2022年5月2日売上を上げるにはやはり【○○〇】です
世間はお休みのところも多いようですが、
今日も淡々粛々と仕事をしています。
むしろ世間が静まっているこの時期は
経営の思索をするのにうってつけ。
さて、本題です。
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■円安がどんどん加速していますね。
『円安が進む』ということは、
一般的には、仕入などの材料や、
その他のモノの価格が高騰し、
純粋に考えると
【経費が増えてしまう】
というもの。
企業として
【同じ経済活動していて経費が増える】
ということは本当に
たまったものではないですよね。
■では、
経費が増えると
どのような対策をとるべきでしょう。
企業活動は『それがもたらす利益』
から成り立っているため、
利益が売上から経費を差し引いたもの
で示されることを考えると、
【必然的に売上を上げるしかない】
のではないでしょうか。
■では、
売上を上げるためには
どのようにすれば良いのでしょう。
最も基本的な考えとして、
【売上=単価×数量×リピート】
ということができます。
仮に「売上を倍にしたい」と考えると、
【この三つの項目のうちの
どれか一つを2倍にすれば、
その目的は達成できる】
ということになりますね。
しかしながら、『一つだけ2倍にする』
ということは、
なかなか通常難しく考えられるため、
上述した
『単価』・『数量』・『リピート』
をそれぞれ約1.3倍することにより、
【1.3×1.3×1.3で、2倍を超える】
ということに。
すべてを1.3倍にすれば
算式上は解決…
という形になるわけです。
これが売上を上げる
基本的な方法なんですね。
■しかしながら、
【全てを均等に上げる】
ということは、
コントロールしようとしても
なかなかその通りにいかないのでは
ないでしょうか。
では、最も簡単に
コントロールできるものとしては
この三つのうちどれでしょう。
それは
【単価】
ですよね。
その他の『数量』に関しては、
売れる個数をコントロールすること
は難しいですし、
『リピート率』や『リピート数』も
同じようにコントロールすることが
難しいものです。
そうなると必然的に
【価格(単価)をアップする】
というのが最も簡単な方法であること
が分かるかと思います。
■その一方で脳裏をよぎるのが、
【そんなに簡単に
価格を上げることなんてできない!】
ということですよね…
『価格を上げる』ということは
どのような状況でしょう。
当然、従来のものが高額になって
しまいますので、
【客足が遠のいてしまう】
ということが考えられるでしょう。
そして、これまでのお客様に対して
「値上げをする」
などということは
言いにくいものですし、
【従来の価格により
いらっしゃっていたお客様層が
いらっしゃらなくなる】
ということもまた考えられます。
■逆に
『値下げ』をすることを考えると、
商品やサービスを買い求めようとする
お客様や未来のお客様に関しても、
喜んで買っていただけますし、
場合によっては、現在の層ではない
お客様層も取り込むことができる
かもしれません。
そのように考えると
『値上げ』よりむしろ
【値下げに走ってしまう】
というものでしょう。
■しかしながら、
『値下げ』をすると
当然売上は下がってしまいます。
値下げをして
売上をキープしようとすれば、
上述した算式の中の『数量』と
『リピート数(率)』を上げないことには
目標は叶いませんよね。
しかしながら、『数量アップ』
『リピート率アップ』ということは、
値下げをしたことによる
『キャッシュの減少』を考えると、
その広告費も使えなくなるわけですし、
場合によっては
【スタッフや外注などの人件費も
売上減少に比例して使えなくなる】
ということが予想されます。
そのように考えると、
【値下げはやはり経営においては
危険な行為である】
と言わざるを得ません。
■少し前に戻りますが、
売上を構成する三つの要素のうち、
【自らの裁量により決定できるのは
価格のみである】
ということでした。
『価格を上げる』ということに対する
恐怖は上述した通りなのですが、
逆を捉えると、
そうなる原因を追求し、
価格が高い代わりに
商品やサービスの品質を見直すことも
できます。
また、従来のお客様層には
求められなくなったとしても、
そのさらに高額をお求めいただく
お客様の新たな層にリーチできる
可能性もあります。
何より、値上げをすることにより、
商品やサービスの提供側である
自分自身を、
【さらなる品質向上などを
しなければならない】
などという強い(良い意味での)
焦燥感に追いやることができ、
【そこから経営が良い方向に変わっていく】
ということも考えられることに。
これが経営における『適度な緊張』
の醍醐味。
<2021.6.25最近しっかりと
【緊張】していますか?>
https://everydayrunchange.hatenablog.com/entry/2021/06/25/060256
■ここで冒頭に戻るのですが、
円安などにより
【仕入価格や経費の価格が
上がってくること】
が予想されるため、
その要因から考えても
【値上げは必須である】
と考えた方が良さそうです。
そういった外的要因による
値上げも当然なのですが、
【さらなる商品やサービスの
品質向上を自らと約束し、
それに向かって経営を進めていく】
というのもまた、
経営者としての責任である
と言えるかもしれませんね。
こういった
経済状況が厳しい時だからこそ、
そのような前向きな気持ちをもって、
経営の改善を考えたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・円安などによりキャッシュアウトが
厳しくなっている状況下においては、
必然的に
【売上のアップ】
を考えなければならないのでは
ないだろうか。
・『売上』は
【価格(単価)×数量×リピート率】
という算式で表されることを考えると、
その最もコントロールしやすいものである
【価格をアップする】
ということからまずは入りたいもの。
・『価格のアップ』は怖いものであるが、
逆にそのことにより
【商品やサービスの
さらなる品質向上に努める】
ということを自らに課し、
【現在のお客様や、未来のお客様に対する
さらなる価値の提供をコミットし、
経営を奮い立たせること】
もまた一つの方法かもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。