2024年2月4日大切なのは【自社に見合うお客様】と商売をすること
今日は次女のマラソンの日。
私は、2月がどうしても仕事に打ち込むべき
時期ですので、オンラインで応援を。
マラソンはかなりきついものに
違いないのですが、
これをやり遂げた後の次女の晴れやかな
笑顔を見ると、
何もかもが吹き飛ぶような幸せを
感じるものですね。
私も確定申告が明けた後の爽快な景色を
想像しながら、
気持ちを前向きに仕事に取り組んで
いこうと思います。
さて、本題です。
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■以前の記事でも
度々述べさせていただいているように、
弊所においてのご面談については、
当然税理士として税務のお話は
するのですが、
【後半の方は経営の話になる】
ということが大半です。
こういった点はひとえに、
【私たちとお客様とが信頼し合えて
対話をすることができている】
という状況に他ならないのではないか
と、自負しているところ。
■そのような経営のご相談の中で
少なくないのが、
【現在契約をしている得意先との関係に
ストレスを感じている】
ということなんですね。
場合によっては、そもそもの
【相性が合わない】
といったことであったり、
【低価格で商品やサービスの提供を
強いられている】
ということであったり、
その他の要素により
【ストレスを感じてしまっている】
というようなことです。
■どうしても商売をしていると、
そのような状況になることが
少なからずあるのかもしれませんね。
かく言う私自身も、開業当初は
相当そのような状況に遭遇しており、
低価格で売っていたばかりに、
【無理難題を強いられる
状況が続いていた】
ような感覚です。
結局のところ、
商売においての大切なことは、
【商品やサービスを提供するその品質と、
お客様から頂戴する代価は均衡している】
ということではないかと思う次第です。
欲を言えば、
【頂戴する代価よりその商品やサービスの
品質が少しでも上回っている状態
が良い状況】
とも言えるでしょう。
■そのような中で、
【真っ当な商品やサービスの
品質を提供している】
にもかかわらず、
【それに対する代価を支払おうと
しない人】
が、大変残念なことに、
一定数いらっしゃるというのも、
また現実です。
当然売り手側も経営をしているわけ
ですので、
商品の仕入代金であったり、
人件費であったり、
その商品やサービスを提供するまでの
その他の経費であったりするものが、
【コストとしてかかっている】
というもの。
■往々して、そのように真っ当な商品や
サービスを提供しているにもかかわらず、
それに対する適正な対価を払おうと
しない人については、
こういった
【売り手側の状況を全くもって
知ろうとしていない】
のではないでしょうか。
そのように、いわば買い叩かれている
状態で商売をしていくということは、
【現実的な労力や金銭面の問題のみならず、
心身の疲労にも繋がってくる】
というものでしょう。
大切なのは金銭面はもちろんなのですが、
【自分の心の状態も平穏に保つことが
できて、健康である状況】
ではないかと、私は思う次第です。
■そのような際に、
私がお話をさせていただくのは、
そのような、いわば『合わないお客様』
に対しての
【商品の販売やサービスの
提供を終えてしまったらどうか】
ということなんですね。
往々にして、
そのようなことを提案した際の
その方の反応はと言えば、
「いやいや、そんなことできるはずがない」
ということが通常です。
しかしながら、これは見方を変えれば
【大変視野の狭い考えに
入ってしまっている】
というもので、合わないお客様に対して
の商品やサービスが潰えたとしても、
その方はまた他の方を探すでしょうし、
【結果として双方にとって
何ら影響のないという形で終わる】
というものなんですよね。
しかしながら、その関係性が長ければ
長いほど、そのような
『目の前が見えていない』思考に
入ってしまうというもので、
そうなった先に
【希望ある未来は待っていない】
というものでしょう。
■上述したように、その商品の販売や
サービスの提供が終わったとしても、
全くもって影響がないどころか、
そこに空白が生まれることにより、
その空白を埋まるべく
【次のお客様が入ってくる】
ということが考えられます。
これは大変不思議な気もするのですが、
【空白を作ると、そこが埋まってくる
ということは一定の真理】
であるような気がしているんですね。
その空白を埋めてくださるお客様との
関係こそが大切だというもので、
決して買い叩いてくるような人を
そこに入れるのではなく、
【良いお客様と契約をして商売をする】
ということが相当大切である
と言えるでしょう。
■ここを妥協して、
「まぁいっか」という気持ちで
その空白を埋めてしまうと、
【のちのち思いもよらないクレームにも
繋がってしまう】
というものです。
往々にして、商品やサービスの
品質を無視して、
料金の支払いを渋ったり、
買い叩いてくる人というものは
【その後何かしらのクレーマーになる】
ということも一定の事実として
言えることなんですよね。
上述したそれ相応の料金を支払わない
ということには、期限になっても
何の連絡もなく、
【平気で滞納をする】
という人も含まれるように感じます。
■普通に考えると、商品やサービスを
提供してもらっているのですから、
【それに対する代価を支払うことを
忘れるということなどもってのほか】
ではないでしょうか。
私には到底そのようなことはできません。
【そういった人とは商売を
するべきではない】
と私は考えます。
そもそも、『お客様』とは言えない
のではないかと。
■そのように考えると、
【商品やサービスの価格を考えられ得る
だけ、高価格に設定すべきではないか】
というところなんですね。
(もちろん、それ相応の商品やサービスを
提供するということは大前提。)
そうすることにより、上述した買い叩き
の状況はそもそもなくなるわけですし、
それ相応の対価を支払ってくお客様
については、
その後も言われのないようなクレームなど
にも発展することはなく、
【良好な関係で、お互いに気持ちよく
商品やサービスの提供と
代価の受け取りができる】
というものではないでしょうか。
どうしても、商売だから…ということで
【売り手の立場からその現状を仕方なく
飲み込んでしまう状況】
もあるのかもしれませんが、
上述したような理由からそのようなことは
一切ないので、その考え自体を整理して、
【自社にとって適切な商品やサービスの
在り方や提供方法】
を模索してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・商品やサービスの品質は、
【その頂戴する代価と均衡しているのが通常】
であろう。
・そういった
【適正な代価を買い叩いてくるような人は
お客様ではない】
と考えるべきではないだろうか。
【経営者にとって大切なのは、
金銭のみならず心の健康である】
とも言えるであろう。
・商売をする際に、上述したような
買い叩きに合わないようにするためにも
【考えられ得るだけの高価格】
に商品やサービスの価格を設定し、
そこにいらっしゃるお客様の層が
良い層に恵まれるよう、
【スタートの段階でその導線を
コントロールすることは、
経営者としてかなり重要】
なことであるため、
そのようなことを念頭に置いて、
今一度商品やサービスの在り方を
再考してみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。