2020年6月22日クラウド会計についてのお話
おはようございます。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■今日からまた一週間のスタートですね。
一週間のスタートは、
福岡においては雲も少なく、
良い天気から始まりそうな感じ。
ということで、今日は雲つながりで
(かなり強引ですが…)、
今のトレンドである
【クラウド会計】
のことについて
お話ししていきたいと思います。
■私の顧問のお客様の会計の入力は、
【9割型がクラウド会計】
です。
残りの1割のお客様については、
年一度の単発の契約であったりという事情から、
会計ソフトにかかる経費面を考慮して、
クラウド会計ではなく、
買い切り型の弥生会計を利用しています。
では簡単に、
クラウド会計のことについてお話しましょう。
クラウド会計のメリットは、
一言で言えば、
【会計の入力が自動化される】
ということ。
もちろん完全に全てが自動化というわけには
いかないのですが、
現状においては、
かなりの入力業務を自動化することが
できています。
具体的に言えば、
・インターネットバンキングを使っている
普通預金のデータ
・クレジットカードのデータ
・売上でPayPalやスクエアといった
クレジットカード決済のシステムを
利用している状況だと、
そのクレジット売上のデータ
・交通系ICカードのデータ
・スターバックスカードなどの
電子マネーのデータ
こういったものが、
インターネットを通じて
自動的にデータを取り込むことができ、
これを一定のルールに従って
人工知能に覚えさせることにより、
自動的に会計の入力を
クラウド会計がしてくれる
というわけなんですよね。
■当然のことながら、
覚えさせ方にも決まりごとがあり、
その決まりごと通りに覚えさせないと、
せっかくのクラウド会計の
学習機能が活かせないことになります。
ただ、逆を言えば、
この学習機能を有効利用することにより、
かなり精度の高い会計のデータが
仕上がってくるんです。
時を重ねれば重ねるほど、
人工知能は学習を進めていきますので、
次第に会計が自動化されてくる
というようなイメージ。
以前の記事にも書かせていただいた
かもしれませんが、
おそらく、買い切り型の弥生会計
を使っていたことに比べ、
こういったインターネットを通じての取引が
自動取得できているお客様に関しては、
会計入力に費やす時間が
従来の半分ぐらいになっている
ケースもあります。
■会計を入力して、
儲かっているかどうかを把握することは
経営においてはすごく重要なこと
ではあるのですが、
この会計の入力をしている時間
そのものに関しては、
何ら生産性のある仕事ではなく、
できるだけ少ない時間で
進めていく必要があるでしょう。
税理士の私から言うのも切ないこと
なのですが、
経理の時間は経営者にとって、
結構無駄な時間ですもんね… (汗)。
従来の半分の時間で経理が終わる。
…ということから考えると、
最初は逆に設定などに時間がかかる
かもしれませんが、
クラウド会計で入力することに対して、
着手が早ければ早いほど、
圧倒的に大きな時間短縮につながることは
間違いなしです。
■もし今あなたが買い切り型のソフトを
使っているのであれば、
なるべく早い段階でクラウド会計に
移行されてみてはいかがでしょうか。
会計のことに関して言えば、
ある程度時流に乗っていくということも
大切なことなんです(^^)
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《本日の微粒子企業の心構え》
・クラウド会計で、従来の経理に費やす時間を
半分にすることができることも。
・微粒子企業にとって、時間は命。
経理のいわば無駄な時間は極力排除し、
できるだけ早期にクラウド会計に移るべし。
・クラウド会計への移行を機に、
インターネットを通じて取引を取得できる
お金の使い方をしてみよう。
経費の支払いをクレジットにするなどをして
なるべく現金を使うことを減らしていけば、
クラウド会計のメリットを多く享受できる。
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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。