2022年1月3日【納得なき購入】の先にあるもの
世間一般では、本日までが正月でしょうか。
明日からまた社会が動き出し、
様々な問い合わせが殺到することに
今から恐れを抱いています(滝汗)。
なんとか今日までに
できることをやらねば!
…という気持ち(!)。
さて、本題です。
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■「まぁそれは仕方ないよね…」
大晦日は仕事に追われる中
…ではありましたが、
家族で紅白歌合戦を見ていました。
そんな中、楽しみながらも
その途中でお風呂に入る
ということになり、
長女は番組中であったのですが、
しぶしぶと入浴に向かいました。
ただ、長女が好きなアーティストが
もしかするとその入浴中に
出るかもしれない
ということで、そのことを重々と説明。
それに対し長女も納得をして
風呂に入ったところ、
大変残念ながら、
その入浴中にまさにそのアーティストの
順番が来ることに(汗)。
しかしながら長女にはあらかじめ
そういった経緯と可能性を話して、
長女本人は納得していたため、
「まぁそれは仕方ないよね」
という冒頭の言葉があった
という状況でした。
■仕事を進めるに当たり、
【どうしても予測できないこと】
は避けて通れない
面があるかと思います。
税理士の場合で言えば、
将来の経営の状況を
経営者とともに予測して、
その『税務対策』をしていくわけですが、
当然のことながら
その予測通りに物事が進む
ということは到底考えにくく、
場合によっては、結果として
【予測を外れた状態での
税務対策となってしまった】
ということもあるわけなんですね。
■その際に、
経営者の方が何となく
「そんな感じでいいよ」
といった風にその税務対策を了承して
そのような結果になった場合、
往々にしてその経営者の方は
【税理士に対して不満が出る】
ということが考えられます。
これは上述したように、
【何となく決めてしまったから】
ということなんですね。
■それとは反対の状況が、
冒頭に書いた
長女との会話の例に見られるように、
【しっかりと双方に納得した上で
決めていく】
ということ。
『納得する』ということは、
互いにそのことについては腹落ちし、
【「将来どうなるか何とも言えないけど、
そういう方向性で進めましょう」
という納得と同意をする】
ということなんですね。
そのように納得をした状態で
経営の方針や税務の対策を決めると、
仮にそれが想定と違った方向に
動いたとしても、
「その時納得したから、
まぁそれはそれでしょうがないよね」
という感情になるものでしょう。
これは税理士で言えば
このような事例なのですが、
医者についても
同じことが言えるかもしれません。
『その手術をすることにより、
もしかすると後遺症が残るかもしれないが、
その病気を治すためには
手術は避けられない』
…などという状況ですね。
■こういったお話は、
上述した税理士や医者のみならず、
どのような業界においても
言えることではないでしょうか。
大切なのは、
【商品やサービスの提供側と、
その受け手であるお客様との間で
しっかりとした『納得』を得られている】
ということ。
そのような双方の納得があれば、
それはその先の『信頼にも繋がる』
と考えられますし、
【そのような信頼関係が構築された
上での決定の後は、
上述したようなトラブルにもならない】
と考えられるのではないでしょうか。
■もしかすると、
過去にそのような
『お客様の不満』を感じたことが
あったとしたら、
そのような
【納得をしていない状況】
が原因としてあったのかもしれません。
もしそのようなことに
ピンとくるのであれば、
【お客様が心から納得をするように
その商品やサービスについての
説明をする】
ということが、
今後重要となるかもしれませんね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・お客様の不満はもしかすると
【納得】という段階に
行っていないがために生じているもの
であるかもしれない。
・商品やサービスを提供する側と、
その受け手であるお客様との間に
このような【納得】がいっていない
ような決定があったとしたならば、
それはそのまま【お客様の不満】
に繋がる可能性があり、
【それがそのまま悪い噂として
世間に流布してしまう】
ということも考えられる。
・大切なのは
【お客様との対話である】
と言える。
そのように考えると、
【しっかりと対話をした結果、
その延長線上に『納得』が生まれ、
そしてまたその先に
お客様との『信頼関係』が生まれる】
というものではないだろうか。
・そのような信頼関係はその後の仕事への
良い伝播も考えられるため、
上述したことに少しでも心当たり
があるとしたら、そのように
【お客様の納得を得られるような対話】
をしてみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。