2022年5月5日【借金】は善か悪かという問いについて
4日5日でキャンプに行ってきました。
テントの組み立て中に
テントのポールが折れるという
とんでもないハプニング…(笑)
我が家のキャンプは、
普通に楽しむイベントだけでなく、
日々の生活に意味を見出した上で
行っていること。
キャンプ中はスマホは全てシャットダウン。
用途は写真撮影と、
娘たちのダンスミュージック再生のみ(笑)。
キャンプの本当の意味の詳細は
ここでは割愛するものの、
キャンプは我が家にとって
かなり大切な時間なんですね。
さて、本題です。
-----------------------
■ここ最近の経済状況の不安定さにより、
国の経営に対する支援策が
コロナがスタートした当初から出ています。
『持続化給付金』からスタートし、
『一時支援金』や『月次支援金』、
そして今回の『事業復活支援金』。
それに加え、『感染拡大協力金』や、
融資においても、
『コロナによる特別貸付の制度』
が出ましたね。
経営において
【現金は血液】
とも言えるもので、
【現金が枯渇してしまうと、
大病を患ってしまう】
ということが考えられます。
どのような状況下においても、
【現金は潤沢に有して、
血液を企業全体に回していく】
ということは第一に考えたいもの。
■その中で検討したいのが、
『国からの助成金や補助金』
はもちろんのこと、
場合によっては
【人のお金を有効活用させてもらう】
ということなんですね。
その最たるものが、
【融資】
であると言えます。
『借金』と聞くとどうしても
マイナスなイメージを持ってしまいがち
なのですが、
上述した
【人のお金を自由に使うことができる】
と考えるとどうでしょう。
自分の有する現金では
手が届かなかった設備投資や経営の拡大が、
【人のお金を使うことにより実現できる】
と考えると、それは大きなもの
ではないでしょうか。
■このような考えは、
『通常の経済状況』
においての考えなのですが、
今後を考えると、
【経済状況の不安定さから
経営が思うように立ち行かなくなるリスク】
も想定されます。
そのようなリスクを想定すると、
今は必要ないにしても、
【金融機関から融資を調達することにより、
その現金の保有額を盤石にしておく】
というのも考えの一つです。
■借金をしたとしても、
それを使わないとすれば、
【ただ単に借りたものを
淡々粛々と返済していく】
ということだけなんですね。
これを、お金が入ったばかりに、
本来的には必要ないものに
投資をしてしまうなどすると、
あっという間にまた、
現金が手元から消え、
そしてその現金は金融機関に
返済しないといけないものですので、
【資金難になってしまう】
ということが考えられます。
そのようなお金の使い方には
当然注意しなければならないわけですが、
やはり現金は『経営の血液』
ということを考えると、
【融資を受けてその現金預金を
多めに持っておく】
ということは経営の有効な一手
であるようにも考えられるわけです。
■しかしながら、
『借金』と聞いて
マイナスイメージが大きいのは、
【その返済の際に
利息も払わないといけないから】
ということもあるかもしれません。
確かに、サラリーマンの方であれば
利息の支払いは『単なるマイナス』
なのですが、
【経営においての利息は
事業上の経費】
となりますので、
【仮に法人税や所得税などの税率が
30%ほどであるとすると、
1,000円の利息は経費になり、
300円の税金が少なくなる】
ということなんですよね。
そう考えると、
【本来1,000円の利息が700円で済む】
ということに。
そのように考えると
【利息は大きいとしても、
税効果もまた大きい】
ということも考えられるわけです。
■そして、
そもそもこの
『利息』に関して言えば、
上述してきた
【万一の経営のリスクに備えて
お金を借りておく】
ということを考えると、
【その万一に備えるための保険的なもの】
と考えられはしないでしょうか。
結局のところ、『人のお金』の
見方をそのように変えると
【相当低額な保険で現金を保有して
おくことができる】
ということが考えられるわけで、
そのように考えると『借金』は
【このような経済状況においては特に、
喜んですべきものである】
ということも言えるかも
しれませんね。
■何度も申し上げますが、
【経営においての現金は
人体においての血液】
とも言えるものです。
【どうやったら現金を
手元に多くおいておけるか】
ということをまず第一に考え、
その中で経営の次なる一手を
探し求めていきましょう。
------------------
《本日の微粒子企業の心構え》
・昨今の経済状況が
不安定な状況においては、
【現金を潤沢に持っておく】
ということが、
『経営を生き残らせるための』
有用な選択であると心得ておくべし。
・現金を潤沢に保有するためには、
【金融機関の融資】
を頼るのも得策であると言える。
・融資の際の利息は『経費』となる上、
『万一の場合の保険』と考えると、
【少ない額でその保障を買える】
ということになるため、
経営においては有用な手段となりうる
ことを心得ておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。