2022年7月27日8月5日開催<【第二領域について思索をする会】のご案内>
■「騙された…」
開業当初こんなことを
想定していたでしょうか。
税理士として14年にも及ぶ受験生活に
ピリオドを打ち、意気揚々と独立開業。
しかしながら最初に待っていた難関は、
【確定申告をした瞬間に
連絡が取れなくなり、
15万円程の損害を被った】
というところ。
税理士を目指した当初は、
【一人で年収3千万】
だとか、
【資格さえ取れば必ず儲かっていく】
だとか…
そのような前向きな情報を
専門学校よりもらい、
意欲的に勉強に打ち込んできた
という状況。
(当時20歳!懐かしい!)
しかしながら
現実は決してそうではなく…
(当然と言えば当然ですが…)
当時は極めて大きな希望的観測により
物事を考えていたように感じます。
■現に、
開業から2年ほどは、
【資金繰り表とにらめっこをして、
何とかその日を乗り切っていく】
というような生活だったように
記憶しています。
当時から、いろいろな廃業や
倒産の話を耳にしていたのですが、
【自分だけは大丈夫】
といった何も根拠のない
自信があったんですね。
まさに絵にかいたような
希望的観測(笑)。
ただ、少なからぬ人が開業当初は
そのように思っているのでは
ないでしょうか。
「自分は大丈夫」。
「大丈夫」とはいうものの、
何を根拠にして「大丈夫」
と言えるものでしょう。
これこそが
【根拠なき恐れるべきもの】
と言えます。
■逆に、
起業から5年経ち、
ある程度経営も安定してきた
状況下においては、
【大丈夫などとは
微塵も思っていない状況】
です。
そこそこ安定してきたのに、です。
全くと言えるほど大丈夫じゃなく、
【毎日ヒヤヒヤしながら
経営の計画をしている】
というのが現状なんですね。
■しかしながら、
将来の明確な目標ができているため、
【その不安に関しては
健全なものである】
と言えます。
しかしながら逆に、
ただ単に目標を見据えておらず、
何となく現状に不安を感じて
震えている状況は
【病的な不安】
であると言えます。
やはり、将来目指すべき点が
見えないことにはこういった
【病的な不安になってしまう】
というものでしょう。
かく言う私自身もそうでした…
■目指したいのは、
【将来を見据えた上での
健全な不安である】
と言えます。
【目標を打ち立てた将来に
到達するまでの道のりを考えると、
現状では全くもって到達し得ない…】
といった目標から来る不安を
この『健全なる不安』と呼ぶことにします。
対して『病的な不安』に関して言えば、
【現在の状況に関して、
「でも・どうせ・だって」…などという
マイナスの言語から入っていく】
というのが通常。
しかしながら、
『健全な不安』については、
目指すべき未来が見えているため、
現状を目の前に浮かべた上、
【だからこそ】
という視点で物事を捉えていくことに
なるでしょう。
■『健全な不安』からは、
【変化】
が生まれます。
逆に『病的な不安』からは
【変化を恐れ、現状維持を続ける】
ことになるもの。
これこそが先日の記事でも
書かせていただいた
【モグラ叩きのモグラを
叩き続けている状況に他ならない】
ということなんですね。
<2022.7.25今年の目標を見返して、
「今」動ける姿勢を整える>
https://muratax.com/2022/07/25/5449/
しかしながら、
『健全な不安』に関しては、
【どうやってモグラ叩きの
電源を断っていくのか】
ということを考えるでしょう。
【変化が常態である】
状況を作ることができている
ということですね。
■往々にして、
モグラ叩きのモグラを
叩き続けている状況は、
『7つの習慣』で言う
【第一領域】
…つまり、
【緊急であり、重要でもあること】
に追われている状況。
どうしてもこの第一領域に
追われている状況であると、
真に重視したい
【第二領域】…
つまり、
【緊急ではないが、重要であること】
の領域に達すること
が難しくなってしまいます。
モグラを叩き続けるのが
この上述した『第一領域』で、
モグラ叩きの電源を断つことが
『第二領域』なんですね。
第一領域に追われているのは
もしかすると、
【その進め方などの仕組み】
に問題があるのかもしれません。
■真に大切なのは、
【第二領域】
です。
【どうやってモグラ叩きの
電源を断っていくか】。
このことこそが、
【経営や人生において
後に大きな効果を生むもの】
ということは否定できないでしょう。
■そして、
この第二領域の時間は、
【自分で作ろうとしても
なかなか作れない】
というもの。
収入が入った瞬間に
その貯金すべき金額を
天引きしないことには、
貯金自体をすることが難しい
のと同じように、
第二領域に使う時間を作ろうとしても、
一人だとどうしてもその時間を
確保できず、
自転車操業の日々にピリオドを
打つことができない
ということですね。
そのような状況から、
今回企画を作らせていただきました。
■具体的には、
【8月5日金曜日の13時より】
この『第二領域を天引きする時間』
を設け、
【有志で集い、適度な衆人環視の目を
持ちながら、全員で黙々と
この第二領域についての思索をする】
という時間。
参加者同士の交流は全くありません。
あくまでも、
「人が同じ場にいる中で、
衆人環視の目を働かせ、
思索する時間を強引に生み出す」
ということが目的です。
決して人との比較ではなく、
【自分の過去と現在、未来の比較をし、
どうやって効果の高い人生を
目指していくか】
ということを考える時間とします。
無料でも良いのですが、
適度な緊張感(お金を支払うことを通じての
適度な痛み)を得ていただくため、
参加費を3,000円とさせていただきます。
当日は15-20分程、
ご参加の皆様に対しての課題に対し、
順番に相談に乗らせていただきます。
順番に別室でお一人お一人の
お話を聞かせていただく予定。
冒頭は私が少し全体に向けて
話しますので、
実質的な思索をする時間は
相談の時間も抜いて考えると
1時間半程になるかと思います。
13-21時の間、3部構成にて進めます。
全て同じことをしますので、
ご都合の良いお時間をお選びください。
なお、場所は天神を予定しています。
もし興味のある方は、
こちらの参加フォームより
お申し込み下さいませ。
https://forms.gle/s51RdMK7c3JmAeTF6
今回の企画への参加を通じて、
今後の人生をより良くしていきましょう!
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《本日の微粒子企業の心構え》
・「私だけは大丈夫」
という根拠なき自信が、
【後に大きな損失を生む】
ということが往々にして考えられる。
・真に大切なのは、
【健全な不安】
であると言える。
【病的な不安】は、
【自らをひたすら蝕んでいってしまう
結果となりかねない】
と言える。
・真に大切にしたいのは
【第二領域の分野】。
『第一領域』の分野に
追われている状況こそ、
危惧すべきことであり、
【いかにして第二領域の時間を
生み出すことができるか】
ということが極めて重要である。
・その第二領域の時間を強制的に
天引きできるのが、今回の企画。
ぜひこの会への参加を通じて、
あなたにとっての
【モグラ叩きの電源】を断ち、
今後の人生をより良いものに
していくことをおススメする。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。