2022年8月7日【怖さがないと頑張れない】というの人の性
■今日は娘のダンスの発表会でした。
炎天下の中、野外でのステージ。
我々親にとっては、
なんとも地獄の状況でしたが(汗)、
本人にとっては、待ちに待った
成果を披露する場。
緊張してはいたようですが、
本番になるとそれが良い意味で
解き放たれて、
すごく生き生きとした笑顔で
踊ることができたようで、
見ていてすごく嬉しかったですね(^^)。
■娘がこの日を迎えられたのは、
本番の今日の日があってのこと。
当然と言えば当然なのですが、
これは物事を進めるにおいて
すごく大切なことであるように
私は思っているところなんです。
結局のところ、
目指すところがあるから、
そこに向かって進むことが
できるわけで、
目的地がないまま帆を上げてしまうと、
当面は何とか前進できるかも
しれませんが、
そのうち座礁してしまうことは
明白でしょう。
■これが、娘自身が決めた、
『自分との約束』であれば、
そこまで緊張することなく、
ダンスの練習をするのでしょうが、
これが
【外的に強制された】
ダンスの本番といったイベント
であるわけですので、
「ここでコケるわけにはいかない!」
といった
【良い意味での緊張感】
が生まれているように
思うんですね。
■そのようなことから考えると、
目標に向かって進もうとしても、
【そこに良い意味での強制力が
発動されているかどうか】
が、重要な点となりそうです。
この良い意味での強制力を、
自ら作り出し、適切に目標に向かって
行動することができるとするならば、
その目標到達への道は、
少なからず近づきやすくなる
というものではないでしょうか。
■仮にですが、
もし◯年◯月◯日までに、
この目標を達成することが
できなければ、
・〇〇されてしまう。
・〇〇という憂き目に遭ってしまう。
という仮説を立てると、
【否が応でも緊張感が出る】
というものではないでしょうか。
もちろん、
これは仮説に過ぎませんので、
達成できなかったとしても
そのような状況になることは
ないわけですが、
どうしても達成せざるをえない
状況を『想定』すると、
何とかしてそこに到達しようと
するものですよね。
■かく言う私自身も、
銀行からの融資が底をついた時は、
「これはなんとかしないと!」
ということで、
人目をはばからず、
いろいろな会を企画したり、
当時の顧問のお客様全社に、
顧問料の値上げ交渉をお願いしたり(汗)、
そういった行動をとった結果、
何とかその場をしのぐことが
できたんですね。
■『火事場の馬鹿力』とも言われるように、
人間、窮地に追い込まれると、
恐るべき力を発揮する
というものなのでしょう。
■しかしながら、
実際に窮地に追い込まれることは、
極力避けたいもの。
そのようなことから考えると、
「仮にこのような窮地に
追い込まれたとしたら」
…という仮説を立てて、
その前提となる状況に、
自分自身を憑依させ、
そこに紐付く目標設定をして、
前進をしてみると、
従来とは違った良い
(場合によっては怖い)
緊張感を持つことが
できるかもしれません。
■そして、ここに
【緊張感を持つことができる
ような仕掛け】
を自ら作るということもまた、
重要であると言えます。
ここでオススメなのが、
【外部の力を借りる】
こと。
具体的には、
何かしらのイベントを企画したり、
目標を周りの人に宣言して、
「何月何日までにこうなる!」
という誓いを立てたり、
目標に向かって行動したことを、
ブログなどに発信し続ける
ことを決める
などということです。
結局のところ、
人は自分で決めた目標であっても、
それが自分の中に
留まっているだけでは、
その性質上、一般的には、
【どうしても動けない】
ということがあるように思います。
■これを避けるために、
上述してきたような外部からの
強制力を発動させ、
外部への発信をすることを決め、
そういったことから
適切に目標に基づく行動を取っていく
ということは、
目標達成においては重要である
と言える気がしてなりません。
■ここで、年初に立てた目標を
今一度振り返ってみたいところ。
もしこの段階で、
目標に近づいていないとするならば、
今回お話をしてきたようなことを
実際の行動に落とし込み、
今一度目標を定め、
その行動を緊張感のあるものとして
日々過ごしてみてはいかがでしょうか。
多少なりとも、
このような強制力は
功を奏するものと予測されますし、
まずやってみることに
何のデメリットもないわけです。
「まずは、行動すること!」
そして、
行動をより確かなものに
改良するために、
適切な強制力を発動させ、
目標に近づくための最短の道
を模索し続けたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・目標設定をしたのは良いものの、
なかなか日々の行動が取れていない
ということはないだろうか。
・もしかすると、その原因は
【強制力がないこと】に
あるのかもしれない。
・適切にこの強制力を自ら配置し、
良い衆人環視の状況下に自らを置き、
また外部に発信することを
自ら強制することにより、
目標まで近づく道が、
短く早くなることが考えられる。
・したがって、この強制力
という状況を念頭に置いて、
適度な負荷を自らにかけ、
目標に近づく取り組みをしてみては
いかがだろうか。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。