2021年10月3日インボイスは「まだ飛びつかないで!」
■10月に入り、
いよいよ消費税のインボイス制度が
動き出します。
実際の運用は2023年の10月から
なのですが、
2年前の現在である10月1日からは
インボイスの発行事業者の登録
がスタートしています。
今回のインボイス制度については、
【事業を営んでいる方全てに共通して
重要なもの】
と私自身は思っていますので、
順次ご案内をしていくことにしますね。
実際の運用は2年先とは言え、
【その2年後に向けて、
綿密な準備が必要である】
と言えます。
これは、現在課税事業者であろうと
免税事業者であろうと、やはり共通して
【事前準備が必要】
ということなんですね。
■これから、
いろいろなところから
このインボイス関連の案内が
あることと思います。
その中で注意していただきたいのが、
【いろいろな業者の方からの営業】
について。
現状において、
スタートしたばかりの制度ですので、
『インボイスに対応している
請求書を作成するソフト』
など、様々な角度からの営業が
これから増えてくるのではないか
と思われます。
しかしながら、
実際に動き出してみる中で、
いろいろな問題点などが
浮上してくるはずですので、
ここは情報に飛びつかずに、
しっかりと冷静に判断して
対応を考えていくようにしましょう。
■今回のインボイス制度について
【現在課税事業者であり、
2年後もそのまま課税事業者である方
については、
極論を言えばそこまで心配はない】
と言えます。
(とは言えこれは免税事業者に比して
のことにすぎず、やはり注意は必要。)
しかしながら、
【現在免税事業者であり、
これからの課税売上高も変わらず
1千万円以下となり、
2年後においても免税事業者である】
という方については、
このインボイスが大きく影響してくる
ことになる】
ことになりそうです。
もっと言えば、
【場合によっては
免税事業者のままでいる
ということが難しくなってくる】
ということが想定されます。
とは言え、
その営んでいる事業の種類や、
ご自身がおかれている
経営環境の状況により、
一概には言えない部分もありますので、
今後このメルマガの中でも
いろいろとフォローをさせていただきたい
と思っています。
■今日は少し短めとなりましたが、
今後インボイスについて、
いろいろなところから情報が
舞い込んでくるかと思いますので、
そういった情報に
パッと飛びつかないように…
ということをお伝えしたく
記事を認めさせていただきました。
インボイスについては、これから
いろいろと情報が出てくるとともに、
いろいろな問題点も出てくるように
感じています。
現に国税庁のホームページも、
日が経つごとに、
以前投稿された内容が繰り返し
変更、変更…とされている
という状況なんですね。
公の機関でさえそのような状況ですので、
民間の企業からの情報には、
本当に慎重に構えておきたいものです(汗)。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・ 10月よりいよいよ
【インボイスの発行事業者の登録】
がスタートしている。
・しかしながら、
【実際の運用は2023年の10月】。
したがって、慌てて登録する必要は
ないと言える。
・「慌てる必要がない」とは言うものの、
今回のインボイスについては
【綿密な事前準備が必要】
であるため、
その準備だけは慎重にかつ適切に
進めていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。