2018年7月28日売上の増加よりまず固定費の圧縮を勧めるワケ
「売上の数倍の効果です。」
先日、海外送金手数料についてのお話を伺いました。
なんでも、とあるところに送金をお願いすると、手数料がかなり安くなるとのこと。
固定費の圧縮は、かなり経営の改善に繋がります。
こんにちは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
1.固定費の圧縮の威力
海外送金はかなり業種によっては多いもの。
そこで、この手数料を抑えることができるとするならば、経営においても大きなプラスとなることでしょう。
仮に、月3万の海外送金手数料という経費が浮いたら、年間で36万。
36万の経費が浮くということは、かなり大きいですよね。
2.効果は売上を上げることの数倍に
また仮に、粗利益(売上から仕入を引いた利益)率が30%の物販を営んでいるとしたら、
36万の利益を上げるために120万(36万÷30%)の売上を上げる必要があるわけです。
つまり、経費が36万浮く(36万の利益が出る)ということは、売上にすると120万分の価値がある、と言い換えることができます。
売上の3-4倍の威力ですね。
そういう事情から、売上を上げることも極めて重要なのですが、
固定費(仕入以外の経費)を圧縮していくこともかなり重要なことなのです。
何か有用な手立てはないか?
くまなく経費を減らすべく、確認してみましょう。
効果は大きいですよ(!)