2024年6月4日経営の原資は【理念への共感】にある
最近朝早く目覚めます。
今日は4時に起きてそのまま稼働している
のですが、
睡眠時間が短くなるとやはり体がキツく
なってしまいますね。
うまく仮眠を取りつつ、体を戻して
いきたいと思います。
さて、本題です。
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■先日の記事の中で、
【雇用に関することと、
それに伴う資金繰りのこと】
についてお話をしてまいりました。
<2024年6月3日【新規の事業展開】で
考えたいこと>
https://muratax.com/2024/06/03/7802/
今日もそのことに続けてお話をして
いきたいと思います。
■ちょうどその記事を書いて程なくして、
顧問のお客様とお話しする機会
があったのですが、その方の
「雇用に関する経営者としての
考えが素敵だな」
と感じましたので、
今日はそのことを取り上げさせて
いただければと思います。
■人を雇用する際に大切なのが、
【人材は人財である】
ということを念頭に置いておくこと
かと思うところ。
結局のところ、経営が進むためには、
経営者のみならず、
【その周りの人の
協力がどうしても必要不可欠】
というもので、それであるからこそ、
その人の力を借りるための一手である
雇用については、
【経営においてかなり重要な位置にある】
ように私は考えます。
■雇用については、
スタッフの方の労働の対価として
会社より給料が支払われるわけですが、
【基本的にこの労働の対価と支払われる
給与は対等】
でなければならないでしょう。
ただ、人に関しては、当然そこに『心』がある
というもので、どうしても
【経営の姿勢に共感できない】
ということがあれば、
「その会社のために頑張ろう」という姿勢は
取れないのではないかと思う次第。
逆に、スタッフの方にとってその会社の理念
とそのスタッフの方の思想がマッチし、
この会社のために頑張ったその先に、
お客様の幸せに寄与することが見える
としたならば、
全力をもってその会社のために頑張ることが
できるというものではないでしょうか。
■私はこのことこそが雇用において
大切ではないかと思っているところで、
【人生の大半を過ごすことになる勤務先】
において、どうせなら全力でやりがいを
持って打ち込める仕事でないと、
せっかくの人生が台無しになってしまう
ように思う次第です。
そして雇用をさせていただく経営者としても、
自社の商品やサービスを広く深く浸透させて、
その先にあるお客様の笑顔に寄与すること
などのために、
まだ見ぬ未来のお客様にその商品や
サービスを広げていきたい
というところではないかと、私は考える次第。
■そのように考えた際、
【スタッフの方にも当然企業の経営理念に
共感してもらう必要がある】
ものですし、そのスタッフの方の
【労力に見合う対価としての給料も
決して遜色なく支払うことが必要である】
と言えるでしょう。
■したがって、上述した労働と給料は
均衡している必要があるとはいうものの、
その労働と対価が全力という形で
ぶつかり合うことにより、
大きな労働力とそれに呼応する形での
大きな給料という面で、
両者が高いレベルで均衡できるとしたら、
それは経営にとって最高ではないか
と思うところなんですね。
■上述した顧問のお客様とのお話の中で、
どのようにして、
「スタッフが退職したいと思わない
会社を作ろうかと思っている」
ということをお聞かせいただきました。
その言葉には全てが集約されているな
と感じるところであり、
スタッフが辞めたくないような会社を作る
ことができたとしたら、それは基本的に、
【自然とスタッフにとっても良い経営理念】
となっていることに相違ないもの
と感じる次第です。
■そしてその企業とスタッフが思う
相違ない経営理念の先には、
おそらく通常の場合、
【お客様にとっての幸せな未来も見える】
ものではないでしょうか。
雇用に関する経営者の考えは人それぞれ
であるわけですが、決してどちらが
上か下かという視点ではなく、
労働とその対価としての給料という対等な
関係をまずは大前提に置き、
【それらが大きなレベルで融合し合う
ためにはどのようにすれば良いか】
と考えると、
また違った経営者としての視点が見い出せる
のかもしれませんね。
■というわけで今日は、雇用に関する
経営者の考えということで、
記事を書かせていただきました。
何はともあれ、
【人は経営の宝である】
と私は考えます。
双方にとって労使ともに幸せな未来を
築くことができるよう、
日々精進したいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・雇用においての経営者の考えは
まさに十人十色ではあるが、できる限り、
【高い労働の質とそれに見合う大きな給料】
という形で、
【両者が高い次元で均衡し合う点を
労使ともに探り当てたい】
というところ。
・スタッフが想いを持って仕事が
できるその環境の先には、
【きっとお客様の幸せも見えている
未来が築ける】
のではないだろうか。
・大切なのは、スタッフと経営者の
どちらかが上下という関係ではなく、
あくまでも人と人同士の対等の関係であり、
その先に理念への共有や仕事のやりがいを
共有して、
【両者の想いや考え、価値観が
高い次元で融合】
し合うように、経営においての思索を
深めることが大変重要ではないか
と思うところであるため、
日々そのようなことを念頭に置き、
意識高く経営についての思索を
深めたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。