2023年10月9日【買いたくなる時】から考える、微粒子企業の立ち居振る舞い
3連休の最終日。
世間が動いていない時こそ、
アドバンテージを作る絶好のチャンス。
私自身も、家族との時間を取りながら、
希望ある未来に向けての思索を
練りたいと思っています。
この早朝の静寂も、日中にはない貴重な時間。
これは平日休日問わず、日々訪れるので、
早朝の時間こそ有意義に過ごしたいものです。
さて、本題です。
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■以前の記事の中で、
マックの店員さんに素晴らしい方がいて、
【一瞬にしてファンになった】
というようなお話をさせていただきました。
<2023年5月3日「絶対また来たい!」と
思わされた店員さんの接客とは>
https://muratax.com/2023/05/03/6426/
その店員さんのインパクトが相当強かった
ため、もしその近隣を訪問した際は、
(健康問題はさておき…(汗))
【またそのマックに行ってみたいな】
と今になっても思っている次第です。
■さて、
我々が商品やサービスを購入する中で、
【購入の決め手】
となるのはどのようなことでしょうか。
当然、その商品やサービスの品質が
優れていることは重要なのでしょうが、
もしその商品やサービスに似たものが
数多くあり、
【選定に迷ってしまう】
ようなことがあれば、どうでしょう。
そのような状況においては、
【やはり自分が好きな人を選ぶ】
というところではないでしょうか。
私自身が商品やサービスを購入する際、
大半の場合、
【売り手のファンになって買っている】
ということが少なからずあるんですね。
■つい先日のことですが、
冒頭にも書かせていただいたように、
元劇団四季の役者さんなどによる
ミュージカルようなものが
開催されていました。
(こちらのことになります。↓)
「元劇団四季メンバーなどによる
ミュージカル・ミーツ・ウィンドオーケストラ」
https://www.soleil-hall.jp/organize/detail.html?id=4430
ライオンキングやキャッツを見て、
家族全員で劇団四季の虜になっている
村田家には相当ありがたいイベントで、
実際にイベントに参加してみたところ、
「本当に良いものだったな」
という感覚です。
■そんな中に、とあるダンサーさんがいて、
そのダンサーさんの
【表現力や表情がかなり印象的】
だったんですね。
そのダンサーさんが終了後に、
客席のロビーまでにいらっしゃっていて、
少しだけですが、その姿に触れること
ができました。
ただでさえ素敵なステージだったのですが、
そのようにサービス精神
(あくまでも私見ですが…)で、
私たちのところにまでいらしていただける
ということがまた、すごく良い人だな
と感じた次第です。
そのダンサーさんが出るステージには、
今後も村田家は行くことになるでしょう。
■その他にも、
交流会でお会いした方で、
経営のスタイルやその方の所作や
立ち居振る舞いなどを目の当たりにして、
「自分もこんなふうになりたいな…」
と感じることは少なからずありますし、
ひと際陽気なキャラクターで、
周囲の人々を幸せにさせるような人
がいらっしゃれば、
「その方の商品やサービスを
実際に購入してみたいな」
と思わされるもの。
結局のところ、人は、
【自分にはないような魅力的な部分や、
自分と重ね合わせて共感する部分がある】
ような人に対して惹かれるのではないかな
と私は思う次第です。
■そして惹かれた延長線上に、
ファン心理が表れてくるというもので、
【その人のファンになったその次に
商品やサービスの購入に繋がる】
ということが少なからずあるのでは
ないかと思うんですね。
現に、私自身の購買の仕方については、
やはり多くの場合そのようになっているな
と感じる次第です。
■我々の税理士業界で言えば、
【福岡には3000人ほどの税理士がいる状況】
ですので、
どうしてもその中で勝負をしていこうとしても、
通常の場合レッドオーシャンに入ってしまい、
【価格競争になってしまう】
というもの。
経営としてその中に入ろうとするには、
資本力が必要というもので、
【その資本力においては、
大企業に敵うことなどない】
と考えておいた方が良いでしょう。
■そうであれば、それぞれの色を見い出し、
【私は私なりのスタンスで
経営をしていく他ない】
ように思う次第。
現に私自身、チームのメンバーと共に
かなり特殊的で、簡単に言えば
【人と人との繋がりを重視した
経営を心掛けている】
というところなんですね。
言葉にすると簡単なのですが、
この部分にはかなり強い想いがあります。
この点においては、
同業他社に負けない自信があり、
【スタッフ全員でその意識は
統一できている】
という感覚です。
そういった姿勢に大変ありがたいことに
共感してくださる人もいらっしゃり、
【それが顧客との繋がりになっている】
ということは、現実として見受けられます。
■どうしても商品やサービスの性質や
効能に目がいってしまいがちなものですが、
実はその前に大切なことが、上述した
【ファンになってもらう】
ということではないかと感じる次第です。
「ファンになってもらうには
どうすれば良いか」
という問いを立てて、
【実際の経営の仮説と検証を繰り返す】
ことこそが、経営者として大切な
仕事なのではないでしょうか。
どうしてもそのように経営について
思索をすることを蔑ろにしがちでありますが、
こういった根底の部分に使う時間こそ
最重要視し、経営全体を見渡して、
【自社にとって最適な一手を検討】
していきたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・同業他社がごまんといる中で、
【どのようにして経営の勝負に
勝っていくこと(または負けないこと)】
を考えるだろうか。
・往々にして、少なからぬ同業他社は、
【あえて価格競争のレッドオージャンに
身を投じている】
ように見受けられるもの。
・どうしても価格競争になると
【大資本を持つ企業には敵わない】
ものであるため、
【独自の色を前面に押し出して、
情報発信をすること】
は我々微粒子企業家にとって有用な
一手であるように考えられる。
・あなた自身の色はどのような色だろうか。
同業他社に合わせて同化する
必要などはなく、逆にその色を強調して、
【自分らしさ、自社らしさを輝かせ、
どのようにすればファンがついてくるか】
ということを考えることこそが、
【経営においての基本的な姿勢】
なのかもしれない。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。