2024年3月28日【求人のご案内】と【微粒子企業が進む道の再考】
もうすぐ3月も終わり。
一般的なところでは、3月は別れの月であり、
4月は出会いの月、というところでしょうか。
弊所においても、理念を共にして
一緒に仕事ができる仲間を募集しています。
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今回は経験の有無は問わず、
まずは理念への共感、同じ方向を向いて進むこと
ができる方、本気で経験を積み頑張ってくださる
方を広く募集しています。
このあたりはまた後日の記事に譲るとして…
ここから今日の本題です。
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■先日の記事の中で、
我が家の子どもたちが通うスクールの
【対話を大切にするという教育方針】
についてお話をさせていただきました。
<2024年3月26日卒業式から学ぶ
【経営の在り方・考え方】>
https://muratax.com/2024/03/26/7574/
それぞれの生活環境が異なる子どもたち
ですので、当然子どもたち同士の
関わりの中で、
【いろいろな意見や考えの食い違いが
出たりする】
というものです。
■そのような状況ではあるのですが、
一人ひとりの考えを聞き、
その発する言葉の背景を汲み取り、
それぞれがそれぞれを理解して対話を進め、
お互いが納得する中での解を求めていく。
そのような教育スタイルなんですね。
そしてこのスクールの理念から
学ぶべきことは本当に多く、
弊所において対話を重視しているというのは、
【実はこの理念から来ている】
こともあります。
■ここで大切なのが、弊所は
【同業他社である税理士事務所の経営とは
また少しズレた方向で進んでいる】
ということなんですね。
もちろんズレているということに関しては
良い面もあり悪い面もあるとは思うのですが、
結局のところ、そのような良し悪しと
いうものは、他社の比較に他ならない
わけで、決してそういった軸ではなく、
【何が本質なのか】
ということを見据え、
経営を考えていくことが大切なのではないか
と、私たちは考えています。
■そのような状況ですので、
【事務所を拡大する】
という方向でもないわけですし、
【利益さえ上がれば良い】
というわけでも当然ありません。
そういった点において、
通常の経営とは違った方向に進んでいる
とも言えるかもしれませんが、
それよりも何よりも大切なのが、
チーム一人ひとりの考えを汲み取り、
対話をし、それぞれが納得し合う形で
みんなでルール作りをして、
【全員で経営を進めていく】
ということなんですね。
■これこそが私たちが
重視しているところですので、
【その経営の成長ステージによっては、
契約をストップせざるを得ない】
こともあるかもしれません。
ごく一般的な税理士事務所だと、
そこに経験者を雇用し、
【その経験者が目先の業務を捌いていく】
ことにより、売上を作っていくと
いうことがあるのでしょうが、
弊所においてそのような方式で
やってしまうと、どうしても理念の共感
という部分が薄れてしまい、
【事務所全体の良い雰囲気が崩壊してしまう】
ような気がしてならないというところ。
(理念への共感のある経験者であれば、
もちろんそのようなことにはならない
とは思っています。)
■もちろん、
【そういった選択をすることによる
経営の弊害】
も多くあるのですが、
【それをどうにかして解決して
いかなければならない】
ということが、現状の私たちの問いかな
という状況です。
■ここで大切なのが、
【決して他社との比較を
しているわけではない】
ということなんですね。
もちろん、もっと効率よく売上や利益を
上げていくということもあるかもしれません。
しかしながら、それよりもまず大切に
しているのが、
【一人ひとりとの関わりであり、
対話であり、理念への共感】
なんですね。
このような点を蔑ろにしてまで、
新規の契約を狙っていったり、
売上や利益を作っていくということは、
私たちの経営上は考え切れないかな
というところです。
■どうしても、隣の芝は青く見えるもので、
つい他社との比較をしてしまうものですが、
【それが本当に自社にとっての
経営の進むべき道】
なのでしょうか。
どうしても、そのような
【比較をするというレンズを取り外す
ことは難しいこと】
もあるのかもしれませんが、
そのような行動を取らないことには、
結局のところ同業他社との競争に巻き込まれ、
【せっかくの良いカラーが濁ってしまう】
ということも考えられます。
今一度、自社の強みや重視している点を
見い出し、
【自社にとっての進むべき経営の道】
を考え、経営をより良い方向に進めて
いくことを考えてみてはいかがでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営を進める中で、
【同業他社と比較して「自社はどうあるべきか」
という軸で物事を判断してしまいがち】
になるもの。
・しかしながら、
【自社の目指すところ】
は一体どこなのだろうか。
これを的確にしておかないことには、
『芯のブレた経営』となってしまうであろう。
・どうしても他者(他社)との比較に
入ってしまいがちなものであるが、
真に大切なのは
【自社のあるべき経営の姿】
ではないだろうか。
・そのようなことを念頭に置いて、
今一度で自社の強みや経営の
目指すべきところを見据えて、
【自社にとっての真の経営の打つべき一手】
を模索してみてはいかがだろうか。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。