2021年12月28日【今のやり方】を常に疑い続けた先には・・・
■私は仕事の関係で移動する際、
タクシーを利用することが
多いのですが、
最近はほぼ『DiDi』などの
タクシーの配車アプリを使用しています。
https://didimobility.co.jp/
感覚としては、スマホで
現在地と目的地を入力し、
5分程待てばタクシーが来るんですよね。
従来道路に立って、てっぺんにライトが
付いているタクシーに向かって
手を挙げ止めて、
乗車をして、目的地を告げる
という流れではなく、
このような方法でタクシーに
乗車することができるので、
【さらなる時間の短縮が進んでいる】
という気がします。
■そもそも、
従来のタクシー業界では、
このようないわば『自由化』とも言える
発想が業界内でタブーとされており、
利用者にとっては『不自由』
な状況ではなかったでしょうか。
こういったいわば
『タクシー業界の常識』
を取り払ってくれたことにより、
【タクシー会社などもその発想を柔軟にし、
健全な競争がスタートしている】
という気がしますね(^^)。
■経営において、
上述したタクシー業界の例のように、
その業界の規律は、
時にその自由化を阻害し、
本来の
【お客様に価値を提供する】
という目的をないがしろに
してしまっている気がします。
こういった規律は
その業界はもちろんのこと、
【そこに縛られてしまう人にとっても
良い影響がない】
ことが往々にして考えられるというもの。
逆に考えれば、
【あえて決まりごとを取り払い、
そのことにより、
本来の解を探るべく、
いろいろと試行錯誤していく過程】
こそが経営の醍醐味
ではないでしょうか。
■これと同じことが、
雇用に対しても言える気がします。
従業員にとって、
ガチガチの決まりごと通りに
仕事をしていくのは
案外楽なのかもしれません。
なぜ楽なのかと言えば、
それは
【考えなくて良いから】
ということのように感じます。
そうではなく、
【あえて会社のルールを柔軟にし、
スタッフの意見などをもとに
その経営の改善を追求し、
より良い方向に経営を進めていく】
ということもまた有用ではないか
と思っている次第です。
■どうしても
長年経営をやっていると、
変化に対応するのが怖くなってしまい、
スタッフも同じような状況になってしまう
というもの。
それは無理もなく、
【その会社のルールがそうなっていて、
そこに縛られざるを得ないため、
柔軟な発想が阻害されている】
ということなんですよね。
そのように考えると、
経営者自身がむしろその置かれている
環境を常に疑問視し、
【どうやったらもっと
経営が改善していくか
ということに思索を巡らせていく】
ということは
極めて重要ではないでしょうか。
■経営において大切なのは、
【イノベーションでもあり、
経営の無駄な部分をそぎ落としていく】
ことであるように思います。
そしてその柔軟な発想に至るには、
【外部からの知恵】
も必要かと。
所詮経営者一人で考えたとしても、
それは経営者自身の自らの過去の
経験に基づくものに過ぎないため、
【その時点で柔軟な発想を
展開することが阻害されている】
というものではないでしょうか。
■今日は、
日々便利になっていく
『タクシーでの移動』について、
そんなことを考えました。
コロナ禍の中、
経営の変化は必然的である
環境に変わっています。
どんどん、経営を柔軟化し、
【変化への耐性】
を強くしていきましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営にとって、その業界の常識は
もしかすると【良くない規律】
であるのかもしれない。
・規律に従うことは、楽なものであるが、
【規律があるが故に、
柔軟な発想が阻害されている】
という状況も考えられる。
・そのように考えると、
あえて規律自体を疑い、それを壊すが如く
周りの人たちとともに
アイディアを持ち寄ってみては
どうだろうか。
・所詮経営者一人の考えなど、
これまでの自身の過去の経験に基づく
狭いのものと言え、
【周りの多くの方々の知恵を結集し、
より経営の変化に強い会社を作ること】
を考えてみてはどうだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。