2025年5月25日常に「白日の下に晒されている」経営者としての自覚
今日は色々と諸事情があり、 2回目となる映画マインクラフト鑑賞へ。 https://wwws.warnerbros.co.jp/minecraft-movie/ 前回マインクラフトを観てから、 娘たちは実際にパソコンでマインクラフトを プレイしており、 そこからまた興味を持ち再度行ってみた というところ。 2回目の映画となると前回のストーリーは わかっているものの、 実際のマインクラフトも知っているという 背景ができていて、 なおかつ再度鑑賞することで 新たな気づきもあり、 なんだか新鮮な気分でした。 さて、本日の問題です。 ================== ■経営者として動いていると、 様々な人との触れ合いがあります。 そして経営者としての顔のほか、 その人それぞれの『別の顔』を持って いることが通常でしょう。 私については、税理士としての顔の他、 父としての顔があります。 税理士として関わる方としては、 同じ税理士同士や税務署、 顧問のお客様の他、スタッフとの 関わりがあります。 また、父としての顔については、 一人の教育者としての顔や、 娘たちが通っているスクールの方々 との関わりがあり、 当然のことながら、 家族との関わりもあるというところ。 ■その他にも細かい様々な顔が あるわけですが、 経営者としてというよりも、 一人の人として大切なのが 【こういった周りの人が関係している 環境にいることを意識する】 ということなんですね。 もっと簡単に言えば 【人はそれぞれ何かしらの看板を 背負っている】 ということです。 税理士として動いている際に、 こういったメルマガやブログを通じた 情報発信をする際には、 当然のことながら、 外部への目に触れることになります。 また、お客様もご覧になっている わけですし、 同業者の税理士関係の方も登録されて いることも把握しています。 またスタッフについても読んでいる (…と信じたい笑)こともありますので、 ただ一つのメルマガやブログについても、 このような様々な方々の目に触れている ということは、 想定しておかなければなりません。 ■また、父親の顔としては、 SNSの発信などを通じて、 その教育に関する価値観を発信すること にもつながるため、 娘たちの通うスクールへの影響や。 その発信により家族にどのような影響が 出るかということを 想定しておかなければならない ということになります。 ■特に情報発信をする際は、 こういった点に気をつけることが 大切であり、 このような際に 過去の記事で書かせていただいたような 【三人称視点で考えること】 が大変重要であるといえます。 <2019年9月14日【三人称】こそ 経営者が持つべき視点> https://muratax.com/2019/09/14/1573/ 私自身、情報発信をする際は、 このことは相当心がけているところで、 特にネガティブな発信は絶対にしない ということを決めています。 これも以前の記事でも書かせていただいた ことですが、 ネガティブ発信は何のプラスにもならず、 自分にとってもそのネガティブを 直接見聞きすることで、 負の感情が出でしまうわけですし、 それをご覧になる方々にとっても 「こんなネガティブ発信をする 人なんだ…」 といったマイナスのイメージを 植え付けてしまうことは必至である と考えておくべきでしょう。 <2024年11月11日【ネガティブ発信の 危険さ】を今一度> https://muratax.com/2024/11/11/8354/ ■これは上述したように、 経営者のみならず、一人の人間として 考えるべきことであり、 サラリーマンの方はサラリーマンの方で その自分の発する言動により、 自分の勤務先にどのような影響が 出るかということ、 そしてそれを見たお客様がどのように 感じるかということは、 的確に見越しておく必要があるというもの。
そのように周りを俯瞰することは 極めて重要ではあるのですが、 『自分は自分である』ということもまた、 念頭に置いておくべきでしょう。 ■結局のところ、 周りの目を気にして予定調和的に 過ごしていたとしても、 その先に何の発展もなく、 場合によっては自分をつぶしてしまう ような発信になっているかも しれません。 最低限、他人に迷惑はかけないこと であるとか、 他人を落として、自分を上にあげよう とすることなど、 倫理観的に問題があることを すべきではないのですが、 (至極当たり前のこと。) 【自分の価値観は大切にすべきである】 と私は考えています。 ■そのように、看板を背負っている ということをまず念頭に置いて、 その状況下において、 どこで見られているかわからない ということはしっかりと 想定しておくべきでしょう。 よく裏と表の顔のような形で、 仕事の場を離れた場において、 例えば出先の店員さんであったり、 配達業者の方であったりといった方 に対して、 高圧的な態度に出るような方を 稀に見かけるのですが、 そういった外部の顔を見た際には、 その人の本質的なものが露呈した 形となり、 そのような状況に出くわすと、 瞬く間に信頼を失ってしまう というものです。 こういった印象は、一生涯記憶に 残るものになります。 それ位負のエネルギーは強い のでしょうね。 ■そのようなことは念頭に置きつつも、 自分の価値観や信念を貫いていくこと もまた、大切であるといえます。 信念や価値観については、 これを一貫して通すことにより、 上述した予定調和的なものになる ことは考えにくく、 場合によっては、信念を貫くばかりに 何かを否定することになるような 発信があるかもしれないものの、 それが正当な信念に基づいた言動 であるとしたら、 逆に信頼につながっていく ということも考えられます。 (もちろん、正当な理由なく人を 傷つけることはNGです。) ■私見かもしれないのですが、 日本人の特性として、 少なからず、周りの目を気にして 周りに合わせていくということが あるような気がしています。 そのような状況に反して、 適切に自己の正義や価値観、 信念を貫いて、一貫して情報発信を していくことは、 逆に信頼が積み重なっていくように 私は感じています。 ■こういったことを大切にしつつ、 商品やサービスの提供者になる ということは、 まず経営のあり方を考えた際に、 大変重要なことではないでしょうか。 ■油断していると、 ただなんとなく経営者として 日々を過ごしてしまいがち なものですが、 上述してきたようなことを 念頭に置いて、 常に程良い緊張感を持ちつつ、 経営者として、昨日よりも一歩前へ、 経営の歩を前向きに進めていきたい ものです。 ================== 《本日の微粒子企業の心構え》 ・経営者として、そして一人の人間として、 何かしらの看板を背負って、 日々を過ごしているということは、 心に留めておきたいところ。 ・そのような看板を背負っている 身であるため、 自分の言動が周りにどのような 影響を及ぼすかということを 的確に考えておくべきであろう。 ・そのような背景から、 どこで見られているかわからない という一定の緊張感を持って、 周りに配慮した言動を取ることが 大切ではあるものの、 自分自身の信念や価値観、正義感を貫いて、 一貫した情報発信をしていくこともまた 極めて重要であると言える。 ・経営者として、 そのような程良い緊張感を持ち、 常に経営の歩を前に進めることを 心がけたいものである。 --------------- 今日も最後までお読みいただき、 ありがとうございました。