2021年12月22日イラッとした際にやるべきこととは
■プーッ!プーッ!…
道を歩いていると、
けたたましいクラクションの音が
聞こえることがあります。
それだけではなく、車に乗っている際は、
前の人を攻撃するが如くパッシング
をしている車も見かけるものですよね。
そのような光景を見ると
「何だか残念だな」
と思ってしまいます。
それを見ている私は
嫌な気持ちになるわけですし、
そういった行為をされた方も
当然嫌な気持ちになるでしょう。
そしてその行為をした本人はどうでしょう。
【自らのイライラや怒りを
そのような形でぶつけることにより、
そういった感情が増幅する】
というものではないでしょうか。
そのように考えると、
【上記の三者誰にとっても
何一つプラスとなるものはない】
という気がしますね。
■これは、
交通のみならず、経営の場面においても
言えることではないでしょうか。
経営をしていると、得意先や取引先、
スタッフやその他の周りの人との
関わりが否が応にも出る
というもの。
その中で、
目の前に起こった事象に起因して、
その都度感情を乱されて
怒ったりしているようでは、
【とてもではないけれど、
経営などしてはいられない】
というものです。
その時に考えたいのが、
【ここで怒って何になるのだろうか】
ということ。
上述したように、『怒り』は
何もプラスのものを生まず、
【むしろマイナスの要素が派生していく】
という気がするわけですね。
■そんな中、
少し思い出してほしいのが、
【アンガーマネジメント】
について。
とは言え、私自身は
アンガーマネジメントを
学習したことはないのですが(汗)、
このアンガーマネジメントには
【6秒ルール】
というものがあります。
この『6秒ルール』というのは、
【感情が乱されて
イライラしたり怒ったりした場合、
6秒間じっとすることにより、
その感情がリセットされる】
というものなんですね。
かなりざっくりとですが・・
■どうしても
人間として立ちまわっている以上は、
上述した『目の前に現れる事象』により、
その感情が乱されてしまいがちなものです。
しかしながら、
これは極端な言い方をすれば、
【動物的反応になっているのではないか】
と思ってしまうんですね。
そうではなく、
『理性を持った人間』として
的確な判断をしたいところですし、
経営者としてはそういった
『人間性』も重視される
というものではないでしょうか。
そのように考えると
『目の前の出来事』に
即座に反応するのではなく、
上述したように
【6秒間ゆっくりと
気持ちを落ち着けることにより
その気持ちをリセット】
されてみてはどうでしょう。
■経営をする上では、
「こうなる」と予想したものと、
「こうなった」という結果に
ギャップが生じるもの。
そのギャップは、
【期待していた仕事と
その返ってきた商品やサービスのギャップ】
かもしれませんし、
【取引先に期待していた仕事と
実際に納品されたもののギャップ】
かもしれませんし、
【スタッフに仕事を依頼した際の、
その仕上がり具合のギャップ】
もあるかもしれません。
しかしながら、
【予想と結果のギャップは
大なり小なり必ず生じるもの】
ではないでしょうか。
そのように、
【当然生ずべきもの】
と考えると、
案外気持ちも楽になるというもの。
「まぁしょうがないよね」
といった感じでしょうか。
■そのような前提を念頭におき、
上述してきた『6秒ルール』
を通すことにより、
【自分自身が落ち着いてくる】
というものです。
そして人は、そのような
『冷静な思考や態度で振る舞う人』
には敬意を払いたくなるもの。
そんな風に、
常にアンガーマネジメントで言う
『6秒ルール』に沿って行動してみると、
いろいろな良いことに繋がってきそうな
気がします。
ちなみに私は、
感情が乱されてしまって、
「それを長時間引きずりそうだな…」
と思った際には、
少しだけ『仮眠』をとるようにしています。
寝るとある程度はリセットされるんですね。
そのように考えると、
何だか動物的な気もしますが…
■というわけで今日は、
感情を乱されそうになった場合の
『6秒ルール』について
お話をしてきました。
マイナスの感情を持ってもぶつけても、
何一つ得なことはありません。
しっかりと自分の感情は
自分でコントロールし、
常に俯瞰した状態で
自分を見下ろすようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・『経営者』として、
また『一人の人間』として
活動をしている限りは、
いろいろな目の前の出来事に
感情を動かされるものである。
・しかしながら、
その感情の赴くがまま行動することは、
【動物的な行動】
と言えるのではないだろうか。
・経営者として求められるのは、
そういった『動物的な行動』ではなく、
【一人の人間としての理性を持った行動】
ではないかと考える。
・そのような状態にする際にも、
感情が乱されそうになった際は、
『アンガーマネジメント』で言う
【6秒ルール】
を通してみてはいかがだろうか。
・こういった【感情のリセット】
をすることにより、
【外部環境に流されることなく、
適切な判断ができるものである】
ということを心得ておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。