2023年1月2日【お金に関するウマイ話】には本当に気を付けて!!!
正月モードは昨日で終わり、
今日は仕事の整理と、
今後の目標設定などを。
正月は胃がもたれ、
心がラクな方に持っていかれがち
なものですが(笑)、
みんなが動いていないこの時期にこそ、
バシッ!とスタートダッシュを
決めたいものです。
さて、本題です。
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■昨日は新年の抱負的な記事に
なってしまったのですが、
<2023.1.1【一年の計は元旦にあり】
の意味するところ>
https://muratax.com/2023/01/01/6008/
今日も新年2日目ということで、
今一度、皆様にお伝えしたいことを
記事に認めさせていただきます。
また、昨夜はFacebookにも
自分の想いを投稿させていただき
ましたので、
もしよろしければ、
(長文ですが(滝汗))ご覧くださいませ。
2023.1.1のFB投稿
■この一年、
いろいろな出会いがありました。
出会いには、
良い出会いもあり、また時には、
良くない出会いも。
良くない出会いに関しては、
昨年私自身は幸いにも
遭遇しなかったのですが、
実に開業して
2年あたりの頃までは、
魑魅魍魎が跋扈している現実を
知ることになり、
私自身も幾度となく、
その出会いに騙されてしまった
という過去が。
■ただ、
良くない出会いに関しても、
その時はただただ辛い出来事で
あったわけですが、
今となっては、
過去の大きな経験として、
それが教訓として活かされている
ということは、
否定できなさそうです。
結果として、
【良い経験も悪い経験も、
大きな肥やしとなっている】
ということなんですね。
■…という前提を置いての
今日の記事。
もしかするとあなたも、
何かしら上述したような
【良くない出会い】
があったかもしれません。
しかしながら、大前提として、
【良くない出来事や出会いほど、
その後の自分の人生に
大きなプラスになる】
ということは、
心に据えておいた方が良いでしょう。
■現実問題、
単に精神論だけではなく、
その出会いによって、
人を見る目や、
物事の善悪を的確に判断できる
選球眼を持つことになりますので、
かなり貴重な経験であると
言えるはずです。
■特に、お金の世界においては、
上述した魑魅魍魎がウヨウヨしており、
油断していると、
【瞬く間に、その餌食になってしまう】
ということも。
あまり声を大にして
言えないところではあるのですが、
最も多いのは、
『生命保険』でしょう。
どうしても生命保険の代理店や、
商品を勧める人にとっては、
【生命保険が成約してナンボ】
の世界ですので、
生命保険を売らないことには、
どうしても収入が得られない
ということに。
それが故に、
その本人が利益を得る目的で、
生命保険が売られているという現実が、
残念ながらあるわけです。
■私自身、よく税理士の変更などで
他の税理士が作成した申告書や
決算書類を拝見するわけですが、
少なからぬ場合、そこに
【本来的には必要のない生命保険の契約】
が載っているんですね。
そして、これが大変残念なことに、
【税理士自身が勧めている】
ということも。
■一般論でいけば、
生命保険を通じて、例えば
「退職金準備などをするために
節税ができる」
などというお話があるわけですが、
これは
(あくまでも、一般的に…と
申し添えておきますが)
理論的に考察すると、
大抵の場合、
契約した方が損をするというものです。
(もちろん万一の保障に関しては、
ここでは度外視しています。
万一の保障は掛け捨てで賄えば…
というのが実際のところ。)
■しかしながら、
保険料を支払って節税し、
これを受け取る際に
大きく乗ってくる収益を
自分自身に対する退職金の支払い
という経費をぶつけることにより、
これが相殺されて、
納税の必要がなくなるということが
謳われているわけですね。
ただ、よく考えて欲しいのが、
【退職というイベントは、
生命保険ありきではなく、
生命保険の契約をせずとも、
必ず訪れるもの】。
その前提で考えると、
生命保険の契約をせずに、
自社の積立金などで退職金を準備し、
その積立金を利用して、
退職金を支払った方が、
真の税効果は大きい
ということになるわけです。
要は、『何もしない方が良い』
ということですね。
■その他にも、
いろいろな投資の案件や、
経費削減のコンサルなどというビジネスが
横行している現状があります。
正直申し上げて、
投資に関しては、
こういったネット社会ですので、
誰かを通じて入るのではなく、
自らの手でインターネットの
情報を拾い上げ、
それを精査し、
同じく、自らの手で口座を開設し、
投資をスタートすることが
最も有用であると言えるわけです。
■また経費削減に関しても、
蓋を開いてみると往々にして、
それは税法の網の目を掻い潜った
いわば『危うい節税』であったり、
上述したようなネットの情報を
自分で調べれば、
誰かに仲介してもらう必要などなく、
自らの手でできるような対策
ということが少なくないんですね。
■どうしても、
こういった仲介に入ると、
その仲介に入った人が
仲介手数料という収入を得る
という仕組みであるため、
本質的に、申し込みをした人が
損をすると分かっていても、
自らの利益目的のために
そういった契約を勧めるということが
大変残念なことながら
少なからず見受けられます。
昨年実際にご相談に乗った
幾人の方々に関しても、
手法は違えども、
誤解を恐れずに言うならば、
「騙されてしまっているな…」
ということが。
■いろいろ述べてはきましたが、
ぜひあなたに知っておいて
いただきたいのが、
金融の世界には、こういった
【魑魅魍魎が跋扈している】
ということ。
本当に多いです。
本当に本当に要注意です。
上述したようなことから、
私自身は、
生命保険や投資はもちろんのこと、
「一切の代理店をしない」
ということを明言しています。
それは私自身も人間であるため、
仲介をすることに
仲介手数料が入るとなると、
その自分の利益の目的のために
契約を勧めてしまうということを
否定できないから
に他なりません。
まさに「人間だもの」です。
■金融の話にしろ、その他の話にしろ、
良い話が来た際は、
逆にデメリットの部分を
よく探るようにしたいものです。
往々にして、
「そんなにうまい話はない」
というのが通常のこと。
こういった記事を書くと、
いわば都合の悪い人たちが
このようなことを叩いてくる現状が
あるのですが、
事実を申し上げているだけであり、
また、この事実を知ってもらうことにより、
『多くの人が救われる』
いうことも理解していますので、
あえて、こういった真実を
お伝えしたいと思い、
今日の記事を書かせていただきました。
■もちろん、
すべてのこのような生命保険や
金融商品を勧める人が、
そうと言うわけではありません。
実際のところ、
本当にお客様の立場に立って、
たとえ自分の利益が少なくなろうとも、
本来的に必要な商品だけを勧める
という方も、
(私が知っている限り)
少ない状況ではありますが、
いらっしゃいます。
■年始にしては、
少々重たいとなってしまいましたが(汗)、
本当に大切なことですので、
お伝えをさせていただきました。
特にお金に関して良い話が
舞い込んできた際は、
上述してきたようなことに
最大限注意して、
慎重な意思決定をするようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・特に金融関係においては、
魑魅魍魎が跋扈しており、
その契約をするかどうかの意思決定は
慎重にすべきである
と言える。
・インターネットが普及している
この世界においては、
あえて他の人を通じて
金融商品の購入はせずに、
自らの手で探り、同じく自らの手で
その商品を購入することを
お勧めする。
・往々にして、
何かしら人からの紹介があった際は、
仲介手数料としてのメリットが
その紹介をした側にあることが
通常であるため、
その話の中のメリットとともに、
大きなデメリットもしっかりと見極め、
その意思決定を慎重にしたいものである。
・何はともあれ、
迷った際は、
その道の専門家に相談すること。
どんな分野であれ、
この鉄則を守ることが
何より重要であると心得ておくべし。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。