2022年7月23日【顧客との関係を水平に保つこと】の重要性
■先日の記事で、
【創立5周年を迎えた】
という旨を書かせていただきました。
そんな中、
今日は複数の方々からお祝いをいただき、
すごく感謝の気持ちでいっぱいです。
今日の日常の一部を、
弊所にお越しいただく時間に
割いていただいているということを
考えると、
本当にありがたい限りです。
心より、ありがとうございます。
■思い起こせば、
開業から2年ほどは本当に苦しい状況で、
経営もままならない
という感覚でした。
しかしながら私の理念として
取り組んでいたのが、
【経営者の方と税理士との間の壁を
なくしていく】
ということ。
■結局のところ、
税理士は『先生』
と言われる職業ですので、
その『先生』と言われるが故に
経営者と税理士との間に壁が生じ、
【本来信頼すべき相談相手である税理士が
遠い存在になっている状況】
が見て取れたわけです。
その壁を取り払うが如く、
【先生と呼ばれない税理士】
を目指し、
【TEAM MURATAX】
というお客様の会を開き、
【こういった壁を取り壊して
親密な関係にしていく】
という動きをしてきました。
■このことは
やはりお客様にとっては
良いことだったようで、
上述した開業から2年を超えた頃からは
『紹介』により多くのお客様との
ご縁をいただいている
という状況。
紹介により増えたお客様が
さらにお客様を紹介してくださるので、
【複利的にお客様が増えてきている】
という状況なんですね。
本当にありがたい限りです。
■上述したことは、
税理士と、依頼していただいた
経営者との間の話だったのですが、
もしかするとこれはあなたの業界にも
置き換えることができるかもしれません。
というのも、商品やサービスの提供側は、
当然その道のプロですので、
『先生』とは言われないにしても、
【お客様にとってはすごい人】
なんですよね。
お客様が『すごい人』
と捉えているがために、
その『すごい人』という
空想の権威の上に乗り上げ、
売り手側が天狗になってしまい、
お客様にそういった態度を
取ろうとするものなら、
あっという間にその信頼関係は
消失してしまうことでしょう。
■逆に、
このことをしっかりと意識して、
【お客様との関係性を水平に保ち、
信頼関係を生むこと】
ができるとするならば、その先には、
【人と人との絆】
が生まれることでしょう。
これこそが商売の基本であるのではないか
と思うんですね。
■どうしても、
自らがその分野の専門性に
長けている存在だと、
そのように、場合によっては
【高圧的な、天狗になるような態度】
に出がちですが、
【それは全くもっての勘違い】
というもの。
お客様はその商品やサービスを
購入するために対価を支払うわけで、
【その対価に見合う
商品やサービスを提供する】
というのが商売の基本であると言えます。
【そういった基本があり、
そのような専門性を持つ人が
輝くことができる】
ということなんですね。
■どうしても、
自らが『プロ』として動いていると
上述したような錯覚に陥りがちなもの
ですが、
そんな時こそ今一度身を引き締めて、
お客様の立場に立って
自分の言動を俯瞰し、
真の商品やサービスを提供するが如く、
お客様との信頼を構築すること
を意識してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・自らが専門性をもって
商品やサービスを提供していると、
【知らず知らずにそのお客様に対して
偉そうな態度を取っていること】
はないだろうか。
・商品やサービスを提供している
自分にとっては日常的なことであっても、
【お客様にとってその商品やサービス
の購入は非日常的なものである】
ということはないだろうか。
・そのような『非日常的な空間』で、
そのような態度をとられた際に
お客様はどう感じるだろうか。
そのようなことから考えると、
しっかりとお客様の立場に立って
自らの言動を俯瞰して、
そのお客様との関係を水平に保ち
真の対話が出来るように
心がけるべきなのかもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。