2022年12月23日「自分では語らない!」マーケティングを考えてみる
今日は、1件のZOOM面談を経て、
ひたすら仕事に打ち込んでいました。
今日の福岡は積雪もあり、
事務所が寒いことが確実だったため(笑)、
あえて自宅でリモート勤務。
こういった勤務地の入れ替えも、
案外リフレッシュになるものですね(^^)
今日は同時進行で15社程度の
お客様とやり取りをしていたかと。
大変ではありましたが、
かなり集中力を発揮できていたので、
ちょっとした達成感があります(^^)
さて、本題です。
------------------
■以前の記事の中で、
自社の商品やサービスの
ご案内をする際に、
場合によっては
『お客様の声を頂戴することが
有用である』ということを
お話しさせていただきました。
<2022.12.3【自社の商品を語る】
ことの重要性>
https://muratax.com/2022/12/03/5905/
<2019.5.19『色即是空』から見える
経営の学び>
https://note.com/muratax/n/n41e3d4068c12
経営においては、
当然自社の商品やサービスを
アピールする場が
必要というものですが、
それが
【自らの口で語られるのと、
第三者から語られるのとでは
雲泥の差がある】
と言えます。
■どうしても
異業種交流会などにより
名刺交換をする際は、
お互いに自分の商品や
サービスのPRをし合い、
「売り込み合い」とも言える状況に
なってしまうことにより、
【結果として全く何もないまま
商談が終わってしまう】
ということが往々にして
見受けられるもの。
それは当然のことで、
交流会の場に
参加しようとする動機は、
「商品やサービスを
買ってもらいたい」
ということからでしょうし、
そのようなことから考えると、
自分と同じように
考えている人が多く集っている
ということが容易に想像できる
のではないでしょうか。
■そうなると、
上述した商品やサービスの
売り込みのし合いになってしまい、
全くもって成果がない
ということになってしまうもの。
そうではなく、
商品やサービスの良さを
自分の口から語ることは
もちろん大切ではあるのですが、
それに加えて、
【第三者からの
話を聞いてもらい、
『よりその良さを実感してもらう』
ということ】
もまた、有用であると言えます。
そのための上述した
お客様の声であるのですが、
こういった
【第三者の口から
語っていただく場】
というのを設けるのもまた、
マーケティングにおいては
重要であると言えるでしょう。
■その過程で、大切なのが、
商品やサービスの良さを
実感していただくということ、
そして第三者の口から語られること、
そしてその時間に長期の期間を
要するということもまた、
念頭に置いておいたほうが
良さそうです。
どうしても、聞いた情報が
確信に変わるには、
一定の期間が必要というもの。
場合によっては、
即断で物事を決めていくのが
経営者としてのスピード感
とも考えられますが、
往々にして高額な商品において
それをしてしまうと、
【資金繰りを圧迫してしまい、
誤った経営判断をしてしまう】
ということにもなりかねませんので
注意が必要でしょう。
■そういった中で私自身が
【人との信頼関係が構築されるには
3年かかる】
ということを
感じている次第です。
何かしら、
その方と接点があってから
【3年後に契約が決まる】
ということが少なからずある状況で、
この『3年』の期間は、
私の空想という次元を超えている
ような気がしています。
そんな中で、
その3年の信頼を作るために
必要なのが、
自らの口より
商品やサービスについて、
そして経営理念について
語っていくことに加え、
【第三者からの
その信用の裏付けとして、
何かしらの方法で
そういった商品やサービスの良さや、
理念について語ってもらう】
ということなんですね。
その過程により、
信頼が可視化され、
思いもよらぬところで
契約に繋がっていった
ということがこれから先に
起こり得るでしょう。
■どうしても商品やサービスを
売り込んでしまおうとする
動きが見られるものですが、
そこはあえてその行動を堪えて、
【上手に第三者の口からその良さや、
仕事に対する考え方などを
語ってもらうようにし、
そこから信頼関係を構築
していくこと】
を考えてみてはいかがでしょうか。
------------------
《本日の微粒子企業の心構え》
・商品やサービスを売っていくためには、
自らの口から語るほか、
第三者の口からその良さを語ってもらう
ということが重要であると言える。
・その良さを的確に伝えることが
できたとしても、
【人と人との信頼関係は
3年ほどその構築に要するもの】
と心得ておくべし。
・そのように考えると、
短期間でその商品やサービスを
売り込む形で契約を
決めていこうとする行動は、
少々早すぎるのではないだろうか。
・上述してきたように、
商品やサービスの良さを
伝えるとともに、
これを第三者に語ってもらい、
なおかつ
【信頼関係の構築に
3年ほどの長期間が要する】
ということを念頭おいて、
そのマーケティングを
考えてみても良いかもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。