2024年11月25日【信頼を築く行動と信頼を失う行動】を経営視点で考える
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★起業準備中から起業5年目までの経営ドクター★
税理士 村田 佑樹
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2024年11月25日
微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス【1940号】
おはようございます。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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今日からまた一週間の始まりですね。
いろいろと立て込んで寝不足気味では
ありますが、
仮眠も取り入れながらなんとかこの月末
までを乗り越えていこうと思います!
さて、本題です。
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■先日の記事の中で、
 失敗は絶望や挫折を生むものである一方、
 その失敗から学ぶことは少なからずあり、
 経営者として動いて動いて動きまくること
 が必要であるということを書かせて
 いただきました。
 <2024年11月23日動いて失敗を重ねる
 その先に見えるもの>
 https://muratax.com/2024/11/23/8392/
今日もそのことに続けていきたいと思います。
■どうしても起業して間もない頃は、自分自身
 の存在など誰も認知すらしていませんので、
 
 ただひたすらに自身を認知してもらう
 活動をしていく必要があるというところ
 でしょう。
 
 この時代はネット社会ですので、
 ウェブサイトやブログ、SNSなどを通じた
 広い活動ができるかなというところ
 ですよね。
 またその一方で、従来のリアルでの対面も
 心掛けて、その先で出会った方々との 
 親交を深め、また信頼を強固にして、
 まずは自分自身を知ってもらうことが
 大変大切であるように感じるところです。
■そして、ただ認知してもらうだけではなく、
 【圧倒的なファンになってもらう】
 
 ことが、我々微粒子企業にとっては
 大変大切ではないかと考える次第です。
 ファンになってもらうということは、
 すなわち、自分自身や自社の経営理念に
 心底共感していただいて、
 
 未来のお客様というよりはむしろ、
 仲間として、応援部隊として存在し続けて
 くださる方になっていただく必要があるかな
という感覚なんですね。
 
■結局のところ、
 
 大手企業に関しては資金力が強大で
 あるため、
 値下げなどにより同業他社を競争において
 負かしていくことができるわけですが、
 
 我々企業にとっては、
 そのような資金力は到底なく、その先の
 値下げ競争に足を踏み入れたとしても、
 レッドオーシャンに身を投じることになり、
 単に疲弊して終わってしまうということが
 通常でしょう。
■そうではなく、上述したように、自社の
 圧倒的なファンになってもらうことで、
 「この人(この会社)が作っている商品や
 サービスだからこそ買わせてもらいたい!」
 と言ってもらえる関係性作りが極めて
 重要ではないかと考える次第です。
 
■上述したように、圧倒的なファンに
 なってもらう必要がありますので、
 基本的に情報発信をする中でネガティブな
 要素は入れるべきではないと私は考えます。
中には他者を蹴落としてまで、
 ネガティブな情報を伝えて自社に優位性を
 持たせるような戦略も見受けられますが、
 どうしてもそこに共感できるものはなく、
 
 結局のところは他者を不幸にして
 自らが利益を得るような構造になって
 しまっていますので、
 そのような先に希望ある未来は見えない
 というものでしょう。
■「歴史は繰り返される」というもので、
 自社がそのようにすれば、
 他社からも同様の目に遭わされるという
 ことを考えておいた方が良いかも
 しれません。
 
 したがって、
 ネガティブ要素の発信は排除して、
 極力ポジティブな要素を取り入れて
 情報発信を続けることが必要である
 
 と言えるでしょう。
■そしてこれは経営のみならず、
 一人の人間としても、やはりネガティブな
 投稿は絶対に避けるべきである 
 と私は考えます。
 もちろん自分が感じたことを伝えることは
 正当なことではありますが、
 他の人がそれを見て辛い思いをするような 
 投稿などは決してするべきではないはず。
 (普通に考えたらわかることでは
 ありますが…)
 結局のところは、「こういうネガティブな
 行動(発信を含め)をする人なんだ…」 
 と思われ、これまで作ってきた信頼関係が
 瞬く間に崩壊してしまうというものです。
 
■特に経営においては、
 そのようなことが顕著に表れるもの
 であるため、
 ぜひ良い情報発信を心掛けて、自らの
 ファンや応援団になっていただき、
 その先により良い商品やサービスを
 提供できるように心掛けていきたい
 ものですね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・我々微粒子企業は、
 大企業が資金力で勝負をしてくるような
 市場に身を投じるべきではないと言える。
 
・そうではなく、
 我々微粒子企業にしかできないような、
 ファンになってもらうこと、応援団に
 なってもらうことなどを心掛けて、
 人間関係や信頼関係を強固にしていく
 ような戦略が有効かなという感覚。
・その延長線上に、
 「この人やこの会社が作っている商品や
 サービスだからこそ買いたい!」
 と言ってもらえるような未来が見えるもの
 であるため、
 精力的に、そのようになってもらえる
 ような活動を続けることが必要であろう。
・そして情報発信の際は、ネガティブ要素の
 投稿は一切避けて、
 極力プラスやポジティブ面の発信を心掛ける
 ことにより、多くの人にファンになってもらい、
 気持ちの良い形で信頼を紡いでいくことを
 心掛けたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。






