2023年4月3日経営者として【万一の事態に備える】ことの有用性
今日は三女と一日デートをしてきました。
これは村田家代々継いでいるものであり、
(代々と言っても長女、次女、三女です笑)
小学校に上がる前の2人きりの平日の時間を
見計らい、父と娘の水入らずで過ごす、
とてもありがたい時間(父主観)なのです。
今日のような濃い時間を定期的に
持つようになりたいなと思うものですね。
さて、本題です。
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■つい先日の
3月末あたりのことなのですが、
【税理士にとって命の次に大事】
とも言える(言い過ぎだということ
は自覚しております…)
【電子申告ができない】
という事態に陥りました。
■どういった状態かといえば、
電子申告をする際
【税理士の署名】
をするわけですが
この署名は紙面にサイン
をするわけではなく、
『電子証明書』という
【税理士専用のICカード】
を利用して、
【電子的に申告書に
サインをするようなもの】
なんですね。
■この電子証明書が
急に機能しなくなったから、
もう大慌てでした。
結局のところ、電子申告の
準備は整っていたとしても、
この電子署名をしないことには
電子申告自体ができませんので、
「3月末までの1月決算法人の申告
ができないかもしれない」
ということになったわけです。
■しかしながら、
私は事務所勤務とリモート勤務を
併用した仕事をしておりますので、
【自宅のパソコンでは
電子証明書が機能していた】
という状況。
これはまさに
【不幸中の幸い】
であると言えますね。
そんな中で思ったのが、
今回はたまたまではありましたが、
【自宅での勤務と事務所での勤務を
併用しておいて良かったな】
ということ。
■もしこれが
1箇所だけの勤務で、その1箇所の
パソコンで電子証明書が
機能しなくなってしまったら、
電子申告ができない状況
となってしまいますので、
【相当まずい状況になる】
というものです。
その最悪の事態を避けられたのが、
偶然のことではありますが、
【仕事の環境を分散】
していたことなんですね。
■これは
【経営の、そして人生の全てにおいて
言えること】
だと思っていて、
【何事もリスク分散】
はするべきですし、また、
万一に備えての
【バックアップを持っておく】
ということも
極めて重要であると言えそうです。
■今回の場合だったら、
電子証明書を機能させる
【パソコンの性能に
万一があった場合の備え、
電子証明書の予備を持って
おかなければならない】
という教訓、また、
電子証明書を利用するための
【ICカードリーダライタも複数台
持っておくべきなのかもしれないな】
ということに気づかされました。
特にこういったデータ関係に関しては、
万一に備えて、バックアップを取ったり、
複数の媒体を共有することは
相当大切であるのかもしれませんね。
■もちろん、
こういったデータ上のバグに
備えるべきではあるのですが、
それとともに
【人為的なミスも注意】
しておかなければなりません。
その中でも私が最も注意しているのは
【情報の漏洩】
についてなんですね。
■弊所では
複数のスタッフ同士
仕事をしていますので、
【その複数のスタッフが事務所の
情報やお客様の情報を共有している】
ということになります。
そんな中で、
【取り扱っている情報の重要さを
認識していないスタッフ】
がいるとすれば、それは
人との繋がりだけで、
「今後注意すればいいよ」
というわけには当然いかず、
その情報を疎かに考えている時点で
【税理士事務所のスタッフとしての
責務を果たすことができていない】
というように捉えられます
(少なくとも私はそのように
認識します)ので、
今後、勤務を継続すること自体が
難しくなるというものです。
こういった面に備えても
【しっかりと対策をしておくべき】
であるというわけですね。
弊所においては特に情報の漏洩…
というところですが、
これは各事業において、
それぞれ重要なものがあるはず。
■いずれにせよ、
経営において何かしらの障壁は
立ちはだかるものであり、
その障壁について、
「よほどのことがない限り
起こり得ないだろう」
と思うのではなく、
【万一起こった場合は
こういう風に対処しよう】
ということを常に頭に入れて、
【対応策を検討し実施すべき】
であるのではないでしょうか。
■天災などもそうですが、
【万一の事態はいつのタイミングで
起こるか分からない】
というものです。
【経営者として様々な経営の
リスクに備え、それぞれ適切な対応】
をしていくようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営においては
【様々なリスクが想定されるもの】
と心得ておくべし。
・その中でも、
【情報の漏洩やデータの流出、消滅など】
に関しては、特に注意を払うべき
であるのではないだろうか。
・そういった万一の事態を
【よほどのことがない限り
起こり得ないだろう】
と考えることは、経営においては
御法度であるように感じる。
・このようなことから
万一の事態が今この瞬間に
起こっても良いように、
【バックアップを取ったり、
複数の分散的な対策】
を取ることにより、
【その万一の備えを強固にすること】
を考えてみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。