、森全体を見て、

どこから木の処理を始めるのか、
またはそもそも木を処理しないべきなのか

を的確に考えなければなりません。

開業当初、私はその視点が欠けており、
ただ目先の仕事をこなしていた感覚です。

しかしそのような視点で仕事をしていては、
経営の成長は望めません。

「木を見て森を見ず」の状況では、
その事態が好転することはないと、

様々な苦い経験を通じて笑、
今では痛感しています。


■経営者としての視点

経営を通じて失敗を重ね、そこから学び、
次第に経営者としての視座が上がってきた
と、恐れ多くも感じています。

まだ未熟ではありますが、
経営者として大切なのは、

世阿弥が言うところの
「自分と相手を俯瞰する視点」
としての【離見の見】であると、

改めて実感しています。


<離見の見-コトバンク>

自分と相手を俯瞰し、その言動や行動が
相手をはじめ、そのまた周囲に
どのように伝わるかを考えることが

経営を進めていくには欠かせません。

この視点は、経営だけでなく、
仕事をするすべての人に共通する
大切なことだと感じています。

目の前の仕事や人間関係を
短絡的に対応していては、

瞬く間に信頼を失うことになります。

6年ほど前に書いたこの記事も、
このような視点に繋がっていますね。

<2019年9月18日山ちゃんから学ぶ、
経営の展望>
https://muratax.com/2019/09/18/1597/


■ネガティブな発信のリスク

そのため、物事を俯瞰し、周りの人にも
「全体を見渡せる人」という評価をされる
ような行動が大切です。

経営もその延長上で順調に進んでいく
ように、私は考えています。

また、ネガティブな発信については
マイナスにしかなりません。

ネガティブな投稿は、不平不満や
変えられない事実に関することが
多いわけですが、

それを発信することは
単なる自己満足に過ぎません。

また、自らにそのようなネガティブな思考を
植えこむことにもなるので、
なおのこと良いことなどないですよね。

そして、周囲は決して良い気持ちには
なりません。

私は、ネガティブな投稿を見かけた場合、
その人と距離を置くようにしています。

ある意味、これは私の中で暗黙知として
ルール化しており、

このお相手が
「ネガティブ発信をされたという印象」は、
一生涯残るような感覚があります。

こうした言動を取る人を見て、
どうしてもその人の行動や考え方に
疑問を持つことになります。

どうしても仕事や私生活が
いっぱいいっぱいになると、
短絡的な行動を取りがちですが、

その際には一呼吸おいて、
自分が発しようとしている言動が
周囲にどのような影響を与えるかを
考え直すことが大切です。

そのようなことから、
経営者として、また一人の人間として、

状況に合わせた言動を心がけ、
物事を俯瞰する視点を持ち続けることが
必要であると言えそうです。

==================

《本日の微粒子企業の心構え》

・経営者として「木を見て森を見ず」の
状況にならないよう、視点を広く持つべし。

・自分の言動や行動が周囲に与える影響を
しっかりと考え、俯瞰した視点で対応する。

・ネガティブ発信はマイナスにしかならない
ことを理解し、建設的な発信を心がけるべし。

————————————–

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

ご相談はお気軽に

創業・助成金・節税対策・個人の資産形成はお任せください!
税務の専門家としての知識と経験を最大限に生かし、御社をサポートいたします。

ページトップ