2022年8月25日ガーシーの「死なばもろとも」を読んでみて
■先日のことですが、
ガーシーの
『死なばもろとも』
という今話題の書籍を読みました。
死なばもろとも
ガーシーについては
賛否両論あるかと思うのですが、
今回はその賛否を問う場ではなく、
ある意味社会現象として
世間を騒がせているガーシーについて、
もう少し深く知ってみたいなと思い、
この本を、手に取った次第です。
■『死なばもろとも』
というタイトルにも見られるように、
本人はいわば『背水の陣』で
現在のような行動を取っているように
見受けられました。
これこそがまさに、
以前の記事でも書かせていただいたこと
と同じようなもので、
人間追い詰められてしまえば、
これを解決するほかないため、
【否が応にでも
前に進む気力が湧いてくる】
というものなのでしょう。
<2022.8.21【極度の追い込まれ】から
生まれる逆転の発想>
https://muratax.com/2022/08/21/5539/
■これも繰り返しになりますが、
かく言う私自身も、
開業から1年から1年半経った頃に、
銀行融資が底を付く寸前
までの状態になり、
詳細はあえて述べませんが、
【その時はまさに死に物狂いで
その場を乗り切った】
というところ。
そして、この書籍の中には、
ガーシー自身がいわば
【裏切られた人に対して、
恐るべき勢いで反旗を翻していく】
というような感じで、
これこそがまさに
【死なばもろとも】
という心情なのでしょうね。
■ここで私なりの視点を持ったのが、
「世の中はやはり人と人との繋がりで
成り立っているんだなぁ」
ということ。
あまり詳細を語ると
ネタバレになってしまうため
遠回しに申し上げるのですが、
要は、
【人と人との繋がりで
人は成り立っているため、
そういった人との繋がりが絶たれる
ことになると、
あっという間に孤立することとなり、
その孤立が恐怖心を生む】
ように感じたところ。
■これも以前の記事でも書かせていただいた、
いわば『世間は狭い』とでも言いますか、
全国でも思わぬところで
『繋がり』が生じていて、
「人と人との繋がりを感じざるを得ないな」
というところです。
<2022.8.15「君の名は。」から見て取れる
微粒子企業の生き方>
https://muratax.com/2022/08/15/5521/
【良い噂は良い噂を呼ぶものであるし、
逆に悪い噂はやはり悪い噂を連鎖させる】
というもの。
「だから、良い行いをしましょう」
という薄っぺらいお話ではなく、
結局のところ『悪い噂』に関して言えば、
【人によってその対応などに変化を付け、
いわば八方美人とも言える
立ち居振る舞いをしている】
などということに起因している
ことが、往々にして見受けられます。
そのように振る舞っていると、
そういった行動は
たちまち世間に流布されてしまい、
【結果として自分自身が
立ち行かなくなってしまう】
ということに。
■そして往々にしてそれは、
経営者であれば『経営理念』
に直結しているのではないかと。
経営理念は、
【自分自身のそのビジネスに対する
想いの表れ】
ですので、
これが正義であればあるほど、
(正義の概念は人それぞれだと
思いますので、
あえて語りませんが。)
【正義の振る舞いをすることにより、
その正義が良く広く伝播し、
その正義の経営理念が浸透していく】
というもの。
逆に正義ではないもの…
今回で言うと
【人によって変化を付ける
立ち居振る舞いをする】
ことなどをしていると、
たちまちその言動が広がっていき、
それが結果として
【人の不信感を生んでしまう】
というものではないでしょうか。
■今回のガーシーの書籍については、
そういったいわば『正義ではない』
振る舞いをしている人にとっては、
【恐怖そのもの】
であるのではないかなと
感じたところ。
【怖いからを正義をもって振る舞う】
ということは本末転倒なのですが、
そもそもの経営理念として、
【周りの幸せに寄与しているか】
ということを基に、
経営に取り組むことがまず第一に
大切なのではないか
と私は感じているところです。
■どうしても、
経営が進んでいくと
経営がマンネリ化してしまい、
【気付かぬうちに
違った方向に進んでいる】
ということが往々にして見受けられます。
そういった意味においてはやはり
【定期的に自分を観測していくこと】
が必要なんでしょうね。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・結局は、
【人と人との繋がりにより
人は成り立っているもの】
と考えられる。
・良い噂は良い噂を生み、
悪い噂は悪い噂を生み、
あっという間に善悪が
世間によって区分けされるように
なってくるもの。
・ここで見直したいのが
【経営理念】。
経営理念が周りの人を幸せにするために
成り立っているとしたら、
それは自然と、
理念に基づく行動により
良い伝播を生んでいくのではないだろうか。
・経営理念をもって行動していても、
経営が進んでいくと知らぬ間に
マンネリ化してしまうもの。
そのような意味においては、
【定期的に自らを俯瞰し
定点観測をしていくこと】
が重要であると言える。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。