2023年1月5日【帳簿の現金を合わせる】ことの効能
今日は事務所での仕事初めです。
リモートでの仕事初めは1/1からで、
かなり爆速で仕事を進めることが
できています。
リアルとリモートがカンタンに
切り替えられること環境は
実にありがたい・・
あとは、事務所がもうちょっと近かったら…
というところ(笑)
でも環境は良い事務所なので、
やはりここも感謝ですね(^^)
さて、本題です。
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■「一年の計は元旦にあり」
ということを
正月早々の記事で
書かせていただきました。
<2023.1.1【一年の計は元旦にあり】
の意味するところ>
https://muratax.com/2023/01/01/6008/
その記事では
【目標設定とその実行の大切さ】
についてお話をしたのですが、
今日は、
【税務においての新年早々に
取り掛かりたいこと】
について、
お話をしていきたいと思います。
■どういったことかと言えば、
それはズバリ
【現金の残高を合わせること】
なんですね。
「何を今さら…」と
思われるかもしれませんが、
【現金の残高を合わせることで、
適正な会計帳簿を作ることができる】
ということに加え、
結果として
【支出を抑えることができる】
ということもまた、
事実として考えられるものです。
■当然、
現金を合わせるわけですので、
通帳の残高はもちろんのこと、
そこに現金の残高が
加わることにより、
日頃の現金の入出金も
管理するようになることから、
【その会計帳簿も正確なものになる】
ということが言えそうです。
■往々にして、
個人事業主の場合は、
【事業主勘定を利用し、
あえて現金残高を管理しない】
という選択も考えられるわけですが、
このように現金の残高を
管理することにより、
結果として適正な
会計帳簿を作ることができる
というわけですね。
■今回伝えたい内容としては、
そういった
会計帳簿の正確さ
ということよりもむしろ、
後者の
【支出を抑えることができる】
ということ。
現金の残高を管理を
しようと思えば、
基本的に毎日現金の残高を
合わせていく必要がある
というもの。
これが3日も放置してしまえば、
現金の残高が合わなくなり、
どういったことに使ったかの記憶が
悲しいことに消えているもの
なんですね(涙)。
そうなると、現金残高は必然的に
狂ってしまうというもの。
■現金残高を合わせる際の
ルール付けとして、
現金の入金あった際には、
何かしらのメモを現金管理の
財布に入れておく、
そして経費の支払いがあった際には、
レシートをその財布の中に
入れておくということ。
それに加え、
仮に自動販売機などに使った経費で
領収書が出ないものについても、
何かしらのメモをその
財布に入れることにより、
【入出金を前日残高から
プラスマイナスするだけで、
その現金の残高が自然に算出できる】
というもの。
【この帳簿上の現金残高と、
実際の現金の財布の残高を照合】
していくわけですね。
■こうすることにより、
否が応でも、毎日使っている領収書を
目にすることになるということに。
そうなると、領収書を整理しながら、
「あーこんなに経費を
使っているんだ…」
という自分自身への戒めにもなり、
その戒めが功を奏する形で、
【次第に無駄な経費が
少なくなってくる】
ということが考えられるわけです。
どうしても現金を管理するとなると
毎日の習慣が必要ですので、
いわゆる三日坊主的に
終わってしまうということも。
■しかしながら、
上述した
【一年の計は元旦にあり】
ということから考えると、
新年早々にこの現金残高の
管理をすることにより、
今後の支出をコントロールすることが
可能になるかもしれません。
どうしても億劫になりがちな
この現金の管理ですが、
あえてこれを実行することにより、
【的確な帳簿作成と、
その有用な経費の削減】
を検討してみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・「一年の計は元旦にあり!」
ということで目標設定を
することはもちろん大切であるが、
現金の管理も同時に
進めてみてはどうだろうか。
・現金の管理をすることにより、
実際の『現金残高が把握できる』ため、
『正確な帳簿の作成ができることに加え、
場合によっては経費削減の効果も
見込まれる』というもの。
・どうしても三日坊主になりがちな
この現金の管理ではあるものの、
年始にこそスタートを切ることにより、
これを習慣化し、
【有用な帳簿の作成と
有意義な経費の削減をすること】
を検討してみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。