2023年8月29日大切なのは【少しだけの変化】
今日は事務所の定期ミーティングの日。
スタッフは基本リモート勤務であることもあり、
このようにチームみんなで揃う日は一体感が出て
すごく気持ちの良い日になりますね。
このように気持ちを切り替える時間は、
どんな状況でも必須である気がします。
さて、本題です。
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■先日の記事の中で、樹木が風雨
にさらされて強くなるが如く、
経営者としての自らも
少し厳しめの環境に身を置いて
ストレスを経験し、それを経験に変え、
深い人間味を目指していくことを
考えたいといったことを
お話しさせていただきました。
<2023.8.27経営者として【あえて厳しい
環境に身を置くこと】の大切さ>
https://muratax.com/2023/08/27/6863/
今日もそのことに続けて
いきたいと思います。
■上述した少し厳しい環境
という表現については、
その『少し』というのがポイントで、
急に相当大きなストレスの
あるような環境に身を置いたとしても、
その瞬間に自分自身が疲弊してしまい、
場合によっては立ち直れなくなる位に
なってしまい、
【再起不能な状態になってしまう】
ということも考えられます。
■そのような際に考えたいのが
上述した
【『少しだけ』ストレスの感じる環境に
身を置く】
ということなんですね。
そしてその『少しだけ』という少しは、
これも十人十色であるというもので、
【その人の積んできた経験により
尺度が変わってくるのではないか】
と思う次第です。
スタートの段階はやはり
超ベイビーステップで、
【ほんの少し一歩ずつ
踏み出してみること】
が重要であると言えるでしょう。
■その中で、私が思う最も
ストレスのない環境については、
【食事会を開催すること】
ではないかと思っているところです。
食事会の内容に関しても家族や
友人、知人を始めとして、
場合によっては仕事関係の得意先や
取引先であったり、
その他の経営者の交流会であったり
などということも考えられるでしょう。
大切なのは、
【少しだけ面倒だなぁ、とか
嫌だなぁ、緊張するなぁとか】
…そういった場を設定することなんですね。
■そして嫌がりながらも、
緊張しながらも、
そういう場を経験したその後は、
【その場を通じて何かしらの学びがある】
というものです。
場合によってはそういった会を通じて
【新たなご縁が広がる可能性】
もありますし、
「そういった会を開いてくださる人なんだな」
という印象も持っていただけることも
考えられます。
■そして、最も大きいのが、
【その会を通じた失敗】
なんですね。
失敗するということは、
【その方法では成功しなかった】
ということですので、
【その手段を知れたということは
相当有用である】
ということになるわけです。
そういった成功しない方法を
積み重ねることにより、
【着実に成功していく道に近づく
ことができる】
というもの。
■そういった会を開いて失敗することは
当然あるのですが、
【どうにかその場を超えたという
喜びや快感に変わっていく】
というもので、
【なんだか自信がついてくる】
というものなんですね。
これこそが冒頭に書いた樹木が風雨に
さらされている状況で、
人についても同じように
厳しい環境に身を置くことによって、
【ストレスや変化に対する耐性が
身に付いてくる】
というものでしょう。
■上述したのは
食事会の例だったのですが、
場合によっては『読書会』などでも
良いかもしれません。
読書会の形態はいろいろあるのでしょうが、
その会の準備として前もって
課題図書のようなものを設定し、
みんなで前段階の読書をし、
それについての意見交換をするなど
という形にすれば、
【全員が主体的に参加できるため、
主催者側のプレッシャーも多少軽減される】
のではないでしょうか。
■何はともあれ、こういった
ストレスのある環境に身を置くということは、
【超ベイビーステップで
少しずつ一歩一歩踏み出す】
ということが相当重要です。
場合によってはドーンと大きな一歩を
踏み出すことも良いのかもしれませんが、
そのような状況では失敗をした際に
食らってしまうダメージも相当なものである
と推察されます。
■したがって、
今日伝えたかったことは、
変化をするためには、超ベイビーステップで、
【自分にとって少しだけ厳しい環境に
身を置くこと】
ということなんですね。
経営者ともなると周りに注意して
くれる人がいなくなるものですし、
【軌道修正は自分自身で
していかなければならない】
ものです。
適切に自分に対する軌道修正をし、
【経営者として進むべき方向に
進んで行くべく、思考を整理】
してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・樹木が風雨にさらされて強くなるが如く、
経営者も、一人の人間として、
【ストレスのある環境に身を置き、
自分を強くする】
ということは大切なことである
と言えるであろう。
・そして、そういったストレスの
かかる環境に身を置く際は、
【自分にとってのほんの少しだけ
厳しい環境からスタート】
するようにしたいところ。
・ストレスは、それだけで相当
負荷がかかってくるものであるため、
上述したように少しずつ
【超ベイビーステップで
一歩一歩進んでいくこと】
により、次第に変化に対する耐性が
ついてくるというもの。
・経営者は
【自分自身で自分を統率】
しない限りは、軌道修正が
できないものであるため、
【適切にそういった環境を作ること】
を念頭に置いて、経営者としての
行動を取りたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。