2022年2月14日微粒子企業の「打つべき経営戦略」を考えてみる
■確定申告の繁忙期においても、
毎日のメルマガ配信は
続けることができています。
『続けることができている』
というより、
【これはもはや習慣化しているもの】
であるため、
苦痛なものではありません。
そしてこのテーマでのメルマガ配信は
2年ほどだと思うのですが、
私がブログやメルマガを始めてから
6年ほどになるのではないか
と思います。
最初は自己鍛錬のために開始し、
実はマーケティングや集客の目的
というのは二の次、三のなのですが、
そのように毎日配信をしていると、
多少なりともその評価をしてくださる方が
いらっしゃるのもまた事実。
■これは、
以前の記事でも
書かせていただいたことなのですが、
こういった
【長期の関係性が構築され、
実際に形になるのが3年】
といった感覚なんですね。
これはメルマガだけではなく、
Facebookやその他のSNSの投稿であったり、
ホームページのブログであったり…
【こういったものに触れ、
また時には、直接の対面でお会いして、
3年後にその関係性が実り、
何かしらの仕事に繋がっている】
という状況が案外多いんです。
ただ、対面でお会いして
単に3年後…というわけではなく、
その3年間の間には、
こういったメルマガやSNS
などでの投稿を通じて、
間接的にではあるのですが、
その方との関係を継続している
状況があってのこと。
そのような前提において
【3年という歳月を通じて、
その信頼関係が構築されている】
ということなんでしょうね。
■私自身、
何かしらの業務を
お願いする際に考えるのは、
【まず知り合いに信頼できる人がいないか】
ということ。
そして、その信頼を考える上で
重視するのが、
【その方との接触頻度や関係性】
であるように感じます。
結局のところ、
『単に名刺交換をして知り合った』
というだけでは、
そのお相手の人が
どのような人かも分からないため、
ポンと仕事を依頼することは
結構怖いものですよね。
そうではなく、たとえその方の
仕事ぶりを知らないにしても、
その方の人柄や信頼関係があれば、
「まずはちょっとした仕事を
お願いしてみよう」
となるものではないでしょうか。
これが経営を考えるにあたっては
何より大事ではないか
と思っているところです。
■もちろん、
我々微粒子企業に
真っ向から対立する大企業を見ると、
そういった『関係性』というよりは
『値下げ』などをして、
我々微粒子企業との距離を
大きく取ってしまう
という戦略なのでしょうが、
その背景には大きな『資本』があるため、
その値下げ合戦に我々微粒子企業が
追随するわけにはいかないですよね。
そのように考えると、上述してきた
【人間関係の信頼性の構築から、
それが成約に繋がっていく】
というものではないか
と思う次第なんです。
■逆に言えば、
これをなくして、
急にホームページを開設したからといって、
同じように考えている同業他社は
ごまんといるわけで、
そこだけに頼っていたとしても、
微粒子企業にとっては
なかなか難しいものではないでしょうか。
しかしながら、どうしても
そういったホームページや広告に
当初から巨額を投じて、
その集客をしようとする…
言い方は悪いですが、
【希望的観測を持って
スタートを切ろうとする起業家が
少なからずいらっしゃる】
というのもまた事実です。
■しかし、
自らが第三者になったと考えて、
その同業他社が多くいる中で、
自社のそういったホームページや
広告があったとした際に、
【本当にその商品やサービスの選択を
自社に向けてくれるか】
ということを考えると、どうでしょう。
おそらくその解は、自社に向いてくる
と考えられる方が少ないのでは
ないでしょうか。
そのように考えたとして、
やはり上述してきた
【人と人との繋がり】
を重視した経営手法の方が、
一般的に考えて
我々微粒子企業にとっては
向いているのではないかな
と思う次第です。
■ここ最近は特に、
FacebookやInstagramなどの広告に、
多くの同業界の広告が乱立してるように
見受けられます。
そんな中から
自社を選んでもらうことは
やはりなかなか難しいだろうなぁ
と感じる次第です。
まずは自社を高いところから俯瞰して、
これから手を打とうとする経営戦略が、
【我々微粒子企業に見合うものなのか】
ということを今一度
しっかりと考えたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・我々微粒子企業にとっては、
『値下げ』ではなく、
【人との信頼関係により
ビジネスを広くしていく】
ということが有用ではないだろうか。
・私の感覚からして、
【人間関係の構築には
3年が必要である】
と感じる。
・3年と聞くと
長いように感じられる一方、
【逆に3年継続することは
同業他社が追随できない】
という面も考えられるかもしれない。
・こういった長期に渡る
経営戦略に関しては、
それが実った際には
【人との信頼関係の構築】
も深くできるものであるため、
いわゆる
【差別化の一つ】
としては有用な策であると考えられる。
・これから手を打とうとしている経営戦略が、
【我々微粒子企業に合うものなのか】
ということを、今一度自社を俯瞰する中で
深く考えたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。