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トップページ ブログ > 人間関係 > 「想定内」の美しさ

2019年4月25日「想定内」の美しさ

長女が小学校に入学し、生活のリズムが激変しています。
長女本人も、やはり小学校でいろいろなことを経験してきている様子。

こんばんは。

福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、

税理士の村田佑樹です。

(旧ブログはこちら

 

ひと昔前によく流行った言葉ですね。【想定内】

 

長女は学校に通いだし、最近は逆上がりの練習をしているようです。

自転車でも同じなのですが、やはり最初はうまくバランスが取れず、
何度も転んでしまうもの。

その転んだ痛みを覚えながら、「どうやったら転ばないか」、「どうやったらバランスがとれるか」
ということを、自らの感覚で覚えていくものです。

長女が取り組んでいる逆上がりも、まさにその連続。

何度も失敗する中で、体を使う感覚が洗練されていき、とある瞬間にクルッと回れるもの。

・・・長女にはまだ回れるタイミングは来ていないですが(汗)

長女自身、この「練習が必要」ということを、知らず知らずのうちに自覚している様子。

この練習して失敗することの向こうに【成功】という絵が見えていない限り、こんなに頑張れないでしょう。

そして、これを見守る親の、ある意味【覚悟】も必要

けがをすることもまた経験。
先に述べたように、痛みの向こうに成功があるということも親も自覚しておくべきでしょう。

こういった意味で、子どもの自転車も、はたまた逆上がりも同じように、
このように失敗していくのを想定しているものと言えます。
何度も言いますが、この【想定】がないと、決してチャレンジしないでしょうから。

堀江貴文さんがよくおっしゃっていたこの【想定内】
堀江さんは、経営者ですね。

あえて子どもの取り組みに目を向けてみたわけですが、
当然、経営についても同じことが言えます。

つい先日のことなのですが、すごく悲しい話を耳にしました。

どうも、知人が職場でひどい目にあっているということなのです。

先輩に質問しても無視をされ、質問することを諦めた結果、
その会社のトップからは、「それでも質問するのが仕事だろう!」といったようなことを言われたとのこと。

そして、挨拶をしても返事は返ってこず、職場では本当に話す人がいない状態。

人としての存在価値を、これでもか!という位叩き潰す、なんともひどい行為・・・

要は、いわゆる「肩たたき」にあっていたようなのです。

経営者の立場から、従業員に解雇の通知をすることは、いくつかのリスクを伴います。
不動産を予定より早く退去する際にペナルティを払うがごとく、

辞める立場の従業員に対し、数か月分の給料を「解雇予告手当」として
支払う義務まで出てくるので、解雇をしぶる気持ちはわからないでもありません。

しかし、上述したような態度は、あきらかに経営者としての品格がないと思うのです。

逆上がりの度重なる練習のもとに、上手にクルッと回れる瞬間・・・つまり、成功がある。

それが、逆上がりの想定内

経営者のもとで従業員がミスをするものの、同時にそこから経験をし、その経験が糧となり、少しずつ成長していく。
このミスをすることの【想定】が著しく欠如しているように思えてなりません。

もちろん、常軌を逸脱するような従業員であれば話は別ですが、
通常考えられうるミスは、むしろ成長の過程として受け止められなかったのかなぁ…と
すごく虚しい気持ちになりますね。

従業員というと、「給料を払ってあげてやってるんだから」、という極めて一方的で視野の狭い思考に陥る経営者が意外と多いものです。

従業員であっても一人の人間。
当然のことですが、そんな当たり前な視点をもって接してほしいものですね。

自分自身も、サラリーマン時代は幾度となく同じような経験をしてきたので、よくわかります。
正直かなりつらい経験です。

従業員がミスをして、成長していく過程。

我が子のように従業員のことを想うと、むしろ微笑ましい気さえします。

大変残念なことに、このお話は税理士事務所のお話です。

大きな声では言えませんが、

結構こういった面でブラックな税理士事務所が多いんですよね・・・

スタッフのミスはしっかり想定して、そのスタッフがたくさん失敗しながら経験を積み、
成長できた時の喜びを分かち合うこともまた、経営の醍醐味だと思うんですよ。

そんな事務所を、私自身が目指していきたいなと思っています。

なんだかワクワクしませんか?^^

 

我が家は三人娘なのですが、最近2歳の長女がかなり上手にご飯をつげるようになってきました。

まな板の前で手を切りながらも包丁を使う練習をしている光景も、結構微笑ましいですよ(^^)
めきめきと、いろんなことのスキルを上げてきています!

・・・包丁については見ているのが怖いため、目をそらしたまま応援しているのですが(汗)

 

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