2022年3月22日売れなくなった【本当の原因】を知っていますか?
■商売の基本として、
「どうやったら売れるか」
と考えるのではなく、
お客様に
「どうやったらそれを買えるんですか」
と言わせしめることが重要である
ということを過去の記事で
書かせていただいたことがあります。
https://muratax.com/2020/01/25/2120/
今日はそれに続くお話として、
記事を進めていきたいと思います。
■上述したように、
商売の基本として、
お客様から
「どうやったらそれを買えるんですか」
と言われるところまで持っていくと、
【相当強い状態になっているもの】
と考えられます。
しかしながら、
【お客様がそのサインを
発しているのにもかかわらず、
それを見逃してしまったがために、
売上に繋がるべきものを、
回収できていない】
ということもまた見受けられることが。
■例えばなのですが、
このコロナ禍において、
『対面』のビジネスが厳しくなっている
状況が見受けられます。
そんな中、マンツーマンで
お会いするのが基本となる、
『整体』などにおいては、
体の調整をしてもらうことは、
たとえコロナ禍においても
重要であるものの、
そういったコロナの状況考えると、
【対面で会うのが難しい】
というお客様もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
■そんな中、
そのことを声に出して
言うか言わないかにかかわらず、
【そのようなニーズをお客様が持っている
ということにアンテナを張っておくこと】
が極めて重要である
というお話なんですね。
「直接お願いしたいけど、
コロナの関係で行くことができずに
困っています」
などと、実際に声に出して
言っていただけると分かりやすいのですが、
場合によっては、
「そんなことを言っても
どうしようもない」
ということで、
あえて声には出さずに、
【そのままお客様が遠のいてしまう】
ということもまた考えられるわけです。
■前者の場合は、
それにどうにか対応しようとする形で
手を打つものかもしれませんが、
後者の場合はどうでしょう。
後者の場合は、
商品やサービスの提供側が積極的に、
そういったお客様の『声なき声』
を察知しないことには、
そこに気付くはずもなく、
【それがそのまま
売上の損失に繋がっていく】
ということが考えられるわけです。
■そこで大切なのが、
客足が遠のいている場合、
【その遠のいているのはなぜだろうか】
といったことを考えること。
場合によっては、『コロナ』
が原因なのかもしれませんし、
また場合によっては
『そうではないケース』
も考えられるのではないでしょうか。
コロナが原因だとすると、その原因は
【お客様の収入の状況が
厳しくなっているのか】、
それとも、
【対面で会うことが
難しくなってきたため】
なのか。
コロナが原因ではないとしたら、
それは単純に、
【そのお客様が何らかの理由で、
自社の商品やサービスを
買い求める必要がなくなった】
ということなのでしょう。
■当然、
それぞれにより、
その解決方法は異なるもの
なのでしょうが、
手を伸ばせば対応できるような
そのような問題解決の手段を
そのまま放棄しているようでは、
【経営としてはなかなか厳しい
状態になってしまう】
というものです。
コロナが原因であれば、
場合によっては
【オンライン】
という方法も考えられますし、
【徹底的な衛生対策をした上で、
こちらから訪問したりする】
ということもまた対応策として
考えられるのかもしれません。
■そして、
そうではない原因だとしたら、
【いったい自社の商品やサービスを
買わずして、お客様のその浮いたお金が
どこに向かって行っているのだろうか】
ということを思索することも
重要だと言えます。
もしかすると、
【今こちら側の
商品やサービスを買い求めずに、
また別の商品やサービスを買い求めている】
という可能性も考えられますので、
【どういった原因かを探り、
そこに対するアプローチをしていく】
こともまた重要であるということですね。
■というわけで今回は、
従来のお客様が遠のいている際に、
【その原因を探って、
どうやったらそれが解決できるか
ということを思索すること】
もまた重要かもしれない、
ということで
記事を認めさせていただきました。
どうしても目先の経営に
手一杯になってしまうと、
こういった対応が後手後手に
なってしまうのですが、
そこをあえて
【そういった思索をする時間】
を天引きし、次なる経営の一手を
考えてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・コロナ禍の影響で、
【従来のお客様が
商品やサービスを買い求める状況も
その生活様式の変化により
様変わりしている状況】
が見て取れる。
・大切なのは、
従来のお客様が商品やサービスを
買い求めていただけなくなった場合に、
【どういった原因でそうなっているのか】
ということを思索すること。
・その原因は【コロナ】によるもの
かもしれないし、
また場合によっては、
【それ以外の経営の根本的な仕組み】
に原因があるのかもしれない。
・そのような状況考えると、
客足が遠のいてきた状況であるからこそ、
その遠のいた原因を早急に究明し、
現在のお客様や
これからご縁のあるお客様に対して、
【そのお客様の本来のニーズを
満たすための経営の一手を模索すること】
が重要であると言える。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。