2023年4月27日【創業時の現金】は潤沢に!
4月ももうすぐ終わり。
5月になると3月決算法人の申告に入るのですが、
3月決算は7件の法人の申告が。
ゴールデンウイークも入るので、
極力前倒しで頑張っていかねばです。
さて、本題です。
------------------
■個人事業や
法人を立ち上げるにあたり、
最も重要視しないといけないこと
の一つに
【資金繰り】
のことが挙げられます。
【現金は経営の血液】
とも言われるものであり、
これが滞ってしまえば、
【経営はたちまち立ち行かなくなる】
というもの。
■そのように考えると、
【現金が枯渇しないような
方法を考えるべき】
と言えるでしょう。
よくある話として、
売上の入金が遠い先にあり、
仕入れや外注費などの支払いが
先行するということが。
このような状況であれば、
当然売上の入金がない状況で
経費の支払いが先行するわけですので、
【どう考えても現金は足りなくなる】
というものです。
■そのような際に考えたいのが、
【金融機関からの融資】
なんですね。
結局のところ、こういった
融資を頼らないことには、
自己資金で賄っていくほかない
わけですので、
【早期の段階に経営の限界が来てしまう】
というもの。
■そして、
経営においては
【突発的な出来事が起こる】
ということが往々にして
考えられますので、
そういった突発的な支出に備えても、
【なんとしても金融機関の融資は
とりつけておきたい】
というところです。
■もちろん、
先行する経費などがなかったり、
固定費の支払いが極小であったり
する場合においては、
金融機関からの融資などは
必要ないようにも考えられますが、
往々にして、上述したように
『現金は経営の血液』とも
言えるものですので、
【極力その血液である現金を
潤沢にしておく必要がある】
というもの。
■そんな中、
創業当初に少なからず私がお勧めするのが、
市区町村などが取り組んでいる
【創業支援融資と日本政策金融公庫
からの融資を同時に受ける】
という『協調融資』。
もちろん創業当初はそこまで
額が多くないものの、
まずは少額からの融資をしてもらう
ことにより、
【金融機関との信頼関係が作れる】
ことになるんですね。
返済の実績を通じて金融機関の
信頼を勝ち得た後に、
【大きな融資に繋がっていく】
ということも少なくありません。
■その先には、
見栄えの良い決算書作りや、
過度に節税をしすぎないことにより
現金を減らさないことなど、
注意する点も多いのですが、
まずは上述したような
【市区町村の創業支援融資や
金融機関独自の融資と、
日本政策金融公庫の融資との
『協調融資』を検討】
することがお勧めです。
■何度も申し上げますが、
『現金は経営の血液』とも言えるものです。
今後の経営の見通しを適切に考察し、
【現金だけは潤沢に保有】
して経営を回していけるよう、
全力を尽くしていきたいものですね。
------------------
《本日の微粒子企業の心構え》
・経営においては
【現金は血液】
であることを心得ておくべし。
・そのように考えると、
どうにかして
【経営において常に現金は
潤沢に有して、回していきたい】
というところ。
・そのためには
金融機関の融資を頼りたい
ものであり、スタートとしては
【市区町村の創業支援融資と
日本政策金融公庫の融資】
との『協調融資』を検討したいもの。
・経営においては
突発的な支出を伴うことも
考えられるため、
上述したように
【経営において万全を期すべく、
現金の保有を潤沢にしておくこと】
と心得ておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。