2023年4月20日【十人十色】の経営における捉え方
今日から名古屋出張!
久しぶりの再会などの予定もあり、
今からすごく楽しみです。
このように動き回れるのも、
想いを共にするスタッフの存在が
あってのこと。
感謝しつつ、出張してまいります!
さて、本題です。
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■以前より、
経営において、そして人生において
関わる人は、十人十色であり、
【それぞれの色が共鳴し合って
全体を織りなすことにより、
良いものが作られる】
といったことを
お話しさせていただいております。
今日もそのことに続けて
お話をしていきたいと思います。
■十人十色という概念は、
読んで字のごとく、
人はそれぞれの色を持っており、
【それぞれの色を元にその人生を
歩んでいる】
ということになるでしょう。
当然、
とある色ととある色が合わない
ということもあり、
そうなると反発が生まれて
しまうものですが、
場合によっては、
そのとある色ととある色が
混ざり合うことにより、
【新たな色が生まれる】
ということが考えられます。
■私たちの娘たちが通っている
スクールにおいても、
このような考え方を大切にしていて、
たとえ様々な色があったとしても、
その色の多寡により
意見を決めるわけではなく、
すべての色を織り交ぜて考えた中で、
【虹色になる答えは何だろうか】
という問いを立てて、
時間を問わず議論し続けるんですね。
そのことにより、
今までの常識では考え得ることの
なかった色が誕生することになり、
【みんなが納得のもと、問いを立てた
事象が新たな方向に進んでいく】
ということがあります。
■どうしても
我々としては、
その色の中での区分けをし、
いわゆる多数決などにより
【多数の考えを採用する風潮がある】
ものですが、
この虹色という考えにおいては
『多数決』という選択は存在せず、
どれだけ時間がかかろうとも、
【お互いの考えをぶつけ合い、
その解を求める】
ような動きをしているんですね。
■すぐに
解を求めたがる我々としては
どうしても大変なことではありますが、
【それによりすべての色が輝きだす】
から、本当に不思議なものです。
さて、このことを経営に置き換えて
考えるとどうでしょう。
経営も当然のことながら、
【十人十色のスタッフ】
により成り立っており、
また同じく
【十人十色の得意先】
により成立しているというものでしょう。
また場合によっては、
【外注先なども十人十色】
でしょうし、その他の
【経営を取り巻く全ての人
についても十人十色】
であると言えます。
■その中で、
大切にしたいのが、
【経営における色】
なんですね。
これに関して言えば、
【必ず経営の色は貫き通すべき】
というのが私の考えです。
もちろん最大限
【十人十色のそれぞれの色を
活かすが如く考える】
わけですが、どうしてもそれぞれの色に
【合っていない色が混ざり合おう
とするケース】
も考えられるでしょう。
■その色が
上手に混ざり合い
結果として調和が取れれば良いのですが、
場合によっては、この色が加わることにより、
【全体がその色に濁ってしまう】
ということも。
『濁る』という表現を用いたのは、
【経営においての濁り】
という意味であり、
【経営においてのカラー】
を持ち合わせている中で、
そのようなどう考えても
相性の違う色が入ってくると、
どうしてもその色は
【経営の色にとっては汚れている色】
と考えざるを得ないでしょう。
その色が投入されることにより、
【全体が濁ってしまう】
ということになりますので、
こういった色には
要注意であるわけですね。
■そのため、
【経営理念や企業文化を
しっかりと表現】
するようにしたいところ。
そうしておけば、
その得意先の選定であったり、
スタッフの選定で
あったりをする段階で、
多少なりとも、
【その濁りの色を排除
することができる】
わけです。
そして毎日その濁りの要素を
持つ色が出てきた際は、
【適切にこれを排除する】
ようにしたいもの。
これを排除しないことには、
【全体がその濁りの色に
染まってしまいます】
ので、要注意であるわけですね。
■どうしても、
人と人との関係を重視するがあまり、
そういった濁りの色までも、
そのような状況に忖度して
【そのままにしてしまいがち】
なものですが、それにより経営が
崩壊したらどうでしょう。
それは本末転倒であるはず。
そのようなことから考えると、
定期的に経営の定点観測をし、
【経営の中に独自の色とどうしても
合っていない濁りの色がないだろうか】
ということを、
適宜察知したいものです。
■経営の色の濁りは、
時に人間関係をも崩壊させかねません。
上述したように、
適切に経営の定点観測をし、
柔軟な考えのもと、
『ある程度の純粋な色』を保つが如く
経営を考えるようにしてみては
いかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人は十人十色と言われるものであるが、
【経営においての色】
はしっかりと持っておきたいところ。
・この経営の色を持っている中で、
どうしてもその色と織り合わない色が
出始めた際は、
【最大の力を持って、その色を排除する】
ということを考えたいものである。
・経営の大切な色があるにも関わらず、
【その色が汚される】
ということは、
十分注意しておくべきこと。
・したがって、
経営の中での定点観測を適切にし、
【経営にとっての濁りのない色がないか】
どうかを適宜に検討し、
【経営の純粋な色を保つこと】
を経営者として心がけたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。