2024年6月1日知っておきたい【お金の動きと損益の違い】
今日は6月ということで、
お昼からにはなりましたが、朔日詣りに
行ってまいりました。
境内に入ってしばらくすると、
左半身にあたたかぁい感覚が・・
なんと、ウンが付いているではありませんか!
6月開始の日から、しかも高宮八幡宮
にてのことで、すごく幸先の良い
スタートとなりました。
https://www.instagram.com/p/C7qsOE_yHyU/
そんなこんなで興奮冷めやらぬまま、
今日の本題です。
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■以前の記事の中で、
事業を開始する際や事業展開をする際に
【資金調達が必要である】
ということをお話しさせていただきました。
<2024年5月30日資金調達で知っておきたい
「4つの方法」>
https://muratax.com/2024/05/30/7789/
今日もそのことに似たような
お話を続けていきたいと思います。
■経営においての資金繰りを考える際、
【損益の状況のみでは
その資金繰りが把握できない】
ということが言えます。
特に融資を受けている方については、
この点に要注意ですね。
■というのも、
【融資により借入金が入金された際に
売上や収入にカウントしない】
のと同じく、
【この融資の元金の返済についても
経費としてはカウントしない】
ということになるわけです。
■そうなると、融資の返済に関しては、
経費に入っていないにもかかわらず、
【実際の資金は出ている】
ことに。
こういった点においては、例えば
車両を購入して分割払いをする場合の
その『割賦金の支払』についても
同じことが言えます。
また反対に、減価償却費については
経費としては計上されているものの、
実際の資金の支出はないため、
【その分お金はプールされている】
ということに。
■売掛金や買掛金についても
同じような理屈で、
売掛金については売上は上がっているものの
実際のお金は入っておらず、
買掛金については、仕入という経費は
上がっているものの、
実際のお金はまだプールされている
ということになるわけです。
■したがって、
経営における投資をして資金繰りを考える
にあたっては、
そのようなことを念頭に置いて
【資金の回り具合を考える必要がある】
というところなんですね。
これを考えずに損益のみを見て
経営を考えたとしても、
【実際の資金繰りは全く違う結果】
となることが想定されます。
■経営において大切なのは、
【経営の血液とも言える現金の流れである】
と言えます。
どうしても
【損益に着目し、その結果の納税が
どれほど出るか】
ということに頭がいってしまいがち
ではあるのですが、そのような
【資金繰りを念頭に置いた
経営の展開を考える】
ことこそが、経営においては重要である
と言えるでしょう。
■そのようなことから、
適切に資金繰りを重視し、
真に経営において打つべき一手を考察し、
経営においての現金を枯渇させることの
ないように経営を進めていくことを
心掛けるようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営においての資金繰りを考える際、
【損益のみでは足りない】
ということを心得ておくべし。
・売掛金や買掛金、
減価償却費や借入金の入出金、
そして在庫に関しては、
【損益と実際の資金の動きが異なる】
ものであることを念頭に置いておきたいもの。
・経営において大切なのは、
経営の血液とも言える現金の存在であり、
【この現金を枯渇させることのない
ようお金の流れを止めないこと】
が重要である。
・経営においての資金繰りを考える際は、
このような点を念頭に置き、
誤った判断をすることのないように十分
注意をして、
経営の思索を深めたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。