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トップページ ブログ > 税務について > 法人の経理を見にくくしている【社長立替】の解決法

2024年6月23日法人の経理を見にくくしている【社長立替】の解決法

今日も平日と同じように
目を覚まし、活動することができています。

休日はリズムが崩れがちですが、
世間が静まっている休日こそ、

より多くの時間を使うことができるため、
積極的に動いていきたいものです。


さて、本題です。


------------------


■事業を進めるにあたり
 個人事業主の場合については、

 どうしてもプライベートと事業とが
 混在してしまうようになるため、

 なかなか損益の把握など、会計を明確に
 するのが難しいというところですよね。

 その一方で法人については、

 法人は法人、個人は個人としてプライベート
 と法人の業務を完全に区分けできますので、

 考え方としては明確に区分けができている
 ということになるでしょう。


■しかしながら、これが代表を務める
 自らの法人ともなると、

 どうしても個人事業主までとは
 いかないものの、

 プライベートと事業とが混在してしまう
 取引になりがちなものです。

 特に経費の立替についてはどうしても、
 社長個人の財布から一旦法人にお金を入れて、

 その中から精算をしていくということが
 少なからず見受けられます。

 そのようなことに関しては、極力現金を
 使わずに、クレジットカードや

 キャッシュレスでの決済をしていくこと
 が重要であると言えるでしょう。


■そして、クレジットカードについては 

 原則として『法人名義のクレジットカード』
 を利用したいというところ。

 法人名義のクレジットカードを利用して、
 法人経費のみの決済をすれば、

 その決済した金額が法人口座より
 引き落とされることになりますので、

 その流れでいけば、かなり明確になる
 というところ。

 
■少し見にくくなってしまうのが、個人名義の
 クレジットカードを法人の用途として利用
 している場合なんですね。

 当然個人名義のクレジットカードについては、
 個人口座から引き落としとなりますので、

 どうしても上述したような

 『社長が立て替えた』という処理に
 ならざるを得ません。

 そしてこれが、法人口座より引き落とされ
 ないので、どれだけ立て替えているのか、

 また、どれだけ精算が終わっているのか
 ということが、

 どうしても分かりにくくなってしまう
 というところなんですね。

  ■ただ、やむを得ない事情で  個人名義のカードを利用することも  あろうかと思います。  そのような際は、その個人名義のカード  でいくら使ったのかということを明確に  経理をして、  極力その利用した月の翌月初旬には、  その経費精算を済ませたいというところです。    そうすることにより、毎月立て替えた金額と  精算する金額が明確になりますので、  そのような期日のルール決めをして  経理処理をしていけば、  たとえ個人名義のクレジットカードで  あっても見やすくなるというものでしょう。 ■どうしても上述したような自らが  代表を務める法人であれば、  そのような取引が出てしまいがち  でありますが、  基本的に、『何もかも区分して明確に  していくというスタンス』を持って  会計を進めることを意識することにより、  実際に明確に区分された明瞭会計が  実現しますので、  そのような点を念頭に置いて、  法人の経営を進めたいものですね。 ------------------ 《本日の微粒子企業の心構え》 ・個人事業主と法人の決定的な違いは、  『経理が明確化される』ということにある。 ・しかしながら、  自らが代表を務める法人であれば、  どうしてもプライベートの財布が混在  してしまいがちなものである。 ・とはいえ、基本的にプライベートの財布を  介在させることは避けたいところで、  極力すべて法人名義のクレジットカードなど  を利用したいもの。 ・やむを得ず個人カードを使用する場合でも、  明確に毎月の経費の使用金額を把握し、  その翌月初旬には、法人口座より精算  することを心掛けたいものである。 ・どうしても自らが代表を務める  法人については、  そのようなプライベートが介在しがち  であるが、たとえ介在したとしても、  上述したような取り決めをして明確に  経理事務や会計処理をすることにより、  一定の明瞭会計は担保できるため、    そのようなことを念頭に置いて、  経営と経理を進めていきたいものである。 今日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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