2024年5月30日資金調達で知っておきたい「4つの方法」
早いもので明日はもう月末。
バタバタしていた3月決算法人も完了し、
また通常業務に戻りつつあります。
6月に入ると源泉所得税の納付などの
税務的なイベントがありますので、
また慌ただしくなりますが、
なるべく早めに着手して、
抜かりないように進めていきたいものです。
・・などと自分に言い聞かせながら、
本日の本題です。
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■経営が発展するにつれ、
 場合によっては
 
 【新規の事業に参入する】
 ということもあろうかと思います。
 その新規の事業の種類にはよるのですが、
 基本的に
 【追加の設備投資や経費が必要になる】
 ことが多いのではないでしょうか。
■コンサルティングや仕入の発生しない
 サービス業になると、
 場合によっては設備投資や追加の
 経費が必要とならないケースもあるのですが、
 一般的な事業の場合は、どうしても
 場所を構えたりであったり、
 【追加の何かしらの投資が必要】
 となることが考えられます。
■そのような中で考えるべきが、
 
 経営においての『資金繰り』なんですね。
 結局のところ、設備投資や追加の経費の
 支出をしようとしても、
 【その原資がないことには
 手の打ちようがない】
 という状況でしょう。
 そのような中で検討するのが『資金調達』。
 資金調達として一般的に知られているのは
 
 【金融機関からの融資】
 ですね。
■融資に関しては、金融機関に金利
 といういわば手数料を払い、
 それと引き換えに
 【他人の持つお金を借りることができる】
 
 というものですよね。
 当然返さなければならないのですが、
 
 【返済するまでの猶予期間を経営の
 展開に充てることができる】
 というところで、上手にこの期間を
 利用することにより、
 【他人のお金を使って、大きな成果を 
 上げることができる】
 ことも期待できます。
■また金融機関からの融資のほか、
 【補助金や助成金を検討】
 することも必要でしょう。
 補助金に関しては、支出した金額の
 2分の1だったり3分の2だったり、
 場合によっては4分の3の補助も出る
 こともあろうかと思います。
 どうしても設備投資などは多額になりがち
 ですので、こういった補助金があると
 すごく良いですよね。
 こちらのサイトもぜひ定期的に
 確認したいところ。
 https://j-net21.smrj.go.jp/snavi/index.html
■しかしながら注意が必要なのが、
 【補助金ありきのビジネスは極力
 考えない】
 ということです。
 あくまでも、設備投資をすることにより
 事業展開という道が見えて、その途中に
 
 【たまたま補助金や助成金
 という制度がある】
 という形が理想かなというところ。
 これを、「補助金や助成金がもらえるから
 行動しよう!」というようでは、
 【補助金や助成金に操られた経営】
 となってしまいますので、そのような
 
 【方向性の定まらない経営は
 瞬く間に破綻してしまう】
 ことが少なくありません。
■そしてその他の資金調達の手段としては
 『クラウドファンディング』も有名ですね。
 クラウドファンディングについては、
 
 【応援してくださる方を募り、設備投資
 などに役立てるための寄付を募る】
 というもの。
 ただし、このクラウドファンディング
 に関しては、クラウドファンディング
 の運営会社から
 【20%から30%ほどの手数料】
 を引かれるが通常ですので、
 そういった点にも十分注意をしなければ
 なりません。
 CAMPFIREなどは有名ですね。
 https://camp-fire.jp/
■そのような中で
 もうひとつ検討したいのが、
 ここは意外と検討しないところでは
 あるのですが、
 【寄付をしたいという方からの直接の寄付】
 なんですね。
 仕組みとしてはクラウドファンディングと
 同じなのですが、違ったところはと言えば、
 
 【他の会社を経由しない】
 というところ。
■上述したように
 
 クラウドファンディングの運営会社からは
 20%から30%ほどの手数料を引かれて
 しまうわけですが、
 この直接の寄付をしていただける方からの
 寄付というルートでお金を手に入れる
 ことができるとすれば、
 そこに手数料は発生せず、
 【その寄付をした方の
 気持ちが丸々使えるお金】
 として手元に入ることになります。
 (当然、そこに対する税金の負担は避け
 られませんが、大枠の考えとしてはそのまま
 のお金が手に入るということですね。)
■このように事業展開をする際の
 資金調達を考えた際に
 【融資や補助金・助成金、
 クラウドファンディング、直接の寄付】
 といういろいろな方法が考えられます。
 大切なのはこういった選択肢を
 知っておいて、取捨選択をして、
 
 【自社の経営において有利な選択をする】
 ことであると言えるでしょう。
 
 事業展開の際はこういった資金調達の
 ルートを駆使して、
 【経営にとって最も良い選択】
 をしたいものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・事業展開を考える際、
 
 【資金繰りための資金調達は必須】
 であると言える。
・資金調達の方法としては、
 最もオーソドックスな融資のほか、
 【補助金や助成金、クラウドファンディング、
 直接寄付を募る】
 
 という方法も考えられる。
・まずは自社の事業展開の
 方向性を明確にして、
 【その目的達成のためにはどのような
 ルートで資金調達をすれば良いか】
 ということを深く思索して、
 
 【自社の経営においての最善の一手】
 を模索したいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。	





