2023年8月30日【クラウド会計】の利用にあたり注意したいこと
今日は終日Zoomの日でした。
今日は一歩も外に出れていないため、
なんだかちょっと体がリセットできていない
ような感覚。
少しでも運動をすることは、
健康のためのみならず、
心身をリセットするためにも
かなり大切ですね。
さて、本題です。
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■ここ最近の会計は、
クラウド会計の台頭により、
【デジタルデータを活用すること
を通じて経理自体がラクになっている】
という状況が見て取れます。
私が常々推奨している
【マネーフォワードについても
クラウド会計の代表格】
なのですが、このマネーフォワードを
使うことにより、
インターネットバンキングや
クレジットカード、交通系ICカードや、
通販を利用している場合のAirレジ、
PayPal、Squareなど、多くの
デジタルデータの連携が可能となり、
【そのデータを利用して会計処理を
していくことができる】
というところなんですね。
マネーフォワードはこちらより↓
https://biz.moneyforward.com/
■しかしながら、
データはデータですので、
取り扱いには十分注意
する必要があると言えます。
というのも、何かしらのエラーにより、
【データ自体が連携できていない
期間があった】
などということから、
【会計帳簿に全てが反映できていない】
ということも考えられる
ことからなんですね。
■例えば
インターネットバンキングで言えば、
銀行によっては1ヶ月半ほどで
データの取得が止まってしまう
ところもあるものですし、
通販などのAirレジや
その他の連携データについても、
【何かしらのエラーにより、
一定の期間のデータが取得できなかった】
ということも往々にして
考えられるわけです。
やはりデジタルですので、そういった
【漏れが出るということは十分に
念頭に置いておく必要がある】
と言えるでしょう。
■したがって、連携データを
毎回まではチェックしないにせよ、
決算のタイミングでは最低限、
【決算日現在で残るべき残高が
適切な額になっているか】
ということの確認は必要であると言えます。
これを怠ってしまうと、
【どんどん残高のズレが膨れ上がってしまい、
一定期間を経過した後は、
照合のしようがなくなってしまった】
という事態に陥ることも考えられます。
■したがって、
定期的な確認は難しいにせよ、
【決算において適切な残高が
反映されているか】
ということは重々確認して
おくようにしましょう。
場合によっては、期中において
金融機関などに試算表を
提出することもあろうかと思います。
その試算表を提出する際に、
【その提出した金融機関の
試算表上の銀行残高が違っていた】
としたら、金融機関の心証はどうでしょう。
■まず、管理自体がずさんになっている
会社なのではないかということ、
そして、
「我々の金融機関に提出しているのに、
確認もしないというのは
どんな状況なのだろうか…」
などという不信感を買ってしまうことにも
繋がりかねないのではないでしょうか。
そのように考えても、
やはりデジタルデータは
便利であるものの、
そういった事態も起こりかねない
ということは念頭に置いて、
データ活用していきたいものです。
■とは言え、
デジタルデータが便利なのは、
紛れもない事実である
と言えるでしょう。
したがって、上手にデジタルデータを
活用して、確認も入念にし、
【上手なオンラインでの
データを利用していくこと】
を心掛けるようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・クラウド会計の台頭により、
【会計処理はクラウド会計が読み込んでくる
デジタルデータを利用】
することにより、従来の手入力に比べ、
【格段に処理スピードが早くなっている】
のではないだろうか。
・デジタルデータは、何かしらの
インターネットのトラブルなどにより、
【一定の期間の連携が
途絶えてしまう】
ということも考えられる。
・したがって、
【最低限、決算日時点の残高が
適切なものになっているか】
ということを確認し、
【デジタルデータを適切に
チェックする習慣】
をつけるようにしたいものである。
・何はともあれ、
【デジタルデータが便利なのは
否定できない事実】
であるため、デジタルデータと
上手に付き合い、チェックも
入念にしながら、
【適切に経営に役立てていくよう
にしていきたい】
ものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。