2025年9月30日【タスクはその場でさばく!】ことの重要性
今日は9月末ということで、何も予定を入れない日で、終日仕事に打ち込んだ日でした。
本日も抜かりなく申告や届出関係の手続きを終えることができ、ほっと胸を撫で下ろしているところです。
さて、本日の本題です。
タスクを溜めないという考え方
9月も終わり、次第に税理士事務所の繁忙期になっていくのですが、こういった繁忙期にはタスクの抜け漏れがないように確認していくことが大変重要です。
というより、そもそもタスク自体を溜めない!ということもまた重要なんですね。
今日はそんなことについてお話をしていきたいと思います。
タスク即処理のルール
タスクを溜めないとはどういうことかといえば、それはすなわち、その場に降りかかってきた仕事を、その場で捌いてしまうということ。
当然のことながら、重ための案件については数日かけて処理をしていくこともあります。
ただ、私の基本的なルールとしては「その場に降りかかってきた仕事はその場でやってしまう」ことを意識的に行っているんですね。
振りかかるというとちょっとイメージが良くないですが、感覚としては、上から降ってくる障害物を刀で次々にバッサバッサと斬り捨てていくようなイメージです。
(もっと例えが良くなくなり、震えだしています。)
そのようなことから私自身、チャットワークを用いたやりとりにおいても、よく「返信が早いですね」とお褒めいただくことがあります。
(むしろ「気をつかうので、夜中の即返はやめてください」などということまで言われます照。)
これはまさに、この私なりのルールを守っているからに他ならないことなんですね。
<2023年1月13日反響のあった【仕事の進め方】についてのことの続きを・・>
https://muratax.com/2023/01/13/6045/
タスクを溜めるデメリット
お客様の不安を長引かせないという目的もありますし、何よりもタスクが積み重なることが私自身の大きなストレスになってしまうということも。
タスクは積み重なれば積み重なるほど滞留し、とてつもない量に膨れ上がってしまいます。
そしてその膨れ上がったタスクは、次第に忘れ去られる運命にあり、その結果「どうなっているの?」というお客様の不満が爆発してしまい、信頼を大きく損ねてしまうことにもなりかねません。
認知・時間・体力の消耗
さらにタスクを溜めることは、脳内の認知を奪ってしまうことにもつながります。
加えて、後回しにしたタスクを再度やろうとすると、「そもそもの前提は何だったっけ?」と、思い返す余計な時間と労力が必要になってしまいます。
その結果、認知も時間も体力も(!)大幅に消耗してしまうんですよね。
経営者に必要な即断即決の姿勢
だからこそ「タスクはその場で処理する」。
これは自分のパフォーマンス向上だけでなく、お客様の「不」を解消するという経営の目的も果たせる大切な考え方だと感じています。
<2021年8月11日商売の基本はお客様の【不】を取り除くこと>
https://everydayrunchange.hatenablog.com/entry/2021/08/11/053554
ぜひ、経営者としてタスクは即処理を徹底し、本来注力すべき経営や未来への時間にあるべきリソースを捧げるよう心がけたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・タスクは滞留すると脳内を占拠し、着手時に余計な労力と時間を要する(何よりストレスがハンパない)。
・タスクが降りかかった際は、返す刀で即処理することを心がけるべし。
・経営者として本来注力すべき仕事に集中するため、タスクは即断即決で破壊していく(!)意識を持ちたいものである。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。