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トップページ ブログ > 経営のこと > 【新規の事業展開】で考えたいこと

2024年6月3日【新規の事業展開】で考えたいこと

今日からまた一週間が始まりますね。

5月は3月決算法人の申告業務に終始して
業務に追われ気味ではありましたが、

6月は業務も少し落ち着き、そして
新たなスタッフがチームに加わることもあり、

また新たな風が吹きそうで、
今からすごく楽しみです。


さて、本題です。


------------------


■お客様とのご面談の中で、

 税務のことのほか、経営の展開についてのお話
 になることが少なくありません。

 そのような中で、現状の事業に加えて、
 
 【新たな事業を展開する】

 ということを伺ったりします。

 その中の判断としては、
 経営者それぞれの感覚により、

 【その判断や進め方も様々だな】

 という感覚なんですね。

 何より念頭に置いておきたいのが、
 
 【経営において大切なのは現金である】

 ということ。


■「現金は経営の血液」とも言える存在
 ですので、

 この現金が枯渇するような 
 経営をしてしまえば、

 【瞬く間に経営は破綻してしまう】
 
 ということにもなりかねません。

 ただその反面、新事業を展開しようとする
 ことはそれなりのチャレンジでもある
 というもので、

 【ある程度の痛みを伴う】

 ということも念頭に置く必要があるでしょう。

 しかしながらその一方で、上述したように

 【現金は枯渇させないこと】

 が重要です。


■そのようなことから考えると、
 
 【これから行う事業についての今後の見通し】

 を検討して、その見通しの中で
 万が一の事態も想定しつつ、

 【耐え得る範囲内での判断をしていく】

 ことが必要であるように思う次第です。

 どうしても

 【希望的観測をもとに事業展開を
 考えてしまいがち】

 なものですが、私自身、多くの社長と
 お会いする中で、また私自身の肌感覚として、
 
 【そううまくはいかない】

 というのが、ある程度普通である感覚です。


■そのような万一の事態を考えた際、
 
 【思い切った設備投資をすることが
 本当に有用なのか】

 ということは、考えておきたいところ。

 その行おうとする事業にもよるわけですが、
 できる限り、挑戦する際は小資本で挑戦し、

 その進んだ先に、もし希望ある未来が
 見出せないとしたら、
 
 【すぐに撤退できるような体制を
 整えておくこと】

 もまた重要であると言えるでしょう。

 【小さく挑戦して、小さく回収、
 その後次第に打つ手を広げていく】

 ということが、経営においてリスク回避を
 考えた際、大変重要なのではないかと
 思うところなんですね。

  ■事業展開を考える際は、どうしても    【希望的観測を持ちがち】  なものですが、あくまでも大切なのは  血液とも言える現金の存在。    そのようなことを念頭に置いて、  チャレンジする気持ちは大きく持ちつつ、  実際の行動は小さく、  しかしながら、    フルスピードでフル回転で、  行動を重ねていくことにより、  【仮説と検証を繰り返して、小さく速く  経営の組み立てをしていく】  のがベストかなという感覚です。 ■そのようなことから、    まずは経営の万一の事態を想定して  そこに希望ある未来の像を重ねて、  その過程において極力小資本で  スタートして、仮説と検証を繰り返しながら、  最小限のダメージで済むような経営を  展開していくことを考えつつ、  事業の展開を考えることをお勧めいたします。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・事業展開を考える際、  【どうしても大きな資金が必要になる】  ということは少なくないのではないだろうか。 ・そういった事業を行う際にも、  万一の事態を想定して、  【極力小資本から仮説と検証を  繰り返していく】  ことを心掛けたいところ。 ・まだ見ぬ新規の分野への  事業展開であるため、  うまくいくことの方が稀である  と考え、万一の事態を想定し、  控えめに未来を観測した方が良いところで、  そういった意味では、    【小資本でスタートすることは、  ある意味必須である】  と考えた方が良いかもしれない。 ・そのような小さなステップから  仮説と検証を繰り返し、  次第にその歩幅を大きくして、    【結果として大きな事業展開を起こしていく】  ということが、  【ダメージの少ない経営】  に繋がるように感じるところであるため、  そのようなことを念頭に置いて、    有用な経営の組み立てを検討してみては  いかがだろうか。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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