2020年2月12日もしムカデの足が一本だけなくなったとしたら…ということを考えてみる
【本日の活動】
・確定申告のご説明でご面談3件
・確定申告資料のお預かり
・夜から確定申告業務へ
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■今日は面談が立て続き、
確定申告のご説明を3件ほど
させていただきました。
このご説明の中で
最終的な内容を詰めていきます。
場合によっては
そのままの内容で良いということで
申告させていただきますし、
また場合によっては、
最終的なお話を伺う中で、
このように手を加えた方が
良いのではないか、
という提案をこちらから
させていただくこともあります。
正直言うと、
手を加えるということは、
せっかく仕上がった原稿を
もう一度やり直すということですので、
結構大変なもの。
ただ、
その手を加えるかどうかによって
税額が大きく変わってくることも
ありますので、
やはり積極的に
【お客様の立場に立って】
そのような提案を
していきたいところなのです。
■さて、今日の確定申告でのご説明で、
副業をされている方の確定申告がありました。
副業ですのでもちろん
メインの仕事の給料があります。
メインの仕事はやはりメインの仕事なので、
どうしても一日の時間の大半を
そのメインの職場に使わざるを得ないですね。
そうなると、必然的に
【副業をやっていける範囲】
というものは狭まってしまうもの。
■とは言え、
「このままでは良くないですね。」
というお話を、
少し厳しいかとは思いましたが、
あえてさせていただきました。
というのも、
今やっている仕事が
たまたまサラリーマンであるか、
自営業であるか、
という違いなだけであり、
【サラリーマンだから絶対的に安定している】
などというは
決して言えないことなのです。
■自営業は、
時にその将来性を
よく危惧されるわけでありますが、
これからの時代サラリーマンと言えども
経済の状況によって会社が下向きに進んでいく
ということも、考え得ることでしょう。
■そうなった時に、
「本当にそのままで良いのか。」
という問いを立て続けていなければならない
わけです。
もし、サラリーマンである今の地位が
近い将来なくなってしまうとするならば、
どのような状況になるでしょうか。
その際に武器になるのが
【副業】
であると言えます。
そのように考えると、
副業をするにあたり、
【一社依存】
ではなく、
【複数のルート】
を持って仕事をしていた方がより良い
ということが、わかると思います。
■つまり一社依存にしてしまうと、
その一社が潰れてしまえば、自分も潰れてしまう
ということになるわけですね。
そうではなく、
複数のルートに仕事の領域を広げておけば、
そのうちの一社が潰れたとしても、
【大した痛手は負わない】
と言うことができるわけです。
非常に多くの足を持つムカデが、
その足のうちの1つを失ったとしても、
おそらく、
難なく今後も過ごしていけることでしょう。
■もちろん、
現在の職を持って他の領域にまで
幅を広げて仕事をするということは
なかなか難しいことでしょう。
ただ、できることは他にもあるはず。
空いている時間に
人と会ったり、
空いている時間に
セミナーに行ってみたり、
空いている時間に
本を読んでみたり…
いろいろなことができるものであり、
その少しの行動の積み重ねが、
将来的に圧倒的に有利に働く
ということは少なからずあることです。
■そして短期で結果が出るということは、
また短期で反対にひっくり返る可能性が
極めて高いのです。
そうではなく
上に書いたような、
人と会ったり、
セミナーに行ってみたり、
本を読んでみたり…
こういった
【微差の積み重ね】
が、将来的にゆっくりと花開いていくもの。
■急な成長は、それと同時に
急な下降を伴います。
そのようなことまで視野に入れ、
積極的に少しずつでも、
今いる自分の領域から
一歩踏み出して手を広げてみては
いかがでしょうか。
【将来が安泰】
などということは、変化多きこの時代、
【どなたにおいても決して言えない】
ことですので…