2025年4月16日【法人設立】にあたり注意したい様々なこと
今日は旅先3日目。
初日から今日まで、毎日2万歩超えの
距離を歩いており、
体は悲鳴を上げています笑。
ただ、子どもたちの喜ぶ顔を見ていると、
疲れも吹き飛ぶような想いです。
ほぼ年に一度の繁忙期を超えた後の
家族旅行も残すところあと一日。
しっかりとリフレッシュしつつ、
大切に最終日を過ごしていきたいと
思います。
さて、本日の本題です。
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■法人設立時の注意点
法人設立を進める際には、
細かな手続きや準備が必要です。
以下に法人設立時に注意すべき点を
まとめましたので、
しっかりと確認して、
進めていきましょう。
■事業目的の設定
事業目的は、単に現在の事業内容に
とどまらず、
将来的な事業展開を想定して
柔軟に設定することが大切です。
これにより、後々の目的変更を
避けることができ、
設立後の対応がスムーズになります。
■資本金の額
資本金は1円でも設立可能ですが、
信用力や税制の影響があるため、
慎重に決定する必要があります。
特に外部からの信用を重視する場合は、
最低でも100万円以上の資本金を
考慮することが望ましいです。
■役員構成の明確化
役員の構成を明確にしておかないと、
後に経営権を巡るトラブルの
原因になります。
出資者と経営者の役割を整理し、
その関係を最初にきちんと
確立しておきましょう。
■設立時期の選定
法人設立時期は税務面にも影響を
与えます。
例えば、事業開始月や決算月によって、
消費税の免税期間や税制メリットが
異なります。
そのため、設立時期を決める際には、
税務面でのメリットをしっかりと
確認しておくべきです。
決算月については、
こちらの過去の記事も併せて
ご参考ください。
<2020年8月22日法人の【決算月】
の決め方>
https://note.com/muratax/n/n49c9e1bc52da
■定款内容の確認
定款の内容も重要なポイントです。
特に公告方法については注意が必要で、
電子公告を選択すればコスト削減が
可能ですが、
新聞公告などを選ぶと費用が発生
するため、事前に適切に確認して
おきましょう。
■印鑑の準備
会社実印などの印鑑は、
法人設立において必須です。
設立登記には実印が必要となるため、
印鑑セットなどを早めに準備して
おきましょう。
■設立後の届出
法人設立後、税務署や都道府県税事務所、
市町村、年金事務所などへの届出が必要です。
これらの届出に関して、提出を忘れると
不利益になる可能性があるため、
スケジュールをきちんと管理し、
届出を遅滞なく行いましょう。
■法人口座開設
設立後、法人口座を開設することが
必要ですが、
設立直後の法人口座開設は
審査が厳しいことが少なくないため、
事前にしっかりと準備しておくこと、
そして、万一審査に通らなかった際の
二番手、三番手を考えておくことが
大切です。
■社会保険加入義務
法人であれば、たとえ社長一人であっても
原則として社会保険に加入する
義務があります。
そのため、社会保険の費用が
コストとして見落とされがちですが、
設立前にしっかりと理解しておくこと
が必要です。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・法人設立時は、事業目的、資本金、
役員構成などを慎重に決定する。
・設立時期を決める際は、
税制メリットを考慮し、
最適なタイミングを選定すべし。
・定款内容や公告方法についても
事前に確認し、不要な費用を避けたい
ところ。
・法人設立後、届出や法人口座開設、
社会保険加入などを漏れなく行うべし。
・設立時の印鑑や資本金の入金タイミング
など、必要な事項を的確に理解し、
設立の手続きを進めていきたい
ところである。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。