2023年3月3日私が推す「マネーフォワード」の人気事情
3月3日、ひな祭りですね。
我が家は三人娘ですので、
こういった女の子のお祭りのような日は、
なんだか心が和むものです。
確定申告まであと12日。
この時期はどうしても手が足らず
「お代理様」が他にいればなー…
と思わずにはいられません。
…福岡は今日も寒いようです。
さて、本題です。
------------------
■先日より記事の中で、
【副業に関する
税務相談が増えている】
ということを書かせて
いただいております。
副業の方についても
当然確定申告が必要となるわけで、
確定申告のためには、
【会計の入力が必須】
となります。
とは言え、白色申告の場合は、
会計入力までは必要ないのですが、
基本的に
【事業所得で申告する
のであれば青色申告が有利】
ですので、通常は会計ソフトを
利用して会計の入力をしていく
ことになるものでしょう。
■そんな中、
税理士会アンケートで、
【会計ソフトについての使用率】
についての興味深い結果を
目にしましたので、
今日はそんなことからお話を続けて
いきたいと思います。
■まず、
【税理士が使用している会計ソフト】
としては、
【第1位が弥生会計】
とのことでした。
その後、ミロク、TKC、ICS、JDLと続き、
その次にfreee、そしてマネーフォワード
という順位付ととなっているようです。
これに関しては意外だったのですが、
マネーフォワードがなんと、
税理士事務所の中では低順位なんですね。
私はかなりの少数派の部類みたい…
■そこで気になったのが、
【顧問先がどういった会計ソフト
を使っているのか】
ということ。
これについてもアンケートの
結果が出ていて、
第1位は同じく弥生会計、
そして第2位がTKC、
第3位がミロク、
そして第4位がマネーフォワード
となっていました。
また、マネーフォワードと並ぶ
クラウド会計であるfreeeに関しては、
マネーフォワード、ICS、
JDLに続く順位となっており、
顧問先については
【マネーフォワードは第4位】
ということで
「まぁまぁ健闘しているな」
という感覚です。
…「健闘している」などと言うと、
マネーフォワード内部の人間
のように聞こえてきてしまうのですが、
私自身は、いろいろな会計ソフト
を使用してみて、やはり
【マネーフォワードが優れている】
のではないかなという感覚なんですね。
■私自身は、
最初に入った事務所では、
上述した順位も入っていたICS、
そしてその次の事務所ではTKC
を利用していました。
そしてその次に入った事務所で、
弥生会計からスタートしたのですが、
その直近の開業前に
勤務していた事務所が、
最先端を目指している事務所であり、
そこから次第に
【マネーフォワードへ切り替えられていた】
というような印象です。
そして申告書作成ソフトは、
そのままマネーフォワードと
相性が良いNTTデータのもの。
結果として、私は開業当初は
まずJDLからスタートし、
その後どうも使い勝手が悪かった
ので弥生会計に変更、そして
「やはり時代は
クラウド会計であろう」
ということで、
【最終的にマネーフォワードに一本化】
しているという状況です。
■最初のJDLに関しては、
当初の勤務していた事務所で
使用していたため、
そこそこ使いこなせるだろう
と思っていたのですが、
操作性がイマイチで、
結果として契約をしたものの
半年でその使用をやめて
してしまいました。
そこに投じた総額は
130万円ほどでしたので、
【開業当初の私にとっては
相当なダメージ】
だったんですね。
いろいろ述べておきましたが、
時代の流れとしてはやはり
【クラウド会計ではないか】
と思っているというところです。
■現に私自身、
いろいろなソフトを使用してきて、
【弥生会計が最も使い勝手が良いな】
と思ってはいたのですが、
マネーフォワードに変更し、
インターネットバンキングや、
通販システム、
クレジットカードの連携機能など
をフル活用し、
また現金経費についても、
Excelを利用して、AIも利用する中で、
【記帳を効率よく進める】
ということが、マネーフォワード
を使用することで達成できています。
感覚としては、
会計入力の量が多いお客様の記帳
については、
【従来の弥生会計の半分ほどの
処理スピードで記帳が進んでいる】
という感覚です。
■大切なのは、
情報をしっかりと取り入れ、
その中で自分に合わないものは
適切な判断基準を持って除外し、
【有用なものだけを取り入れていく】
ということではないでしょうか。
もったいないのが
【食わず嫌い】
であると言えます。
せっかく、優れた能力を持ったものが
目の前にあるにもかかわらず、
それを積極的に取らずに、
【自分なりの方法で進んでいく】
というほどもったいないことは
ないのではないかというところです。
結局のところ、自分の世界観など、
これまでの半生に基づくものなので、
往々にしてごく狭いものかと。
■というわけで、
会計ソフトについては、
【圧倒的にマネーフォワードが
優れている】
ように思っています。
クラウド会計ということで、
【情報が吸い上げられて
しまうのではないか】
ということも言えそうですが、
それはその通りで、
【そういったリスクと、経営においての
効率性を総合勘案】
して、会計入力の方針を決定してみるのも
良いかもしれません。
------------------
《本日の微粒子企業の心構え》
・会計においては、
クラウド会計が台頭しており、
インターネットバンキングや
クレジットカードの連携機能など
をフル活用することにより、
【圧倒的に会計処理が簡略できる】
ということを心得ておくべし。
・注目すべきは、税理士自身は
マネーフォワードを
取り入れていないものの、
顧問先については、割と
【マネーフォワードを利用している】
状況があるということ。
・経営において大切なのは、
適切に情報を取捨選択し、
【自社にとって有用な情報を
有効活用して経営の効率化を進める】
ということであるはず。
・どうしても従来の体制を壊す
ということは怖いものであるが、
そういった食わず嫌いを避けて、
まずは
【経営のために最も良い選択肢は
どのようなものがあるだろうか】
ということを考え、
【経営の前進】
を考えてみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。