2024年4月16日税務調査でも意識したい【決算での会計確認】
今日は、東京旅行2日目。
1日目に引き続き、
今回もかなりの歩数歩いています…
まさに「足が棒」とはこのことですね(汗)。
図らずも、ウォーキングをすることが
定着していますので、
旅行から帰ってからも、
ウォーキングの習慣化をしていければ
と思っているところです。
何はともあれ、健康第一ですからね。
さて、本題です。
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■法人においては決算での
【決算書の作成や申告業務】
が、個人事業主においては年末の
【確定申告業務】
がそれぞれあります。
上述したものは、
【1年間の総決算】
というもので、
【年間の結果としての経営成績などが
把握できる大変重要なもの】
になります。
そのような重要なものなので、
【的確に誤りのない決算を
しなければならない】
と言えるでしょう。
■その決算の際の大元になるのが
『会計帳簿』ですよね。
その会計帳簿の作成が誤っていれば、
当然決算も誤ったものとなり、
【結果としての納税額も
本来とは違うものになってしまう】
というもの。
そうなると
【会計処理などが適切にされているか
の確認が最重要】
ということになりそうです。
■実のところ、会計処理については
人によってミスをしやすいポイントも
様々であり、その一方で、
大多数の人がつまずいてしまう点もある
というのが実情です。
■そこで第一に取り組んで欲しいのが、
【貸借対照表の残高チェック】
なんですね。
貸借対照表とは
【主に資産と負債が記載されているもの】
で、その中に記載されている銀行通帳の
残高や、売掛金の残高、買掛金や
未払費用の残高を確認することにより、
【その残高にミスがないようであれば、
致命的な大打撃は避けることができる】
と言えます。
■そしてその次に
【損益計算書のチェック】
に入ります。
損益については、適切に
【事業年度内で同一の内容について
同一の勘定科目で処理】
されているかといったことや、
【消費税の課税区分が適切に
設定されているか】
ということを確認します。
■そして、その損益については、
【毎月定期的に計上されるべき収益や
費用が計上されているか】
ということを月次推移表など
を通して確認することも重要です。
特に地代家賃などについては必ず毎月定額
であるというものですので、
定額で上がっていない場合には
【消費税の課税分が異なっているか、
誤った勘定科目で処理している
かもしれない】
いうことを疑った方が良いでしょう。
■また、消費税の課税区分についても
最重要項目ですのでチェックが必要です。
会計ソフトには、
『消費税額集計表』といったような
集計表が備わっていることが通常ですので、
勘定科目別の課税区分一覧表を眺めて、
【その勘定科目において処理されている
課税区分が適切であるかどうか】
ということを確認することにより、
消費税の課税区分のミスを防ぐことが
できます。
■このように、会計処理については
【様々な方面から多角的に検証すること】
によりミスを圧倒的に減らすことが
できますので、
最終段階でこういった作業を忘れずに
するようにしましょう。
■また、
【前期との損益比較】
も重要ですね。
前期は数字が上がっているのに当期は
0円となっているようなものがあれば、
【当期の勘定科目の選択が間違っている】
可能性がありますので、
十分に注意をするようにしたい
ところです。
■こういった
【勘定科目の増減は税務調査でも
着目されるところ】
ですので、このような点においても
十分注意をして、適切な会計処理を
心掛けるようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・法人の決算や個人事業の確定申告においては、
【適切な会計処理のもと適切な決算が
組まれて初めて、適正な納税額が算出される】
ということを的確に把握しておくべし。
・そしてその適正な会計処理については
各科目の残高チェックや、推移表の確認、
消費税の課税区分の確認や前期比較を
することなどにより、
【多角的に検証する】
ことが重要である。
・会計処理については納税のみならず、
【経営分析においてもかなり重要】
であるため、そのようなことを念頭に
置いて、適切な会計処理をすることを
心掛けたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。