2019年10月17日『作り方に迷う』のは、『取説をしっかり読んでない』から
【本日の活動】
・お客様とランチ
・顧問先との面談
・(急きょ)顧問先の融資の資料作成
こんばんは。
福岡市中央区天神の【あなたの財布の見張り役】、
税理士の村田佑樹です。
■ 今日は約半年ぶりのお客様と、
ランチにてお話。
熱い想いを持って
経営をされている方で、
なんとなく私と近い温度感があり、
いつも心地よくお話を
させていただきます。
話は自然と経営のことに。
熱い想いはあるものの、
いろいろな環境の変化などに伴い、
どのように行動していったらいいか
ということを見失ってしまっている…
というようなお悩みを
聞かせていただきました。
■ 私自身もこのようなことに
思い悩むことが多くあり、
少なからぬ失敗を経験してきました。
巷には、売上をアップさせるための
【手法的】なものは
ありふれているのですが、
そもそもの【ベースを整える】という
取り組みに言及しているものが
極めて少ない状況なのです。
■ 肥沃な土壌があって初めて、
まいた種が芽を出し花を咲かせる
のと同じで、
土壌(経営のベース)を
整えていかないと、
せっかく種(手法的なもの)を
まいたとしても、
その先に花を咲かせることは
なかなか難しいと言えます。
■ 一見面白くない
【重心が低いもの】
こそが重要であり、
肥沃な土壌を整えるべく、
【思索をしていく】
必要があるわけです。
■ 最近、
スタッフが増えたことにより、
事務所内の机を購入しました。
一見簡単そうに見えても、
しっかりと完成図を見て、
説明書に書いている手順に従って
組み立てていかないと、
なんとも間抜けでいびつな机に
仕上がってしまうものです(汗)。
実際に、開業した当初に
これと同じ机を買って組み立てよう
とした時に、
この【説明書を読む】ということを
怠ってしまった結果、
ため息の出るようなだらしのない机が
仕上がったという経験があるのです(汗)
たかが机、されど机。
これを単なる机の組み立ての失敗
と言ってしまえばそれまでなのですが、
このことこそ、
経営を考える上で大変な教訓
と考えられます。
■ つまり、
全体像をしっかりと考え、
組み立てる手順をもしっかりと検討し、
それを実際の組み立てるという行動に
落とし込むことにより、
初めて完成図と同じ、
極めて美しい机が仕上がっていく
というわけです。
こういったことを含めて、
経営者の本来の仕事は
【思索をすること】
であるということを、
度々申し上げているわけです。
きっと、読んでいただいても
面白くない話なのでしょうが(汗)、
実はかなり大切なことを
言っているのです。