2024年2月16日【本質を見据えた】弊所のミーティングについて
いよいよ今日から確定申告のスタートです!
今年はかなり早期に着手でき、
お客様も早期のご準備にご協力いただいており、
出足は順調な感じです。
・・とは言え、昨年と比較して圧倒的に
件数が増えているため、
ここからさらにアクセルベタ踏みで
頑張っていきたいと思います!笑
さて、本題です。
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■以前の記事の中でも度々
述べさせていただいているように、
弊所においては
【週一度のミーティングを実施】
しています。
従来は週一度、顧問のお客様を直接担当
している担当者のミーティングをして、
次週に全体のミーティングをするという
隔週のペースで進めてきたのですが、
ここ最近は、経営全体を見渡し、
全員でこれを見直したいということから、
【週に一度、1時間半ほどのミーティング】
を実施するようにしています。
■その背景としてはいろいろあるのですが、
【まず全員で経営を進めていく】
ということ、そしてそのためには、
【全員が同じ理念や価値観を持って、
手を組んで進んでいくことが必須である】
ため、ということが趣旨になります。
そのように対話を進めていく中で、
いろいろな事務所の方針が決まって
いっている次第なのですが、なんとなく
【私の中の感覚でのみで動いていた部分】
をミーティングの場で共有させてもらい、
それに対してスタッフがいろいろと
アドバイスをくれて、また
【スタッフ視点での現状の経営の
改善点や、言語の表現の仕方】
などについて、全く遠慮なく出し合うことが
できているという状況です。
■そんな中、私自身も「なるほどな」と
感心することが多くあるのですが、
その中の一つとしてのことを、
今日は取り上げてみたいと思います。
上述したように弊所においては、
【スタッフとの対話を重視】
しています。
そしてその先には、顧問のお客様との
対話をも重視し、その対話をもとに
【お客様の本音】
を聞かせていただいて、
【真の正解となる税務や経営の
お話をさせていただく】
ことを重視しているんですね。
そのような対話を重視している次第
ですので、
【相手のことは否定することなく
いったん全て受け入れ】
て、その上で咀嚼し、その考えを伝えて、
【そこから対話のラリーが始まる】
という感覚。
■そのように
【相手を否定しない】
という立場に立っているわけですので、
事務所の経営理念や方針を語り、
表現をする際も、
「否定はしない」というスタンスが大事だな、
ということに気付いた次第です。
今まさに、そのような
【事務所の方針を語る
パンフレットを作成している最中】
なのですが、よくあるお話として、
「こんな人にオススメです」
といったことや、
「こんな人は買わないでください」
などといったことを書いている
ということが、往々にして
あるのではないかと思います。
後者の『こんな人は買わないでください』
という表現になってしまうと、
【この表現自体が否定を意味するもの】
となってしまうため、
「そんな表現は適切じゃないよね…」
ということをスタッフの一人から
聞かせてもらいました。
■その結果、
『弊所をオススメする方』という表現を
する一方で、
『弊所以外をオススメする方』
という表現をしたところ。
その前は『弊所に合わない方』という表現
だったのですが、『この〇〇以外』
という表現をすることにより、
【否定の表現が消えたな】
という感覚です。
その意味するところは全く同じなのですが、
ちょっとした表現の違いで、
またそのような言葉の遣い方一つで、
雰囲気が変わり、相手に与える印象も
変わりますので、こういった点にも
【細心の注意を払って言語を紡がないとな】
という感じた次第。
■そしてこういった表現や感覚については、
経営者独自のものが多いかと思いますので、
場合によっては、第三者の意見を上手に
取り入れながら、
【そのいろいろな意見を昇華させて、
より高い次元での言語にしていく】
ということもまた重要ではないか
と思う次第です。
■弊所においての週一のこういった
ミーティングは、本当に原理原則の部分
であり、
【スタッフ全員が本音で対応できる
すごく良い機会】
であるとともに、
【経営がブレなく進んでいくために
必須なミーティングだな】
と感じています。
■どうしてもこういった
繁忙期の時期なので、
【こういった点は後手後手に
なってしまうもの】
なのですが、そんな時だからこそ
経営の本質を見失わないために、
このような
【原理原則を見つめ直す機会】
を経営者として設けてみては
いかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営のスタンスにより、
『遣う言葉』を細かく考えることは
極めて重要であるように感じる。
・経営理念は
【経営者の思想や考え方や
価値観が反映されてくるもの】
であるが、場合によっては、
その経営者独自のものだからこそ
【経営においての弊害が出ている】
ということはないだろうか。
・そのようなことを避けるためにも、適切に
【スタッフなどの第三者の意見】
を柔軟に聞き入れて、
自社らしい経営に関する言語を紡いでいき、
【本来的に経営において
伝えたいことを言語化】
することを試みてみては
いかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。