2023年7月28日【仕事】に関する売り手と買い手の認識の違い
今日は少し遠方まで面談の日。
いやぁ、なかなか暑い…
日傘ではない折り畳み傘を使い、
なんとか日陰を作りながら…
でも気持ちはかなりの陽気です笑。
この気温は本当に熱中症などが心配なので、
男性陣も何かしらの対策をすることを
オススメいたします。
さて、本題です。
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■以前の記事でも度々書かせて
いただいていることではあるのですが、
私は毎月の顧問のお客様の
業務に加え、数ヶ月に1度程度
【TEAM MURATAXというお客様の会】
を開催しています。
<2023.7.11【写真あり】「TEAM MURATAXを
開催しました!」>
https://muratax.com/2023/07/11/6675/
ここに集うお客様は、多種多様な
業種の事業を営まれている社長であり
経営仕方などについて、
【相当いろいろなヒントがいただける】
場になっているんですね。
■そしてこれは、
顧問のお客様同士の交流の場でもあり、
全く違う業種の経営の仕方
を聞くことにより、場合によっては、
【自分の常識を塗り替えられる】
ことになり、そこから柔軟な
発想を持って、
【経営のヒントに繋がる】
ということも少なくない状況です。
また、
【お客様同士が仕事の繋がりを持てて、
協業していく】
ということもまた、
少なからず見受けられます。
■そんな中、
【社長の価値観については
本当に多種多様】
であり、時に人生観や
結婚観などについてのお話
になるということも。
これはTEAM MURATAXのみで
こういった話題が出るわけではなく、
通常の面談においても
そのようなことが話題に上ることが
少なくない状況です。
こういったことについては
通常の税理士としての面談では
考えられないことなのかもしれませんが、
「信頼関係が構築できているのかな」
と私自身は自負しているというところ。
■そして、
税務や将来についての話は、
【本音ベースの社長の背景を
知ることによりわかる】
というもの。
逆に、こういった信頼関係が
構築できておらずに、
【本音を聞き出せていない状況】
においての税務や経営についての
お話になったとしても、
それは全くもって
【現実味のないこと】
と言えそうです。
■つい先日のご面談で人生観の
話になったのですが、
その社長は、
【自分の体は単なる入れ物】
であり、
【大切なのは中身である】
ため、もし病気になって体が
使い物にならなくなったとしても、
それはそのまま受け入れて、
【生涯を終える際は
そこに抗わずに終えていきたい】
ということを考えられている
とのことを伺ったところです。
■そのような人生観ですので、
決して「将来の老後資金などに備える」
ということは毛頭考えもなく、逆に
【現金を残して死ぬなど
ということは全く考えてない】
とのことだったんですね。
少なからぬ場合
私は、法人から役員報酬や
出張旅費などを上手に受け取り、
それを投資に回して
【自分の生活資金や老後資金の
構築に利用していく】
ということを推奨するわけですが、
今回のその社長のお話を伺った際は、
そのようなごく一般的な助言については、
【その社長にとってはまったくもって
不要なアドバイス】
と言えるでしょう。
■そのように、
仕事をするにあたっては、
お客様と本音で話すことのできる
信頼関係がないことには、
どうしても
【結果として身のない仕事】
になってしまい、もっと言えば、
【仕事をしたつもりで
終わってしまっている】
ということにもなりかねないように思います。
【仕事をしたつもりになっていることは、
何よりも恐れるべきこと】
と私は思っていて、
そこに対する代価が発生している
にも関わらず、
【お客様は満足していない】
ということなんですね。
こういった点は
【経営において本当に致命的だ】
と言えるでしょう。
■いろいろ述べてはきましたが、
まずはお客様の立場に立って、
【お客様が真に求めて
いらっしゃることを推察】
し、そこに焦点を当て、
【そこのニーズを掘り下げるべく】
経営の思索を深めていっては
いかがでしょうか。
■そのような事情から
私はTEAM MURATAXという
お客様の会が心底大好きで、
ここに集ういろいろな社長から
経営観や人生観などについてのお話を
伺うことが大変勉強になるんですね。
「こういった輪が広がっていくのは
本当に嬉しいことだなぁ」
と感じる次第です。
■ぜひあなたも今一度
お客様の立場に立って、
【真に求められていることが
どんなことなのか】
ということを考え、経営の思索を
深めてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・往々にして、商品やサービスを
提供しているにもかかわらず、
お客様の本音を探れていないため、
【空虚な商品やサービスの
提供になっている】
という事実が少なからず見受けられる。
・真に大切なのは、
【お客様との信頼関係】
ではないだろうか。
・信頼関係がないことには、
真の意味で相手に寄り添って
考えることなどできておらず、
【空虚な商品やサービスの提供】
になってしまうであろう。
・本音で語り、真のニーズを探ることは、
【信頼関係の構築が必須である】
と言える。
したがって、いかにして
【お客様との信頼関係を構築するか】
ということを念頭において、
【日々の経営を考え続ける習慣】
をつけてみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。