2022年11月19日「突撃!となりの晩ご飯」的な営業から学ぶべきもの
■先日のことですが、
事務所の裏口から
生命保険の営業の方が
見えられました。
通常、そういった営業の方などが
いらっしゃらないように、
表のシャッターを閉めているのですが、
そのようなことは一切構わずに、
裏口から侵入(笑)。
正直、営業は
相当迷惑なものなのですが、
今日はそういったことを
お伝えしたいわけではなく、
【営業から学ぶべきこと】
について記事を進めさせて
いただければと思います。
■まず、私の考えとして、
【営業の対応は一切しない】
というにしています。
(むしろ普通なのかな?)
なぜなら、
突発的な営業による訪問は、
集中力が奪われますし、
何より、分刻みでスケジューリングを
している現状において、
そういったいわば
『考えのない行動』は
【どうしても共感することができない】
というもの。
営業全般が『考えのない行動』
というわけでは全くないのですが、
今回のように、表をあえて
閉めている状況下において、
【あえて裏口にまで
手を伸ばし訪問する】
という行動自体は、
「なんだかなぁ…」
という感覚なんですね。
■何度も申し上げすが、
今日はその論点ではなく(笑)、
今回見られた生命保険会社の
営業の方については、
【従来よりその営業スタイルは
なかなか良いのではないか】
と思っているところなのです。
具体的に言えば、
飛び込みでの訪問は
何度も申し上げますが、
迷惑である一方(汗)、
その方が持ってこられる
パンフレットのようなものは、
すごく共感が持てるんですね。
■どういうことかと言えば、
そのパンフレットには、
その方の生い立ちや考え、
趣味や特技や生活リズムなど、
そのようないわば
【プライベート要素】
の情報が、手書きのメッセージ
とともに盛り込まれているんですね。
正直、生命保険に関しては
代理店など一切する気もありませんし、
商品を買うつもりもないわけですので、
そういった面では興味はないのですが、
こういった
【人となりが見えるような資料は、
どうしても目がいってしまう】
というものではないでしょうか。
■そして、
これは言っていることと
反するのですが、
【裏口からまで入ってくる】
というそのガッツと度胸は
たいしたものだな
と思うところも正直あるんですね。
…とは言え、
「どんどん裏口から入ってきてね」
というわけではありませんので
念のため…(滝汗)
この、
【ふんだんにプロフィールを
盛り込んでいる資料】
こそが営業の真髄ではないか
と思っているところです。
■結局のところ、
これも前の記事でも
再三述べさせていただいているのですが、
自分が選んでもらうためには、
決して同業他社と同じ土俵に
乗るわけではなく、
基本的な考えとして、
【『自分』という人物を選んでもらって、
その人物に紐付いている
商品やサービスを購入してもらうこと】
が大切ではないか
と思うんですね。
<2021.4.11営業において
本当に考えたいこと>
https://note.com/muratax/n/ne89e93c1ed97
<2022.2.14微粒子企業の
「打つべき経営戦略」を考えてみる>
https://muratax.com/2022/02/14/4907/
そこを同業他社と同じ土俵の上で
戦おうとすると、
【商品やサービスは一定品質である】
という前提で考えるとするならば、
【もはや『価格』で勝負するしかない】
ということに。
■『価格』で勝負するとなると、
大量仕入などで原価を小さくしている
上場企業などの大企業に
敵うはずもなく、
あっという間に経営の行く先は
『闇』となってしまうでしょう。
そうではなく、
あえて『高単価』を目指し、
【その高単価で成約させるためには
どのようにすれば良いか】
ということを考えるべきでは
ないでしょうか。
そんな中で、
【自らの人となり】
が見えるような
プロフィールを整備したり、
場合によっては、
【お客様の声を頂戴して
そういった情報を充実させたり
すること】
が有用ではないか、と思う次第です。
■どうしても、
経営についての思索
を放棄してしまうと、
『値下げ』の方向に
行ってしまうのですが、
【我々微粒子企業の戦うべき道は
そこではない】
と私は思っています。
しっかりと、経営についての
適切な思索をし、
【自らの商品やサービスが選ばれるには
どのようにすれば良いか】
ということを的確に考え、
その経営の有効な一手を
打っていきたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・営業の真髄の一つとして、
【自らの情報を適切に開示すること】
が挙げられる。
・同業他社と同じ土俵に
乗ってしまえば、
【そこはたちまち低価格での
レッドオーシャンに入り込むもの】
と心得ておくべし。
・そうではなく、
あえて【高単価】を目指し、
【その高単価で成約するためには
どのようにすれば良いか】
ということを考えるべきでは
ないだろうか。
・我々微粒子起業家の目指すべき道は、
【自分を選んでもらうことである】
と言える。
そのためには、
【どのような情報を開示し、
それがいかに目に触れるように
していくか】
ということを考えることが
極めて重要であると言える。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。