2022年1月30日あえて【儲けを出さない】ビジネスの在り方
昨夜は23時就寝、
本日は2時半起床・仕事開始。
仕事が積もりすぎていて、
興奮しているのでしょうか…
とは言え健康第一は念頭に置きつつ…
とにかく前に前に進みます(!)。
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■「そこでお金をいただくのは
むしろもったいない気がしますね…」
コンサルティングを
実施させていただく中で、
当然『売上』に関する相談が
多くある状況です。
そんな中で、
【未来を見据えて商売をしていく】
ということは重要だな、と感じている次第。
■これはビジネスの基本としてのお話で、
【フロント商品】
というものからスタートして、
そこから関係性を作っていき、
最終的な本当に売りたい
商品やサービスに繋げていく
という考えがあります。
『フロント商品』と言えば、
【無料での相談】
だとか、
【無料でのイベント招待】
だったり、その他にも、
【その商品やサービスでは
利益は上がらないものの、
その後の関係性の構築に繋がっていく】
というものですね。
■相談を受けさせていただくにあたり、
少なからず見受けられるのが、
【儲ける必要のない部分で
儲けようとしている】
ということなんですね。
最近伺ったお話としては、
とある高額な研修をバックエンド
(最終的に売りたい商品)
として持っている方についてのこと。
その研修に参加してくださった
受講生同士の横の繋がりが
当然出てくる状況ではあるのですが、
その横のつながりに主催者が規制を掛け、
研修が修了したその先に
『年会費の制度』を設け、
会費を払ってくれた人にだけ、
その横の繋がりを継続させよう
という手法。
しかしながら蓋を開いてみると、
何らそこに対する商品や
サービスの提供はなく、
【単に年会費を払うことにより
関係性を継続していく(継続させる)】
という主催者側の考えが
見えるものでした。
■ただ、
この『年会費』を支払う
受講生の気持ちとしてはどうでしょう。
【高額な受講料を支払いながらも、
さらに年会費を支払うことになった上、
特に何かをしてもらえるものではない】
という状況。
そのような状況を考えると、
正直あまり良い印象ではないのではないか
と思う次第です。
せっかく気持ちよく研修を修了したのに、
不快な気持ちにさえなりそうでは
ないでしょうか…
それよりも、
【あえて年会費制などを採らずに、
その後の受講生との関係性を続け、
場合によっては
無料でのイベントを主催したり、
その後信頼関係を継続していく】
ということの方が大切ではないか
と私は感じたところです。
その信頼関係の先に、
紹介のお話が繋がるということもまた
少なくありません。
■結局のところ、
商売は
【人と人との繋がり】
ですので、
課金するタイミングを間違えることにより
信頼関係が崩壊してしまうと、
それは本末転倒である
と言えます。
そういった面でも、
しっかりと代金をお支払いいただく
お客様の立場に立って考えて、
【もし自分ならどのように感じるか】
ということを念頭において
商売をした方が良いのではないか
と思う次第。
■上述したことはほんの一例なのですが、
「そこであえてお金を取らなくても…」
という面は意外と多いものです。
今一度商売の基本に立ち返るとともに、
【お客様の立場に立って】
考えて、
その未来を見据えた上で
商売をしていきたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・いろいろな商売に接していると、
【儲ける必要のないタイミングで
儲けを得ようとしているビジネス】
が散見される。
・商売を考える際は、
その未来に目を向け、
【将来的に利益を得るためには
現在どのような行動をすべきか】
ということをしっかり考えながら
経営を進めたいものである。
・課金するタイミングによっては、
利益を得られる反面、
信頼関係を失う可能性がある
ということも、
念頭に置いておくべき
なのかもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。