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トップページ ブログ > 税務について > お金を使う節税とポイ活は非合理的な感情から?

2025年7月21日お金を使う節税とポイ活は非合理的な感情から?

あっという間に、今日は3連休の最終日。

昨日は子どもたちと夏休みの過ごし方について、家族会議をしました。

それぞれが意見を出し合い、納得のいく形で着地できたかなという感覚です。

全員が納得感を持って進めていくことは、あらゆる場面でとても大切なことですね。

それはそうと、今回は■やこまめな改行をあえてせずに、文章を作っています。

テスト的にこれから取り組んでいきたいと思いますが、「読みやすかった!」逆に、「読みにくくなった!」、「どっちでも大丈夫!」などのご意見があれば、

今後の参考にさせていただきたいので、ぜひお聞かせください!

「やらないことを決める!」
というエッセンシャル思考的な試みになります。


<エッセンシャル思考>

さて、本日の本題です。

==================

私たちが節税の話をする際に、
「お金を使う節税」と「お金を使わない節税」の2種類があるとよくお伝えしています。

<2022年5月23日【お金を使う節税】で注意すべきこと>
https://muratax.com/2022/05/23/5235/

お金を使わない節税には、出張旅費や役員社宅の導入などがありますが、
お金を使う節税は、その名の通り、支出によって税金を減らす方法です。

具体的には、倒産防止共済(経営セーフティ共済)への掛金の支払いにより、
支出した分だけ税金が減るという仕組みですね。

また、30万円未満の備品購入を少額減価償却資産として経費にすることも、この節税に含まれます。

この「お金を使う節税」で重要なのは、

【本当に必要なものだけを買う】

ということです。

税金の支払いは心理的に「損した」と感じやすいため、
無理に支出して節税しようとする経営者心理が働きがちです。

しかし、ここは感情と勘定(経済的合理性)をしっかり切り分ける必要があります。

たとえば、100万円使えば30万円の税金が減る。

一見すると得したように見えますが、
差額の70万円は手元からなくなっていることを忘れてはいけません。

逆に、その100万円を使わなければ税金は30万円かかるものの、70万円は手元に残ります。

つまり、あえて納税を受け入れることによって、節税の究極の目的である、

【手元により多くの現金を残すこと】

という命題が達成できるわけです。

---------------

このような合理的な判断は、

【ポイントを得るための買い物】

にも当てはまります。

よくあるキャンペーンで、

「買い物すればするほどポイント還元率がアップする!」

という仕組みがありますが、

それに釣られて本来必要ないものまで購入してしまうことはないでしょうか。

…得られるポイントの額は、本当にその支出に見合っているのでしょうか?

多くの場合、それは微々たるポイントでしかなく、非合理な買い物になっている可能性があります。

こうした経済合理性を欠いた判断は、
経営においては大きなマイナスになりかねません。

---------------

私たちは経営者として、感情に流されず、
勘定で判断して、冷静で合理的な判断をしていくべきです。

繰り返しになりますが、節税の究極の目的は、 【手元により多くの現金を残すこと】。 <2023年3月12日「税金を納めた方がお金が貯まる」という不都合な真実> https://muratax.com/2023/03/12/6247/ この原点を忘れず、勘定より感情が優先しそうになったときこそ、 「どうすれば最も多くの現金を残せるか」という問いを立てて、冷静に判断していきたいものです。 ================== 《本日の微粒子企業の心構え》 ・納税やポイント獲得の誘惑により、非合理的な支出判断をしてしまうことは、少なからずあるもの。 ・大切なのは、自分の中にその感情があることを理解し、その上で冷静かつ経済的合理性に基づいた判断を下すことである。 ・経営者として、  【手元により多くの現金を残すこと】  という命題を遂行するためにも、感情と勘定を切り分ける視点を常に持ち合わせたいものである。 --------------- 今日も最後までお読みいただき、 ありがとうございました。

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