2025年4月7日「物が増えること」と「認知コストの増大」はセットで考える!
4月に入り、新年度や新学期が
始まりました。
この季節の変わり目は、
どこかそわそわした気持ちにさ
せられます。
それは、新しいことが始まる予感と共に、
物理的にも環境が変化していく時期
だからでしょう。
さて、そんなことから本日の本題です。
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■物が増えることによる認知コスト
この時期は、春のセールに乗っかり、
前から欲しかったものを買ったりする
こともあるでしょう。
たまにはそういった楽しみも、
人として必要なものですね。
しかし、物を買うということは、
それだけ物が増えるということです。
そして、物が増えるとどうしても
認知コストが発生してしまいます。
認知コストとは、物が目の前にあることで
無意識にその物に意識を向けてしまう
ことです。
例えば、白い机の上に黒い物があるだけで、
その黒い物に注意が引かれてしまいます。
このような状況では、
経営に必要なリソースを無駄に使うことに
なりかねません。
物が増えると、目の前の重要なことに
集中できなくなり、
結果として経営の効率が悪化する
可能性があります。
■経営における「引く経営」
経営においては、要素を加えるよりも、
今ある要素を引いていくこと
が大切です。
いわゆる「引く経営」を実践することで、
無駄を排除し、経営の効率化を
図ることができます。
物を減らすことで、
物理的にも精神的にも、余計な認知コストを
削減できるわけですね。
これにより、目の前の重要なことに
集中することができ、
経営の成果にもつながります。
<2024年12月3日足すのではなく
【引く経営】を考えてみる>
https://muratax.com/2024/12/03/8426/
■認知コストと経営効率
物が増えると認知コストが増加し、
その分、脳のリソースが無駄に
消費されます。
その結果、心身ともに疲れがたまり、
経営に必要なエネルギーが
不足してしまうというところ。
これは非常に大きなコストを
背負っているのと同じです。
そのため、物が増えた場合は、
何かを処分して認知コストを減らすように
心がけましょう。
■「引く経営」の実践
経営者として、必要な物だけを残し、
余計なものを排除することが重要です。
そのためには、物理的な整理整頓
だけでなく、
精神的にも整理することが必要です。
これにより、経営に集中する時間と
エネルギーが生まれ、
業務の効率化を図ることができます。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・物が増えると認知コストが増加し、
経営の効率が低下することを
理解すべし。
・経営においては、
「引く経営」を心がけ、無駄を排除
したいところ。
・物理的にも精神的にも整理整頓を行い、
経営に集中できる環境を整えるべし。
・認知コストを減らすことで、経営の
効率が高まり、成果を生むものである。
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今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。