2021年9月29日【労使の対立】に終止符を打つには・・・
■よく耳に入ってくるニュースとして
【経営においての労使間の対立】
といったことが少なからずありますね。
そもそも、『人と人との関係』により
労使関係が成立しているはずなのに、
そのような形で対立をしてしまう
というのは一体どういったことが
原因なのでしょうか。
それは上述したように、ひとえに
【人と人との関係にある】
ように思ってなりません。
結局のところ究極を言えば、
【人と人との関係がうまくいっていないから
そういった対立が生まれる】
というもので、その要因には
いろいろな要素があるのでしょうが、
根底の部分としては、
【お互いの信頼関係が成立しているかどうか】
ではないかと思っているところ。
■そんな中で、
経営者から見た従業員を
『モンスター』と称してみたり、
逆に従業員から経営者側に対しては
『社畜のように』
という表現をしてみたり…
どうしても上下関係や信頼関係の欠損から
そういった対立が生まれてくるように
思うわけです。
こういった対立を避けるためには
どうすれば良いのでしょうか。
その最も的確な方法としては、
【経営者と労働者が
それぞれ少しずつ歩み寄っていくこと】
ではないかと思う次第です。
■結局のところ、
【経営者は労働者の気持ちを分かり切れてない】
と言え、
【労働者は経営者の気持ちを分かりきれていない】
と言えるのではないかと。
そのように考えると、経営者は、
【より労働者の気持ちや考えをしっかりとヒアリングし、
その方向性を共有していくこと】
が重要かもしれませんし、
労働者は、
【経営者がどのように考えているか】
ということを知ろうとする
努力も必要なのかもしれません。
■『努力』とは言うものの、
現実面で
【労働者側が経営者に歩み寄っていく】
というのは案外難しいもの。
そうなると、社内の体制として、
【歩み寄りやすい関係性を構築する】
ということが重要なのではないかと
思うわけですね。
「労働者は経営者の気持ちが分からない」
という経営者の言い分に対しては、
【労働者側が、例えば社内外問わず、
実際の経営を体験できるといった
環境を整備する】
ということが考えられ得る
かもしれませんし、
逆に、
「経営者が労働者の気持ちを分からない」
ということであれば、
【定期的に経営者が現場に降りていき、
その労働者の不安や不満、
労働環境の不十分な点などという
あらゆる『不』把握して、その『不』を
取り除くべく、対話を進めていく】
といったことが重要なのかもしれません。
■いずれにせよ大切なのは、
【人と人との関係性】
ではないかと思っている次第。
双方に敵対するのではなく、
【しっかりとある種家族のように、
『人と人との繋がり』を重視した
相手を尊重した対話を重ねていく】
ということが
極めて重要であるのではないか
と思っているところです。
このような内容を書くと
綺麗ごとのように感じてしまう
ものではありますが、
【その綺麗ごとを形にしていく】
というのが経営のあり方であるとも
言える気がしてなりません。
汚れたものをキレイにしていくのが
まさに経営なのではないでしょうか。
まずは上述してきたような
【労使の関係をしっかりと構築していくこと】。
実はこのことこそが、
経営が成功する秘訣の一つ
なのかもしれませんね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・労使双方が対立している環境下においては、
結果として
【顧客に対するサービスの質も
低下してしまうもの】
と考えられ得る。
・そうなると経営としては本末転倒であり、
【労使双方の立場を尊重し合い、
対話を重ねていく】
ということが極めて重要であると言える。
・結局のところ、労使の関係と言えども、
根本は【人と人との関係】。
【こういった人と人との
本来の信頼関係を構築するためには
どのように相手に接していけば良いか】
ということを思索してみては
いかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。