2021年11月14日「個人事業主の方へ」ソンをしないためにも、税務相談は11月末までに
■ここ最近、
個人事業主の方からの
単発のご相談が増え始めてきています。
これは、個人事業主の方にとっては
すごく良い動きではないか
と思っている次第。
というのも、確定申告直前に
税務相談に見られたとしても、
『現金を使って節税する対策』は
12月いっぱいで終わってしまっている
状況ですので、
ごく限られた対策しか
打つことができないんですよね。
そんな中、11月中にある程度の
お話をすることができると、
往々にしてその確定申告の方向性が見え、
【具体的にどのように
現金を使えば良いのか】
または逆に、
【現金を使う必要まではないのか】
ということが明確になってくる
というもの。
■そして注意していただきたいのが、
【ネットや友人の情報で
税務に関するものは、
少なからず誤っていることが多い】
ということ。
よくある例が、
「税務調査でこの経費が通ったよ」
というお話。
よくよく聞いてみると、
実際に税務調査は入っておらず、
『単に税務署に確定申告書を提出した』
というだけで税務調査に通っている
と思い込んでいるような状況が
あるんですね。
税務署の受付に関しては、
税務に精通していない職員さん
(短期のアルバイトの場合も)
というケースが通常ですので、
受付の段階でその申告書が弾かれる
ということは少ないわけです。
逆に万一税務調査に入られてしまうと、
【そういった話題にのぼるような経費は
多少なりとも調査において否認され、
追徴税額を課せられる】
ということが通常かと。
■そして、
この対策を打つことができるのが
『12月いっぱい』なのではありますが、
実際のところで言えば
【12月の初旬には
少なくとも対策を終えていないと、
実際の現金を使用する
12月末までには間に合わない】
ということが通常です。
■というわけで、
もし単発のご依頼などで
確定申告のご相談をされたい
という状況であれば、
なるべく早い段階で
ご相談をしていただくことを
おススメいたします。
…既に多くのお問い合わせをいただいて
おりますので、
こちらのお問い合わせフォームより、
極力早めのご連絡をお願いいたします(低頭)。
https://muratax.com/contact/
ZOOMで全国の対応が可能です(^^)。
(なお、限られた時間で最大のパフォーマンスを
出すべく仕事をしているため、
お電話での受付はしておりません(再低頭)。)
■というわけで、
もし今年度において
利益がある程度上がり、
納税が発生しそうな状態であれば、
極力早い段階で、
(私でなくても良いので、)
税理士に相談されることを
おススメいたします。
【その相談をしなかったばっかりに
数万から数十万円の損をしてしまう】
ということも、
過去の多くの事例からあり得ます。
しっかりと、
『餅は餅屋』の考えで、
特に【お金】に関しては
判断を誤ることなく、
適切なアドバイスを求めるようにするのが
得策ですね(^^)。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・個人事業主の『節税対策・決算対策』
については、
【12月末までの対策が必要であるもの】
と心得ておくべし。
・対策をしようと思っても、
【会計帳簿が仕上がっていないことには
その適切な数字が見えないため、
的確な対策が打てない】
というもの。
したがって、
正確に現状把握をするためにも、
税理士に依頼する際は
【遅くとも11月いっぱい】
までには相談を申し込み、
その適切なアドバイスを
受けたいものである。
・『税』の分野においては、
やはり税理士の意見を聞くことなしに
その自らの処理で税務会計を
進めてしまうと、
とんでもない痛手を負うことが
少なからずあるものと心得ておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。